Social Media

取材記事の検索ができます 高校名入れてみてください


ご協力お願いします

  • Quickvoter

    Q.見聞録を見た私は

    高校サッカー部員です
    クラブユースにいます
    中学生です
    部員の保護者です
    サッカー指導者です
    高校サッカーファン!
    女子マネです


    -view results-

    by pentacom.jp

【特別掲載】第101回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

  • 決勝戦のスコア
    インテンシティとコンパクトネス。Japan's Wayを示してくれました。

kumazemi's favorite players new era

  • 岡山学芸館19番木下選手
    ポストコロナ2022から私がこの目で見た素敵な選手をご紹介いたします。

kumazemi's favorite players 2018

  • 帝京10番の選手
    2018年度の私が勝手に好きになった選手をあげていきます。

kumazemi's favorite players 2012

  • 修徳の14番
    1年のブランクに再開すべきか悩みましたが、やっぱりやります。

kumazemi's favorite players 2010

  • 明治学院の8番
    2010年、この企画も4期目に入りました。少しずつでも続けます。

kumazemi's favorite players 2009

  • 修徳11番宇都宮選手
    2009年私が将来性があってイケてて面白いと思った選手たちです。

kumazemi's favorite players 2008

  • 実践学園8番
    2008年は仕事の関係であまり取材に行けなかったです。

kumazemi's favorite players 2007

  • 繁澤選手(都三鷹)
    2007年、新人戦からインターハイ、選手権とずっと追いかけました。

kumazemi's favorite players 2006

  • 久留米20野村選手
    2006年夏から冬、私がグラウンドで出会えたすばらしい選手たちです。

【特別掲載】第85回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

  • 応援席に挨拶する盛商イレブン
    2007年1月8日の感動劇です。応援マネージャーはガッキーでした。

【特別掲載】第86回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

  • 終了のホイッスル
    流経大柏は半端じゃなかったです。大前選手あっぱれ。

Football Photo

  • 都城東8番の選手(2013年関東大会予選)
    私が撮影した高校サッカー写真集です。favorite playersも入ってます。

My Relaxation

  • お盆の駒沢公園
    心の趣くままに撮りとめたフォトブックです。息抜きしましょう。

Sanctuary

  • 新国立競技場
    数々の激闘が繰り広げられてきたみんなの思い出の場所です。

アクセスランキング

Powered by Six Apart
Member since 12/2006

2009年5月11日 (月)

修徳vs国士舘

Kumazemi Report 2009-05-10
平成21年度高校総体都大会1次(A)1回戦
都日野台高グラウンド(晴)
修徳   vs   国士舘
3
2 前半 2
1 後半 0
2

総体都大会一次トーナメントAブロック日野台会場第二試合です。観戦料払うべきではないかと思えるこの両校の対決、前半はパンチの応酬、後半は距離を測って一撃必殺を狙う、というような激しい展開でした。

始まってすぐでした。4分くらいでしょうか、国士舘がゴール正面やや左でのFKを直接叩き込んで先制します。

Img_6198

しかし、先制された修徳の攻撃も激しく、16分、右サイドでボールを受けた選手がタテに突破、上げた低めのクロスに7番の選手がボレーで突き刺し、同点となります。

Img_6213_2

とにかく両チームとも攻守の切り替えが速く、プレッシャーも激しく、攻めてたと思ったら一瞬で守備に回るという感じで、見てて凄みのある展開でした。

追いつかれた国士舘ですが、エースでキャプテンの11番の選手が精神的支柱なんでしょうね、みんな鼓舞し合いながら、これまた激しく攻撃を仕掛けます。そして24分でした。ゴールまでは距離があったたものの、浮き球に反応した国士舘6番の選手が思い切りよくボレー、アウトがかかったボールが修徳ゴール左隅に吸い込まれ2対1と勝ち越します。

すると今度はその直後の25分、早めに入れたロビングに6番の選手が国士舘GKが出てくる前にバックヘッド、そのボールが国士舘ゴールに吸い込まれ、あっという間に2対2の同点となります。

ここからまたゲームは激しさを増し、東京を代表する名門校同士の戦いは意地と意地のぶつかり合いの様を呈し、勝負は後半に持ち越されます。

Img_6248

後半はハーフタイムでの指示もあったかもしれませんが、打ち合いという感じではなくなるものの、それでもボールの奪い合い、1対1の攻防どれをとってもド迫力、サッカーにおいて「ボールを受けて前を向く」ことがこれほどまでに困難なことなのか、と唸ってしまいました。

