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【特別掲載】第101回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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【特別掲載】第85回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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2011年5月 4日 (水)

帝京vs國學院久我山

Kumazemi Report 2011-05-04
平成23年度関東大会東京予選準決勝
駒沢第2球技場(晴)
帝京   vs   國學院久我山
3
3 前半 0
0 後半 3
0 延前 0
0 延後 0
3
4 PK 2

関東大会東京予選準決勝です。快晴の駒沢第二には大勢のファンが詰めかけました。

序盤は、中盤を厚くした攻撃的布陣の帝京が速い出足でペースを掴み、久我山がやや受けに回る展開で進みます。久我山は、最終ラインでパスを回して、中盤の経由地を模索しますが、前述のとおり中盤を厚くしてプレスをかける帝京にことごとくコースを消され、苦しい展開となります。前半12分には、その久我山最終ラインの横パスを帝京9番の選手がカット、そのままシュートに持ち込まれる「らしくない」シーンもありました。

運動量と出足で上回る帝京は、7番の選手とスピードが武器の11番の選手が攻撃を織りなし、ときおりキャプテン6番の選手の強烈なミドルが絡みます。

そして前半26分でした。ニアを狙った左CKのこぼれ球を再度拾って折り返したところをヘッドで押し込み、帝京が先制します。この3分後には、ペナルティエリア左すぐ外で得たFKのチャンスに、帝京はまたも頭で押し込み、帝京は20分過ぎてセットプレーからあっという間に2点をもぎ取ります。

Img_1212

攻撃に緩急がつけられない久我山は、自陣マイボールでもFWもなかなか顔を出せず、流れを変えるプレーも息をひそめ、やや帝京の一方的な感じになってきます。

そして、前半終了間際の40分、帝京は粘った7番の選手が、敵陣中央でのワンツーから、そのままシュート決め、ちょっと早いですがダメ押しともとれる3点目を決め、帝京3点リードで前半を折り返します。久々の現場取材をこのゲームに狙いを絞っていた私は、予想外の展開に少し拍子抜けしていました。

しかし、後半はうって変わった真逆の展開になります。最終ラインに4人を配列した帝京に対し、中盤での優位性を取り返した久我山は、序盤二本のFKのチャンスの後の後半11分、速い縦パスに鋭く反応して抜け出した11番の選手がそのままシュートを決め、1点返します。決め方も決めた時間も、流れを掴むには申し分ないものでした。。

Img_1284

しかし、2点リードする帝京も、7番の選手を絡め、やや前掛かりの久我山にカウンターを仕掛けます。後半20分の11番の選手のインターセプトからの速攻は、最後惜しくも7番の選手が右のアウトに引っかけてしまいゴールにはならなかったのですが、さすがと思わせる攻撃でした。

後半に入って運動量も増え、スピードに変化をつけた攻撃を仕掛ける久我山は、この20分過ぎからの膠着状態でも帝京に流れを渡さず、後半34分、左サイドのショートパス交換から中央へ仕掛けたところでPKを獲得、これを決めて3対2と1点差に詰め寄ります。この時点で残り時間は6~7分、俄然ゲームは白熱してきます。

時計が刻々と進み、手元の時計で40分になったとき、帝京陣内バイタルエリア付近で高速ワンツーから久我山10番の選手が抜け出し、起死回生の同点弾を決め、ついに久我山が追いつきます。後半から3点差を追いかけ、もうゲームは終わるというところで、「これぞ久我山」というプレーが出ました。これは圧巻でした。

ゲームは延長に入りますが、延長では双方決め手を欠き、勝負の行方はPK戦となりましたが、先行の帝京が4対2で振り切り、決勝進出を決めました。

帝京は前半と後半で、何かいろいろ試してるような感もありましたが、それでも3対0から追いついた久我山の粘りはすばらしかったです。

春における東京の頂上決戦は、帝京対関東第一というカードになりました。

Kumazemi_new_rogo

2011年4月24日 (日)

帝京vs都東久留米総合

Kumazemi Report 2011-04-24
平成23年度関東大会東京予選準々決勝
駒沢補助競技場(晴)
帝京   vs   都東久留米総合
3
2 前半 0
1 後半 0
0

駒沢補助競技場での第1試合は帝京と都東久留米総合の対戦です。太陽が眩しいグラウンドに選手たちが登場すると、両校応援団から大きな拍手が贈られました。帝京のカナリアカラーに東久留米のスカイブルー、いつ見ても鮮やかなコントラストです。

