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【特別掲載】第101回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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【特別掲載】第85回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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【特別掲載】第86回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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2015年9月21日 (月)

都日野台vs大成

Kumazemi Report 2015-09-19
第94回選手権東京都大会Bブロック2回戦
駒沢第二球技場(晴)
都日野台   vs   大成
4
2 前半 1
1 後半 2
0 延前 0
1 延後 1
4
5 PK 3

秋の強い日差しと心地よい風に包まれた駒沢第2球技場にて、日野台と大成の都大会2回戦が行われました。

試合開始後の激しいボールの奪い合いと思いきや、大成は左サイドから持ち込むと相手DFライン裏へのパスに中央から走り込んだ大成9番の選手がこれに合わせて先制点をあっという間に奪います。さらに前半3分には大成3番から5番へ出したラストパスをそのままシュート態勢に持ち込みますが、これは惜しくもオフサイド。このように俄然、立ち上がりは大成ペースで幕を開けました。

前半7分、これまでペースを掴みきれないでいた日野台がカウンター気味に攻撃を仕掛け、右サイドから18番の選手が中央へ切れ込むと、ペナルティエリア付近で10番の選手へ繋ぎ、ここから相手DFを交わしてシュートを決めて日野台が同点に追いつきます。 続く前半14分にもゴール前の競り合いから大成DFがこぼしたボールにきっちり反応した日野台が冷静に蹴り込んで瞬く間に逆転します。

このように前半は、流れは大成なのですが、日野台の固い守備になかなか決め手を作る事が出来ないところを、チャンスを確実に日野台が決めていくという展開になりました。前半30分には大成7番の選手が左サイドから早いパスワークで日野台DFを抜き去り中央5番の選手へラストパスを通してシュートにつなげますが、ボールはゴールマウス左へ逸れてしまいます。前半はこのまま日野台の1点リードで後半へ折り返しとなりました。

後半の立ち上がりは膠着状態が続きます。そして後半15分、大成が同点ゴールを叩き込み試合を振り出しに戻すと、ここから試合は一気に白熱していきます。

後半20分を経過すると日野台の運動量が少し落ちはじめますが、選手の気持ちはまったく切れません。対する大成は前半から反復してきた相手の裏を取る戦術を繰り返し、後半26分には相手DFの裏へ走り込んだ大成18番の選手シュートに持ち込みますが、これは日野台GKのファインセーブに阻まれます。

後半33分には。今度は日野台11番の選手がゴール前で相手GKのこぼしたボールを無人となったゴールへ落ち着いて流し込み逆転に成功します。

Img_2877このまま試合は終了かと思われたアディショナルタイム4分、ラストプレーとなった大成のFKのチャンスに6番の選手がゴール右隅に突き刺さる起死回生の同点シュートを決め、試合は延長戦へ突入します。

Img_2883

延長戦では延長後半1分に大成14番の選手がペナルティエリア左からシュートを決めて再びリードとするも、延長後半8分に今度は日野台11番がゴール前へ走り込んで相手GKを交わして同点弾を決め、同点に追いつきます。

これを死闘と言わずに何と表現すればいいのでしょうか。しかし、両校の凄まじい攻防もこの後にゴールは生まれず4対4のまま遂にタイムアップ、運命のPK戦となります。結果、そのPK戦は日野台に勝利の女神が微笑むこととなりました。

後半の疲労蓄積が目立ち始めた頃から日野台GKの神がかったファインセーブの連発に大成はやや流れを掴み損ねた感がありましたが、両者の技術、走力、精神力が激しくぶつかり合った試合は大変見ごたえのある2回戦となりました。

取材:ぬまちちぶ

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2015年9月20日 (日)

関東第一vs創価

Kumazemi Report 2015-09-20
第94回選手権東京都大会Aブロック2回戦
駒沢第二球技場(晴)
関東第一   vs   創価
3
0 前半 0
3 後半 0
0

昨日19日から2回戦が始まり、きょう20日は横綱関東第一の登場です。この横綱に挑戦するの一次予選無失点の古豪創価です。長きにわたって高校サッカーを観てる方には創価と言えば朝岡兄弟ということになりますね。