すると国士舘ベンチが動き出し、8分、23分、26分と選手交代を敢行、修徳ベンチは対照的に動かないという状況の中、観ている誰もが延長とかPKに考えが及ばないような、両校の何が何でも決勝点となるであろう次の1点を「先に取る」という気迫を感じました。

しかし、ゲームは思いもよらぬ展開になります。後半33分くらいだったと思います。修徳が国士舘ゴール前に攻め入ったんですが、何か変な動き(遠くてよく見えなかったのですが、何か国士舘の選手がアウトオブプレーになったかのように止まったように見えました)から、ボールを拾った修徳の選手がそのまま蹴り込み、常に先行されていた修徳が3点目を取ってついにリードします。

何が起こったのかわからないのでこの件については触れるつもりはありませんが、名門の意地と意地がぶつかり合い、前半は激しい点の取り合いが展開され、後半は必死に守って1点を争う、というハラハラドキドキするいいゲームだったので、ちょっぴり残念な気持ちになってしまいました。

試合はこれが決勝点となって修徳が勝ちました。これで次戦は成立学園vs修徳ということになります(これも凄そうです・・・)。

2009年5月10日 (日)

成立学園vs都日野台

Kumazemi Report 2009-05-10
平成21年度高校総体都大会1次(A)1回戦
都日野台高グラウンド(晴)
成立学園   vs   都日野台
4
1 前半 0
3 後半 0
0

今日から総体都大会が始まりました。二次トーナメント進出枠は8。A~Hのブロック別に戦います。その中で、全国大会出場経験のある4校が入ったAブロックを見に都日野台高校に行ってきました。

関東大会予選では東海大菅生に延長戦の末0対1惜敗、今大会支部予選も二試合とも零封してきた都日野台が成立学園にどう挑むのか、組合せ見たときから行くと決めておりました。

その成立学園ですが、大型FW9番の選手を擁し、サイドチェンジを頻繁に行ってグラウンドを広く使い、サイドから仕掛ける時はほぼ必ずボール保持者を追い越して厚みのある攻撃を展開します。

都日野台は中盤構成力でまともに組み合わずにシンプルな攻撃を展開、高いテクニックとスピードを持つ10番の選手にいい向きでボールを供給しようと14番や9番の選手が動き回ります。前半7分には、この攻撃が功を奏して中央から突破を図り、あわやというシーンがありました。

Img_6165

総合力で上回る成立学園ですが、ここまでは攻撃面でやや最後の詰めに正確さを欠き、押しているものの決定的な場面をなかなか作れません。

そんな中の前半24分、都日野台が速攻を仕掛け、パスを受けた10番の選手がタテへ行くとみせかけて絶妙な右足アウトサイドでのパスを中央へ供給、これを受けた9番の選手がノートラップで、これも右足アウトにかけた見事なシュートを打ちます。私も思わず「入った!」と立ち上がりそうになったんですが、完全に成立学園GKの頭上を抜けたボールは、無情にもクロスバーを直撃、これは運がなかったとしか言いようがないシーンでした。

格上チームと戦ってて「やった!」と思ったシュートが、GKのファインセーブやこのようなクロスバーやポストに阻まれると、見てる方は「これはいけるぞ!」と思ったりするのですが、やってる方はこんなチャンスまたくるかな・・・なんて弱気になったりするんですよね。それぐらい強豪校がじわじわかけてくる圧力はすごいのです。

この直後の24分でした。成立学園が繰り返し仕掛けていた右サイド攻撃から高いクロスを入れ、このボールにトールタワー9番の選手が競り合いながら見事なヘッドを決め先制します。これはすごかったです。

Img_6169_2

先制された都日野台ですが、30分と36分にフィニッシュまで行く攻撃があり、34分の成立学園のこれまた右サイドからの攻撃で決定的場面もしのぎ、前半はこのまま終了します。

後半、点を取りに行かなければならない都日野台でしたが、10分に右ショートコーナーからヘッドで押し込まれ2点目を献上、14分にはこれまた右コーナーキックから10番の選手にヘディングシュートを決められ0対3、ここまでの3点すべてヘディングで決められてしまいました。確かに成立学園は背の高い選手が2枚揃っていますが、上背があるだけでヘッドで3点入れられるわけではないです。読み、体の使い方、空間認知力が優れているんですね。ならば、いいボールを上げさせないようにするしかないのですが、これでもかと繰り返す成立学園のサイド攻撃はボール保持者がスピードでタテを切り裂くだけでなく、後ろの選手が追い越していく中で展開されていきますので、防ぐには相当の瞬間スピードとこれを繰り返す持久力が要ります。

