都大泉vs都深沢
Kumazemi Report | 2009-04-29 |
平成21年度高校総体地区予選南支部2回戦 |
都大泉高グラウンド(晴) |
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黄金週間、いかがお過ごしでしょうか。東京ではすでに総体予選が始まっていますが、その中で、新人戦5地区大会で、石神井戦のスコアレスドローを除いて、早大学院、堀越、東亜学園、私武蔵、都保谷の強豪を次々に破って優勝した都大泉を見ておきたいと思い、取材に行ってまいりました。
開始早々2分に都大泉は右ロビングから8番の選手がフリーでシュート(これは決めたかった!)を撃つなど、ゲームは序盤から都大泉が支配、都深沢は苦しい展開となります。都深沢のプレスがやや甘く、都大泉は楽に前を向いてプレーできるので、左サイドの9番の選手を多用しながら多彩な攻撃を仕掛けることができました。
都大泉の先制点は前半4分、すすっと抜け出した13番の選手が落ち着いて流し込みました。8分にはゴール前混戦から16番の選手が正面から決めて2対0、15分にはシュート気味の速い右クロスをGKがファンブルしてしまい3点目、25分には14番の選手がものすごいミドル決めて前半で4点差つけました。
不要不急なドリブルはせず、パスワークで相手を翻弄、特に奪ったボールをいったんFWに当てて、そのボールを大きくサイドに展開、そこに攻守の要とも言える9番の選手が駆け上がって強弱緩急をつけたクロスを供給、これは見事でした。
対する都深沢は2番の選手がやや孤立気味ながら果敢に中央突破を試み、前半34分には都大泉9番の選手が攻撃参加後にできる背後のスペースを、この日もっとも都深沢で輝いていた15番の選手が突き、そこへ絶妙なボールが供給され、この15番の選手がトラップしないでそのままダイレクトでシュート、惜しくもサイドネットでしたがすばらしい攻撃でした。
後半に入ってすぐ、都大泉はゴール前フリーだった9番の選手がシュートミスしてしまい決定機を逃しますが、この後は都深沢が盛り返していきます。後半4分、まともや都深沢15番の選手のミドルシュートから2本連続でコーナーキックを得るチャンスがありました。7分にも右コーナーキックから8番の選手がダイレクトでボレーを撃つなど、1点返すか!と思うような流れでした。
しかし、前半から守備に相当の時間を費やしてきた都深沢は後半12分に5点目を奪われてからは、1点返す余力がだんだんなくなっていきます。それでも、足をつってしまう選手も出たりする中、DF9番の選手は最後まで気力を振り絞って最終ラインで波のように押し寄せてくる都大泉攻撃陣に立ち向かっていましたし、15番の選手も後半は下がり目にポジションを取って守りを意識していました。一方的な展開となってしまった中、これは立派です。
ゲームは都大泉の大勝となりましたが、新人戦5地区無敗優勝はやはりダテではないです。本物です。また、楽しみなチームが出てきました。
kumazemi's favorite players 2009:都大泉の9番
成徳はどうだったんでしょうか?相手とスコアも教えてください。
投稿: と | 2009年5月 3日 (日) 22:05
正則学園が東実に負けましたね。残念。
投稿: あたま | 2009年5月 3日 (日) 13:42