さて、試合の方は静かな立ち上がりだったものの開始3分で2回のCKを得るなど、関東第一優勢で進みます。対する創価は徹底した守備陣形を採り、カウンター攻撃に活路を見出す戦術です。トーナメントにおけるこのような戦い方は正攻法とも言え、そこを実力に勝るチームはどう攻略して得点するかもサッカーの見どころです(しばしば東南アジアのチームに苦戦する日本代表にも同じこと言え、このままだと代表戦の視聴率は下がります)。ここを関東第一はさすが横綱、全員守備でマークをずらさずスペースを与えてくれない相手に、強引なプレーや無理強いせずにボールを動かし、じわじわチャンスを窺います。

私もサッカーやってたのでわかるのですが、本来ゴールを奪うスポーツであるサッカーにおいてあまりにも守ってる時間が長いと精神的疲労度は倍増します。しかし創価は組み合わせが決まってからこの一戦に向けて相当トレーニングを積んできたのでしょう、そんな疲れは感じさせずに約束事をやり抜き、セットプレー含めて危ない場面はあったものの前半折り返し無失点を完遂します。特に関東第一攻撃のポイントである左サイド7番の選手に決定的な仕事をさせませんでした。

後半は、創価がこの戦術を最後までやり切れるのか、関東第一がどういう戦術で打開を図りに来るのかが見どころになります。 後半の関東第一は、開始早々1分、2分、3分と立て続けにCKを獲得、9分と10分にも連続でCKを得ますが、ここは創価がしのぎます。関東第一の前線の選手はあまりぐるぐる動くタイプではなく、ペナルティエリア付近でボール受けては一瞬でゴールハンターと化すというような感じを受けました。 このような流れの中の関東第一後半6発目のCKでした。これをニアサイドに合わせ、そこに飛び込んできた7番の選手がヘッドで流し込み、ついに均衡が破れます。

Img_4946

ここまで中盤で深追いせず、カバーリングも徹底してスペースを与えない戦術を貫いてきた創価でしたが、この戦術が機能しないセットプレーでやられてしまいました。しかも、前半注意に注意を重ねていい仕事をさせてこなかった7番の選手に決められてしまったのが痛かったです。 これで吹っ切れたか関東第一の動きはよりリズミカルになり、後半21分には右からのセンタリングにややファーサイドでボールの処理がルーズになったところを7番の選手が拾ってシュートを決め2対0、後半27分には創価ゴール前中央から11番の選手が抜けだして落ち着いて決めて3点目が入り、勝負が決しました。

Img_4958

いくら横綱とはいえ、選手権予選初戦かつ相手は金星狙って捨て身で向かってくる中、多少は硬くなったり焦ったりするものですが全く動じませんでした。さすがインターハイ4強です。今日の試合でもけが人はでなかったようですし、良いコンディション維持して全国制覇目指してがんばってください。

敗れた創価ですが、今日の展開で相手にそこそこの数のCKを献上してしまうのは仕方ありません。ただ、連続でくらい、かつ横綱がショートコーナーにファーサイド、ニアサイドと毎回変化をつけ出してきたところでの失点でしたので、守備陣に微妙な迷いが生じたのかもしれません。 これで代が変わって新人戦が始まりますね。またいいチーム作って都大会に出てきてください。

Kumazemi_new_rogo

2015年9月14日 (月)

暁星vs都狛江

Kumazemi Report 2015-09-13
第94回選手権東京都大会Bブロック1回戦
早大東伏見グランド(曇)
暁星   vs   都狛江
2
0 前半 0
2 後半 0
0

都小松川vs学芸大附属の前に行われた試合です。後半からの観戦となりましたので少しだけ記事を書きます。この試合は総体都大会8強の暁星が一次予選を無失点で勝ち上がった都狛江を迎え撃つという試合でした。

私が到着したのは後半の初めの方でしたが、この時点では0対0でした。私が見た感じでもスコア通りほぼ互角の展開、というより都狛江の圧力の方が少し強く感じるくらいでした。

しかし、名門はそう簡単には決定機を作らせず、ボクシングで言うところの防御をしっかりして打たせておいて一発を狙うような感もありました。

すると観戦始めて10分が経過したころ、暁星はピッチをワイドに使った揺さぶりから左に展開、受けた選手がこのサイドをゴールに向かって一気にドリブル突破を試みますが、都狛江GKが前に出るのを一瞬躊躇したように見えた瞬間に追っていた都狛江DFが痛恨のファウル、暁星がPKを獲得します。私があまり無責任なことは申し上げると怒られるかもしれませんが、あの場面での都狛江DFの選手のとっさの判断は仕方がなかったと思います。