都日野台ベンチは28分に19番の選手を投入、ホームグラウンドで大勢の観戦者がいる中1点を奪いにいきますが、ややプレッシャーが甘くなってきたところを逆に突かれ、終了間際の40分にゴール前混戦からとどめの一発を決められ、4対0で成立学園が勝利いたしました。

駒沢補助で現在柏レイソルで活躍されている大津選手擁する成立学園見たとき、目ん球飛び出そうになりましたが、今日のヘッド3発も圧巻でした。さすがです。

敗れはしましたが、都日野台の戦い方は間違っていなかったと思います。東海大菅生、成立学園と上半期に公式戦で戦えたこの経験、選手権予選に生かせるかどうかはこれから約3ヶ月の練習にかかっています。がんばってください。

Kumazeminame

2009年5月 6日 (水)

帝京vs東京朝鮮

Kumazemi Report 2009-05-06
平成21年度関東大会東京予選決勝
駒沢第2球技場(晴)
帝京   vs   東京朝鮮
2
0 前半 0
2 後半 1
1

既に関東大会出場を決めている帝京と東京朝鮮が、春の東京チャンピオンの座をかけて駒第2球技場で対戦しました。

立ち上がりから、まさに決勝戦にふさわしい濃密な内容のサッカーが展開されていきます。前10分頃までにお互いにスルーパスからのシュートがありましたが、いずれもGKがセービングしました。両チームとも攻撃と守備の切り替えが非常に素早く、研ぎ澄まされた集中力でプレーしていることが観ている側にもひしひしと伝わってきます。

そんな中で主導権を握っていったのは帝京でした。相手への寄せのスピードが速く、東京朝の選手がボールを持つとあっという間に数的優位を作ってカットしていきます。前線でも2列目から選手がどんどん飛び出していき、クロスボールへのターゲットを多くしていました。前半22分の、左サイドからのボールに2人が飛び込むプレーは、ゴールにこそなりませんでしたが迫力のあるものでした。

次々と上がってくる帝京の選手に対応するため、どうしても引き気味になってしまった東京朝鮮でしたが、最終ラインでボールを奪ってからは前線の選手へテンポ良くつなぎます。10番、15番、16番の3人がキープしてタメを作り、活発に動く11番の選手などが追い越していく場面が見られました。23分にはその11番がセンタリングに合わせてヘディングしますが帝京GK内田君がキャッチ、25分には中盤でボールを奪取し16番から15番へスルーパスが出ますがオフサイドの判定となりました。主導権は握られているものの、決して受け身にはなりません。

P1090374

帝京は28分に右から11番がエリア内に侵入し、こぼれたボールを7番が詰めますがGKが防ぎます。また34分に東京朝鮮10番がドリブル突破から放ったシュートもGKに阻まれます。息つく暇もない前半は0-0で終わりました。

後半に入っても緊迫した流れは続きます。後半13分、相手のミスからボールを奪った東京朝鮮11番が左サイドを駆け上がる10番にパス、丁寧にシュートしますがGK内田君のファインセーブに阻まれました。試合が動いたのはその5分後のことです。

後半18分、ペナルティエリア内で浮いたボールを、帝京14番が倒れ込みながらうまくボレーシュートしてゴールへ突き刺しました。待望の先制点は帝京があげることとなりました。

東京朝鮮は直後の19分、ゴール正面からループシュートを放ちます。これはクロスバーを越えていきましたが、まず1点を取り返す、という気持ちの伝わってくるシュートでした。24分には右サイドでのパス交換から14番がシュートしますが、GK内田君が正面でキャッチしました。

ボールを持った相手への激しいプレッシャーを維持する帝京は、後半30分過ぎから怒濤の勢いで攻め込みます。コーナーキック、スルーパス、ミドルシュートなど様々な形で次々と東京朝鮮ゴールに襲いかかります。そして38分、9番がゴール右約45度から強烈なミドルシュートを撃つと、GKはこれを弾ききれずゴールへと吸い込まれていきました。残り時間わずかで帝京が2点リード。このまま試合は終わるかのように思われました。

しかし、東京朝鮮は最後までゴールに向かいます。40分に11番だったでしょうか、ゴール左からシュートを流し込み1点差に詰め寄りました。さらに猛攻は続き、さすがの帝京もこの勢いに押しこまれます。終了間際には右コーナーキックからファーサイドに絶妙なボールが上がりますが、帝京GK内田君がナイスキャッチで防ぎました。そしてタイムアップ。激戦の末に春の東京を制したのは帝京でした。

