王国復活の期待を一身に背負った藤枝東でしたが、涙を飲みました。でも、決勝に駒を進めるだけでもすごいことです。
このスコア、誰が予想したでしょうか。私らがしたり顔で語るほどサッカーは単純ではありません。
このボールもしっかりインパクトするにはボールがやや高く弾みました。ここらあたりの紙一重のツキも流経大柏に流れていった気がしました。
インサイドで正確に狙ったシュートでしたが、この位置から撃たざるを得ないくらい流経大柏の守りはすばらしいものでした。
20番田口選手のとどめのボレーシュートです。まだ2年生、2008年度も楽しみですね。
準決勝、決勝の2試合で6ゴールです。相手が強くなればなるほどエースとしての役割を果たすすばらしい選手です。清水エスパルスでぜひFWの定位置を取ってほしいです。いや取ってくれるでしょう。
このタテへの突破があの大前選手の左足一振りのゴールを誘引しました。フィジカルも強いです。
この日は徹底的に押え込まれ、本人が一番悔しい思いをしたでしょう。これをバネに大学では一回りも二回りも大きくなってプロになってほしいです。
大前選手とタイプが異なりますが、強烈なFWです。特に一瞬で前を向く能力は高校生レベルではありません。足は本調子ではなかったと思いますがチームメートのために渾身のプレーを見せてくれました。
このチームの主将は本当大変だったと思います。このスーパーチームを慢心させずに引き締めてここまで持って来たのは彼のキャプテンシーによるものでしょう。
藤枝東10番河井選手を完封した海老原選手のミドルです。彼も小柄な方だと思いますが、そんなことサッカーには関係ないですね。
この決勝戦、国立競技場は48,000人の大観衆で埋まりました。もちろん満員です。当日券は開始2時間前には完売、入れなかった人もたくさんいたのではないでしょうか。高校サッカー人気は不滅です。