前半5分、帝京がファーストチャンスをゴールに結びつけます。左からのコーナーキックをニアサイドで合わせると、ボールはゴール右隅へと吸い込まれました。 いきなり1点を追う展開となってしまった東久留米でしたが、中盤でボールを支配しじわじわと帝京ゴールへと攻めこんでいきます。7分に8番の選手がミドルシュートを試みると、10分には左サイドで10番、14番の選手の細かいパス交換で突破を図りました。この時間帯は左サイドからの攻撃が非常に目立ちましたが、その中心となっていたのが19番の選手。16、23分とペナルティエリア付近で相手ファールを誘いFKのチャンスを作り、また30分には右サイドから流れてきたボールをシュートするなど、前線でチームを盛り上げていきました。 31分、帝京は左サイドでのセットプレーからGKと競り合い、こぼれ球をシュート。一度はDFがブロックしますが、さらに押しこんで2点目を奪います。受身の時間が続いた帝京が少ないチャンスをしっかりとモノにしてリードを広げました。この後36分には東久留米が中盤右からのミドルシュート、39分には帝京がスルーパスからシュートをそれぞれ放ちますが、どちらもGKの好守に阻まれます。帝京2点リードでハーフタイムを迎えました。 Img_2939 後半立ち上がりの4分、東久留米は右サイドからボールを回して5番の選手がミドルシュート、これは帝京GKが防ぎます。このプレーに「前半と同じような展開になるかな」と感じましたが、その予想は外れることになりました。帝京が中盤でボールを奪うシーンが多くなり、東久留米攻撃陣はゴールに近づけないようになります。中盤での攻防が繰り返される時間が続きました。 東久留米は20分、何番の選手か見えなかったのですが、左サイドDFライン裏へと出たボールに反応して抜けだすと、走りこんできた帝京GKと交錯します。この接触プレーで負傷してしまったようで、交代となってしまいますが、膠着状態を打破する素晴らしいプレーでした。24分には東久留米8番の選手がカウンターからドリブルで一直線にゴールへと向かいます。これは帝京10番の選手が体を上手く寄せてボールを奪いました。 後半28分に今度は帝京が見せ場を作ります。中央の7番の選手が左サイドからのボールを見事な胸トラップで捌き、そのままDFをかわしてシュート。観客席から歓声が上がります。そして31分、6番の選手が左サイドからペナルティエリア内へ切りこみ、右サイドへとボールが流れると、14番の選手が見事なシュートでゴールネットを揺らしました。 Img_2965 試合はこのままスコア動かず、帝京が3-0で準決勝進出となりました。毎年感じることですが、ボールを持った相手を2、3人で囲みに行く迫力はさすがの一言に尽きます。準決勝の相手は國學院久我山。壮絶な中盤でのせめぎ合いになりそうです。 都東久留米総合はこの試合こそ無得点に終わったものの、前線のタレントの豊富さにはいつもながら驚かされます。狭いエリアでも確実にボールをつないでくるテクニックを持った選手たちが披露する、魅力的なサッカーを今年も楽しみたいと思います。 取材:コータロー

2011年4月17日 (日)

都駒場vs都野津田

Kumazemi Report 2011-04-17
平成23年度関東大会東京予選2回戦
駒沢(晴)
都駒場   vs   都野津田
7
2 前半 0
5 後半 1
1

ようやく春らしくなってきた東京。今年も高校サッカーシーズンが本格的に始まりました。TEAM kumazemiも遅ればせながら2回戦から今年度の取材スタートです。多くの観客が集まった駒沢第2球技場で、昨年度選手権出場の都駒場に都野津田が挑みました。

立ち上がりから両チームともゴールに迫ります。都駒場は6分に6番の選手が右サイドから中へ切り込んでDF2人をかわしてのシュート。都野津田は7分に10番、7番の選手がワンツーで左サイドを突破、また9分には7番の選手からのボールに20番の選手がペナルティエリア内へ走りこみますが、上手くコントロールできずシュートは打てません。12分、都駒場は左サイドのドリブル突破から、ゴールポスト近くまで深く入り込んでシュート。一度はGKがセーブしますが、こぼれ球を6番の選手が押しこんで先制点を奪います。

都野津田はDFラインからしっかりとパスをつないでの攻撃で同点弾を狙いにいきます。ボランチ10番の選手が中心となり、7番、20番の選手がよく顔を出して都駒場の中盤でのプレッシャーをかいくぐります。また、ハーフウェーライン付近からDFライン裏へ対角線方向に出るパスが効果的で、都駒場守備陣を慌てさせる場面も何度か見られました。20分には中盤から鋭く出たスルーパスに7番の選手が抜け出しGKと1対1に。しかし都駒場GKが落ち着いたセービングで得点を許しません。 25分、都駒場に追加点が生まれます。再び左サイドを突破すると、ゴール正面まで持ち込んでシュート。ボールはクリアしようとしたDFに当たってゴール内へと転がって行きました。1点目の場面もそうでしたが、ボールがサイドに渡ってからのスピード感は非常に迫力あるものでした。前半は都駒場のこの2点のリードで終わります。 Img_2697 後半始まってすぐの3分、都駒場11番の選手が約25mの見事なシュートをゴール左隅へと突き刺します。都野津田は直後に2度のチャンスを迎え、また10分には7番の選手がDFライン裏へと抜け出すもオフサイドと、ゴールへと向かいますが得点差を詰めるまでには至りません。すると14分には再び都駒場11番の選手が得点、続けて15分にはコーナーキックからのこぼれ球を5番の選手がゴール正面から決めます。さらに18分にはカウンターから11番の選手がハットトリックとなるゴールでスコアを6-0としました。

大活躍の11番の選手は、キレのあるフェイントから抜群のスピードであっという間に相手を置き去りにするプレーで大いに会場を沸かせました。 差を広げられてしまった都野津田ですが、自分たちのサッカーで1点でも取り返そうという姿勢が伝わってきます。ゴール前まではパスが繋がっていくのですが、最終ラインでの都駒場のタイトなディフェンスに阻まれ、なかなかフィニッシュまで持ち込めません。

それでも37分には10番の選手が右サイドから仕掛けて中へパス、1人スルーして7番の選手がシュートと良い形を見せると、38分には1点を返すことに成功します。試合終了間際には都駒場が得点し、試合は合計7-1で都駒場が勝利しました。 Img_2711 都駒場はチャンスをしっかり決めて試合を優位に進めていました。昨年度に続く選手権出場は当然狙っているでしょうから、ここから秋に向けての伸びを見ていきたいですね。得点差が大きくついての敗戦となってしまった都野津田でしたが、会場から「おおっ!」と歓声が上がるプレーが何度もありました。こちらもここからの成長が楽しみなチームです。

グラウンドで一生懸命プレーする選手の皆様、応援するチーム関係者、保護者、東京高校サッカーファンの皆様を、今年もTEAM kumazemiでささやかながらでも盛り上げていきたい。改めてそう感じさせてもらいました。ありがとうございます。 取材:コータロー