試合を通して安定していた帝京の守備は素晴らしいものでした。昨年選手権も経験したGK内田君の存在も大きいでしょうが、チーム全体が走り続けることを厭わず有機的に相手にプレッシャーをかけ続けるのには脱帽します。関東大会でもこのアグレッシブな守備を見せて欲しいものです。

東京朝鮮も敗れはしましたが、完成度の高いチームという印象を受けました。今日の試合終盤で見られたような、「ここだ!」という時の迫力ある攻撃は非常に魅力的です。今年も軸となるチームの1つとして、東京高校サッカーシーンを盛り上げてくれそうですね。

P1090385

2009年5月 4日 (月)

都田無vs専大附属

Kumazemi Report 2009-05-03
平成21年度高校総体地区予選南支部決勝
私立武蔵高グラウンド(曇)
都田無   vs   専大附属
2
1 前半 1
1 後半 0
1

総体南支部予選の都大会出場決定戦、私立武蔵会場です。それにしてもいいグラウンドですね。所用があってキックオフには間に合わなかったのですが、概ね8割以上は見ることができました。しかも、すばらしいゲームでした。

到着しましたらすでに専大附属が先制点を上げた後で、都田無が追う展開でした。専大附属の8番の選手は右サイドでボールを受けると、間合いを計りながら一気に加速、あっという間に突破して、きっちりクロスを入れてきます。見ててワクワクする選手でした。

対する都田無は専大附属のスピーディな動きにやや押され気味でしたが、全員がよく動き、全員攻撃全員守備といった感じのいいチームだなと思って見てました。特に16番の選手の危険察知能力は相当高く、鋭い読みとカバーリングがかなり効いていたと思います。

ゲームを優位に進めていた専大附属ですが、なかなか追加点が取れません。すると、前半半ばだったと思いますが、都田無が右コーナーキックのチャンスに、ファーにいた選手がヘディングで押しこみ、同点に追いつきます。サッカーでは、押されながらも凌いでいた方が、セットプレー決めて一気に盛り返すケースがよくありますが、このゲームも結果的にそういう展開になりました。

Img_61521対1の同点で折り返した後半、都田無は長身ドリブラー10番の選手が思いっきり暴れ出し、専大附属も止められない場面が続出します。10番に気を取られていると個人技があって反転が上手な14番の選手に嫌なところ突かれ、徐々に専大附属の出足が遅くなっていきます。これを感じ取ったか都田無は縦を急がず、きちんとボールをつなぐようになり、リズムがよくなります。

後半9分には都田無が同点弾と同じようにファー狙いコーナーキックからのヘディングシュートがクロスバーを叩く場面がありました。これは相当練習していて自信があるのでしょうね。

選手個々の技術、スピード、パワーで勝る専大附属ですが、10番の選手が右に左に縦横無尽に動くものの孤立したり無理な体勢からシュートを撃ったりと少し焦っているのかなと感じました。

Img_6153_2

都田無はすばらしかったのは、サボる選手がいると成立しない全員攻撃全員守備戦法を貫く姿勢です。この戦法を負けたら都大会に行けない試合で、しかも先制され追いつかなければならない展開でやるのですから、メンタルも相当強いチームと見ました。

このような流れの中、後半30分でした。都田無が右サイドから攻撃を仕掛け、7番の選手がミドルシュート、これをGKがキャッチしきれなかったところを11番の選手が押し込み、2点目が都田無に入ります。7番の選手が撃ったミドルは、最もGKの取りにくい位置でバウンドしました。

苦労しつつもイマジネーション豊かにゴール前まで攻め上がる専大附属に対して、難しいことしないのですが、シンプルにチャンスを作る都田無でした。あと、都田無はの10番の選手は自分の力に相当の自信持っていますね。自信あふれるアグレシヴなプレーは見ている者を引き付けます。

ゲームはこのまま2対1で都田無が勝利し、都大会の切符を手にしました。サッカーに“たられば”は禁物ですが、専大附属は前半にあのコーナーで追いつかれる前に、追加点が取れていたら、後半に一歩出足が遅くなることもなく、全く違う展開になっていたと思います。しかし、専大附属は個々の選手の能力は相当高く、運動量も豊富で、そのスピード生かした攻撃には一昨年の修徳を髣髴とさせる迫力がありました。正直、地区予選で敗退するようなチームではありません。

都田無の皆さん、都大会でも今日のような劣勢でも自分を見失わない、何事にも動じない淡々とした全員サッカー、ぜひ見せてください。

2009年5月 3日 (日)

都野津田vs都保谷

Kumazemi Report 2009-05-03
平成21年度高校総体地区予選南支部決勝
都杉並総合高グラウンド(晴)
都野津田   vs   都保谷
2
0 前半 1
1 後半 0
0 延前 0
1 延後 0
1

各地で開催されている総体支部予選から、南支部決勝の1つ、都野津田VS都保谷のリポートをお届けします。

前半立ち上がりから、保谷が主導権を握っていきます。中盤での効果的なプレッシャーが良く効き、野津田が前につなげようとするボールをことごとく奪い取り激しく攻め立てました。前半20分頃には2本続けてのミドルシュートもあり、得点の予感がし始めます。そして24分、左からのコーナーキックのクリアボールを拾った5番がミドルシュートをゴール左上に決め、保谷が待望の先制点を決めました。

追う形となった野津田は26分に18番がミドルシュートを放つなど、何度かシュートの場面がありましたが、保谷に中盤でうまく守られていたこともあり、流れを引き寄せることができません。前半はこのまま保谷1点リードで終わります。

保谷のシュートで幕を開けた後半も前半の流れが続くかと思われましたが、少しずつ中盤でボールを持てるようになってきた野津田が、攻撃にかける時間を増やしていきます。後半13分には、ゴール正面でパスを受けた9番が振り向きざまにシュートしますが、これは右に外れました。また、左サイドの3番にボールが良く渡り、そこを起点とした組み立てが目立つようになります。

保谷も攻撃の手は緩めません。15分、17分とキャプテン10番が左サイドを巧みにドリブル突破してチャンスを作ると、18分には右サイドのセンタリングから11番がシュートする形を作ります。左サイドの10番、右サイドの7番が次々と突破する攻撃は迫力満点でした。

保谷の厚みのある攻撃を、飛び出し判断の良いGKを中心に守り続けた野津田にチャンスが訪れたのは後半33分。左サイドで奮闘していた3番が中へ入れたボールからゴール前で混戦となり、そこから7番が同点ゴールを決めました。これでスコアは1-1、このまま延長戦に突入します。

延長戦は、お互いに勝利への気持ちが全面に出た激しい20分となりました。延長前半8分、保谷左サイド7番からの絶妙なセンタリングにファーサイドで合わせようとしますが、ここは野津田GKが腕を伸ばしてファインセーブ。延長後半4分には、野津田10番のフリーキックが高く巻いた弾道でゴール右上に向かいますが、今度は保谷GKがナイスセーブを見せる番でした。手に汗握る攻防が続いていきます。

均衡を破るゴールが生まれたのは延長後半8分のことでした。ハーフウェーライン付近からのロングボールに反応した野津田9番がディフェンスラインの裏へ飛び出すと、落ち着いたシュートでゴールネットを揺らします。保谷は残されたわずかな時間も諦めることなくゴールを目指しますが、スコアは動かぬまま試合終了のホイッスルが響きました。

P1090344

試合を通して緊張感の漂う、どちらが勝ってもおかしくない名勝負でした。野津田は総体都予選で、保谷は選手権地区予選で、より成長した姿を見られるのを楽しみにしています。素晴らしい試合をありがとうございました。

2009年4月29日 (水)

都大泉vs都深沢

Kumazemi Report 2009-04-29
平成21年度高校総体地区予選南支部2回戦
都大泉高グラウンド(晴)
都大泉   vs   都深沢
9
4 前半 0
5 後半 0
0

黄金週間、いかがお過ごしでしょうか。東京ではすでに総体予選が始まっていますが、その中で、新人戦5地区大会で、石神井戦のスコアレスドローを除いて、早大学院、堀越、東亜学園、私武蔵、都保谷の強豪を次々に破って優勝した都大泉を見ておきたいと思い、取材に行ってまいりました。

開始早々2分に都大泉は右ロビングから8番の選手がフリーでシュート(これは決めたかった!)を撃つなど、ゲームは序盤から都大泉が支配、都深沢は苦しい展開となります。都深沢のプレスがやや甘く、都大泉は楽に前を向いてプレーできるので、左サイドの9番の選手を多用しながら多彩な攻撃を仕掛けることができました。

Img_6111_2

都大泉の先制点は前半4分、すすっと抜け出した13番の選手が落ち着いて流し込みました。8分にはゴール前混戦から16番の選手が正面から決めて2対0、15分にはシュート気味の速い右クロスをGKがファンブルしてしまい3点目、25分には14番の選手がものすごいミドル決めて前半で4点差つけました。

不要不急なドリブルはせず、パスワークで相手を翻弄、特に奪ったボールをいったんFWに当てて、そのボールを大きくサイドに展開、そこに攻守の要とも言える9番の選手が駆け上がって強弱緩急をつけたクロスを供給、これは見事でした。

対する都深沢は2番の選手がやや孤立気味ながら果敢に中央突破を試み、前半34分には都大泉9番の選手が攻撃参加後にできる背後のスペースを、この日もっとも都深沢で輝いていた15番の選手が突き、そこへ絶妙なボールが供給され、この15番の選手がトラップしないでそのままダイレクトでシュート、惜しくもサイドネットでしたがすばらしい攻撃でした。

後半に入ってすぐ、都大泉はゴール前フリーだった9番の選手がシュートミスしてしまい決定機を逃しますが、この後は都深沢が盛り返していきます。後半4分、まともや都深沢15番の選手のミドルシュートから2本連続でコーナーキックを得るチャンスがありました。7分にも右コーナーキックから8番の選手がダイレクトでボレーを撃つなど、1点返すか!と思うような流れでした。

Img_6130

しかし、前半から守備に相当の時間を費やしてきた都深沢は後半12分に5点目を奪われてからは、1点返す余力がだんだんなくなっていきます。それでも、足をつってしまう選手も出たりする中、DF9番の選手は最後まで気力を振り絞って最終ラインで波のように押し寄せてくる都大泉攻撃陣に立ち向かっていましたし、15番の選手も後半は下がり目にポジションを取って守りを意識していました。一方的な展開となってしまった中、これは立派です。

ゲームは都大泉の大勝となりましたが、新人戦5地区無敗優勝はやはりダテではないです。本物です。また、楽しみなチームが出てきました。

Img_6122

kumazemi's favorite players 2009:都大泉の9番

Kumazeminame

2009年4月26日 (日)

帝京vs東海大菅生

Kumazemi Report 2009-04-26
平成21年度関東大会東京予選準決勝
清瀬内山グラウンド(晴)
帝京   vs   東海大菅生
0
0 前半 0
0 後半 0
0 延前 0
0 延後 0
0
3 PK 1

前日の雨もすっかり上がり晴れ渡る清瀬内山グラウンドにて、関東大会都予選準決勝が行われました。第1試合は帝京と東海大菅生の対戦です。

まずペースを握ったのは帝京でした。中盤から速い展開で前へとボールをつなぎ菅生ゴールに迫ります。8分には左サイドでポイントとなっていた14番のシュートもありました。押される形となった菅生はボールを奪ってからの素早いカウンターでチャンスをうかがっていきます。FW11番がロングボールの受け手となり奮戦しますが、帝京の堅い守備の前に思うようなプレーをさせてもらえません。守備が光っていたのは菅生も同じで、決定的な形は作らせませんでした。

帝京に大きなチャンスが訪れたのは前半30分のことでした。9番がスルーパスに走りGKと1対1となりシュート。ここは菅生GKのナイスセーブで得点とはなりませんでした。緊張感漂う攻防の前半は両者無得点のまま終わります。

P1090212

後半開始直後の1分、菅生に大チャンスが訪れます。センタリングを跳ね返されたこぼれ球をつないで入れたボールを、9番がDFと競り合いながらシュートします。放物線を描いてゴールへと向かったボールは無情にもクロスバーに跳ね返されました。

出だしに決定機を作った菅生でしたが、時間が経つにつれて帝京の厚い攻撃に押されていき、攻める帝京と守ってカウンター狙いの菅生、という構図が出来上がっていきました。帝京は6番が存在感を放つ中盤から次々とボールを入れてゴールをこじ開けようとしますが、菅生はセンターバック3番を中心に懸命なディフェンスで持ちこたえます。終盤に入ると、菅生が帝京ディフェンス裏に空いたスペースをどんどん狙い、どのプレーで点が入っても不思議ではない手に汗握る展開となりました。しかしそれでも得点は生まれず、延長戦へ突入します。

延長戦に入っても一進一退の攻防は続きます。延長後半10分にはゴール前での混戦から帝京のシュートがありましたが、この日大活躍の菅生GKが好セーブを見せて延長戦も終了。決着はPK戦に持ちこまれ、3-1で制した帝京が決勝進出を手にしました。

100分間の激闘の末にPK戦で勝者が決まったこの試合、実力の拮抗した2チームによる素晴らしい試合でした。最後まで集中力が切れることなく戦った選手達に拍手を贈らせて頂きたいと思います。

P1090199

2009年4月20日 (月)

東京朝鮮vs都三鷹

Kumazemi Report 2009-04-19
平成21年度関東大会東京予選3回戦
清瀬内山グラウンド(晴)
東京朝鮮   vs   都三鷹
2
1 前半 0
1 後半 0
0

晴天に恵まれた関東大会3回戦が清瀬内山グランドにて行われました。

試合開始直後から東京朝鮮はサイドを大きく使います。左右サイドバックが果敢に攻撃に参加、大きなサイドチェンジから切れ込む攻撃で都三鷹を揺さぶり、速くて精度の高いクロスで攻撃をく仕掛けます。

Img_3745

特に右サイドを7番の選手が、左サイドを8番の選手が、何れも前線の選手を追い越して攻撃参加、厚みのある攻撃を見せます。前半8分には、9番の選手を追い越した7番の選手に都三鷹DFがつられ、できたスペースへそのまま9番が切れ込んでシュートまで持ち込むシーンもありました。

東京朝鮮優勢で進んでいた前半10分、今度は左サイドのスペースに飛び込んだ11番へパスが通るとそのままシュート、きっちりインパクトされたボールが都三鷹ゴール右へ突き刺さり、東京朝鮮が先制します。

流れが掴めず我慢すべき時間に失点してしまった都三鷹ですが、東京朝鮮の少ないタッチで速くリズミカルなパス回しや、何度となく繰り返されるサイド攻撃に守備に割く時間が長くなり、、なかなかチャンスを作れません。結果的に前半はこのまま東京朝鮮1点リードで終了、都三鷹の前半26分と36分にチャンスがありましたが、何れも決定的なチャンスにはならず、前半は東京朝鮮に優位にゲームを運ばれる展開でした。

後半に入って、2分でした。1点を追う都三鷹が東京朝鮮ゴール前にボールを運び、ややゴール左のポジションからシュートに持ち込み、何とか流れを掴みたいところでしたが、攻撃力に勝る東京朝鮮が再び攻撃のアクセルを踏むと、またもや速くて精度の高いクロスでサイド攻撃を展開、都三鷹に流れを渡しません。

早めのタテ攻撃からチャンスの糸口を見つけようとする都三鷹でしたが、東京朝鮮はサイド展開、中央突破、そして速攻、遅行と多くの選択肢を有し、ついに後半16分、後半からゲームメークに冴えを見せ始めていた10番の選手が、ゴールを背にしてボールを受けながらも素早い反転からシュート、すると都三鷹DFの寄せも間に合わず、見事に三鷹ゴールに突き刺さり、リードしていた東京朝鮮が追加点を奪取しました。

この2点目は試合の流れからしてもかなり大きな得点となり、この後も東京朝鮮は攻撃の手を緩めず、三鷹陣地でのゲームを展開、集中を切らさない守備でゴールを脅かされる場面を作らせないまま、2対0で東京朝鮮が勝利しました。

東京朝鮮は高い個人技を持ち、さらに精度の高いパスサッカーができ、春先の新チームとしては完成度が高い感じを受けました。

Img_3778

東京朝鮮の次の相手は山下先生率いる都駒場です。一昨年選手権都大会でのあの試合のリベンジは、この都駒場に勝ってこそ果たせるという思いでしょう。この準決勝カードは両校によるすばらしいパフォーマンスを期待できそうです。

そういえばパク リョンイ君どうしてるかな。

2009年4月14日 (火)

都三鷹vs早稲田実業

Kumazemi Report 2009-04-12
平成21年度関東大会東京予選2回戦
実践学園高尾グラウンド(晴)
都三鷹   vs   早稲田実業
3
2 前半 0
1 後半 0
0

実践学園高尾グラウンドの第2試合、少し風が出てきた中で三鷹と早稲田実業の両イレブンが登場しました。

前半1分に三鷹6番のシュートで幕を開けた試合は、立ち上がり10分で大きく動きました。4分、三鷹7番からのスルーパスに抜け出した10番が落ち着いてシュートすると、早実GKが体に当てますがゴールへと転がり三鷹が先制します。続く9分には右からのコーナーキックに6番の選手だったでしょうか、ニアサイドで倒れ込みながらヘディングして三鷹が開始早々に2点のリードを奪いました。

いきなり追いかける形となってしまった早実は、両サイドからの攻撃でリズムをつかもうとボールを広く展開していきます。しかし三鷹の中盤の選手がディフェンスラインとの距離を近く保ち、スペースを与えないようにしていたこともあり、決定的な場面を作るまでには至りません。

三鷹は26分には中盤での流れるようなパスから7番のミドルシュートなど、良さが存分に発揮された前半でした。この7番の選手は攻撃の中心として活躍していましたが、見ていてワクワクさせてくれるようなアイディアのある選手でした。

後半に入ると早実が徐々に流れをつかんできます。後半6分、4番から長いスルーパスが出ると9番がペナルティエリア左からシュート。三鷹GKが足一本でナイスセーブを見せました。三鷹も3分、9分とシュートの場面がありましたが、こちらも飛び出し判断の良い早実GKのナイスセーブがありました。

後半16分、三鷹14番が倒されて得たPKを自ら決め、得点差を3とします。苦しい状況に追い込まれた早実イレブンでしたが、諦めることなくゴールを目指してのプレーを続けます。18分には右サイドからのセンタリングをファーの7番がシュート、20分には再び右からのボールをファーで狙うなど、クロスからファーサイドでの合わせを徹底していました。コーナーキックやロングスローからも良いボールが供給されるため脅威となっていましたが、この日はゴールまでつなげることはできません。試合はこのまま3-0で幕を下ろします。

序盤の2得点で大きく流れの決まったこの試合、早実としては持ち味を出し切れなかったところかもしれません。その状況でも最後まで前を向く姿勢というのは素晴らしいものです。

P1090013

取材:コータロー

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

思い出しますね、2007年度選手権Bブロック決勝。すごいゲームでした。山下先生が都駒場に移られ、香取新体制となった三鷹、上々のスタートを切りました。駒場と三鷹、今大会同じ側のブロックにいますね・・・

Kumazeminame

2009年4月13日 (月)

実践学園vsかえつ有明

Kumazemi Report 2009-04-12
平成21年度関東大会東京予選2回戦
実践学園高尾グラウンド(晴)
実践学園   vs   かえつ有明
1
0 前半 0
1 後半 0
0

やわらかな陽射しが心地良い、春の実践学園高尾グラウンドからのリポートです。

試合開始早々、かえつが4番のミドルシュートや連続でのコーナーキックでチャンスを作ります。実践も前へ前へという気持ちが見られ、両チームとも積極性が目立つ立ち上がりは、徐々に実践ペースとなっていきました。

19分には右サイドで7番から9番へパスがつながり、縦に切り込んだ9番がセンタリングから好機を演出すると、24分には再び右サイドからのクロスに、4番がハーフボレーでゴールを狙います。この2つのプレーにも関わっていた中盤の4番、7番がよく前線に飛び出すことで、実践に良い形が生まれていたような印象を受けました。

P1080995

押され気味のかえつは、ボールを奪ってから縦に速い展開で打開策を探りますが、ボールがなかなかつながらず耐える前半となります。また、実践の選手と比較して体格の小さい選手が多いためでしょうか、ショートコーナーを多用しますが、決定機は作れません。

29分、速いパス回しから実践6番がボールをゴールに流し込み先制かと思われますが、その前のプレーでファールがあり得点にはなりませんでした。これで得たFKはわずかに右に外れます。終始実践がペースを握っていた前半は無得点のまま終わりました。

後半に入っても流れは変わらず、押す実践と受けるかえつという構図が続きます。時間が経つにつれて疲れもあるのでしょうか、かえつはゴール前でフリーキックを与えることが多くなってきました。この流れは後半25分過ぎまで続きますが、スコアは0-0のまま動きません。

終盤に来て、これまで長く耐えていたかえつにチャンスが訪れます。まずは29分に11番が左サイドを突破してチャンスを生み出すと、33分にはキャプテン6番がシュート、さらに34分には再び6番がスルーパスからシュートを撃ちますが、実践GKがナイスセーブを見せました。対する実践も31分に19番がゴール正面やや左から巧く巻いたシュートでゴール右隅を狙いますが、ボールはわずかに外に飛びます。

激しく動き出したこの時間帯に勝負を決めたのは実践でした。35分、左からのボールを2番が押し込んで先制。これが決勝点となり実践が3回戦へ進出、帝京との対戦となりました。

かえつ、実践ともに新チームの初々しさが感じられましたが、その中にもチームカラーというのは出てくるものですね。夏、そして秋へとそれがより鮮明になっていくのでしょう。それを見守っていきたいと思います。

P1090001

取材:コータロー

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

かえつ有明がオール1年生で旋風巻き起こしてたあの時から3年経ったのか・・・私も3歳年をとったということですね。でも、高校サッカー追っかけてると1年あっという間で、老け込むヒマがないので、若くいられます。

Kumzeminame_2