Img_4727_2

暁星はこのPKを9番の選手がきっちり決め、均衡を破ります。

この得点のあとの暁星の選手の喜びようを見て、ここまで都狛江に相当苦しめられていたんだなと思いました。 しかし、ゲームの方はこの直後にも8番の選手が突き放す2点目を決めた暁星が最後は底力を見せて都狛江を振り切りました。

名門相手に終盤まで互角の戦いを演じた都狛江の奮闘には私は大きな拍手を送りたいです。

他会場では都三鷹中等教育や修徳が敗れる中、Bブロックででは今日勝った暁星が次戦で早くも國學院久我山と当たります。その他に帝京vs東海大菅生や駿台学園vs東京朝鮮といった準々決勝準決勝なみのカードもありますので、お時間ある方ぜひ会場に足を運んでください。

なお。くれぐれも直にグラウンドで観戦できる会場では、前に出すぎて副審の邪魔をすることのないようご配慮お願い申し上げます。

Kumazemi_new_rogo

2015年9月13日 (日)

都小松川vs学芸大附

Kumazemi Report 2015-09-13
第94回選手権東京都大会Aブロック1回戦
早大東伏見グランド(曇)
都小松川   vs   学芸大附
6
2 前半 1
4 後半 1
2

第94回全国選手権の都大会が始まりました。私はこのブログの原点とも言える早大東伏見グラウンドに行ってまいりました。

Img_4770_4都小松川の中盤の選手たちは非常に技術力が高く、正確なボールコントロールにダイレクトプレーを多用する攻撃を仕掛け、対する学芸大附属は異次元のプレーで次々とチャンスを創る10番の選手を中心に攻撃を組み立てます。

前半の私は学芸大附属のスピードのある8番の選手の再度の突破と都小松川は運動量豊富な左サイド6番の選手をマークしながら観戦していました。

このような中、前半18分、ペナルティエリアすぐ左外でFKを得た都小松川がFW11番の選手のクイックプレーからニアサイドに走り込んだ9番の選手が合わせてゴール右隅に蹴り込んで先制します。これは相当練習していたプレーではないでしょうか、その場の意思確認で決まるゴールではなかったです。

Img_4801勢いに乗った都小松川は前半34分にも右サイドでのボールの奪い合いから大きく逆サイドへ展開、そこに走り込んでボールを受けた11番の選手が強引にシュート、ボールは相手選手に当たりながら大きな弧を描いてゴールに吸い込まれて2対0となります。

これで勝負の流れは決まったかと思った直後の37分、学芸大附属の異次元プレーヤー10番の選手が巧みなドリブルにで都小松川守備陣は翻弄、さらにここしかないという縦パスを通し、受けた4番の選手が抜け出してシュートを決め、1点差に迫ります。

Img_4805このゴールで1点差のまま前半は終了します。

後半は追い上げムードの学芸大附属の方がいい感じの入りでしたが、都小松川は開始3分の左CKにファーサイドにいた2番の選手に押し込み、再び2点差をつけます。

それでもあきらめない学芸大附属は10番の選手がプレーでも声でもメンバーを鼓舞、激しく都小松川ゴールに迫ります。そして後半13分、この10番の選手が粘りのボールキープから左足を振り抜いて正確な弾道のボールを8番の選手に供給、これをドンピシャヘッドで突き刺して再び1点差に詰め寄ります。

普通この流れだと逃げる都小松川の方が苦しくなるものですが、よほど攻撃力に自信があるのでしょう、選手は慌てることなく、冷静に自分たちのプレーをやり続けます。そして後半16分に9番の選手が再び突き放す4点目、後がなくなって前掛かりになった学芸大附属に対して36分に5点目、さらに終了間際の40+2分に9番の選手が6点目を決めて都小松川が6対2で勝利しました。

結果論ですが、学芸大附属は後半いい感じでゲームに入った直後にセットプレーから押し込まれた3点目が痛かったのではないかと思いました。後半中ごろまで1点差で進んでいたらゲームは違う展開になっていたかもしれません。

とはいえ高い技術力にダイレクトプレーを多用したリズミカルな展開を繰り出す都小松川ははっきり申し上げて強いです。守備の確認を徹底すれば間違いなく台風の目になる存在だと思いました。都小松川のみなさん、次戦もがんばってください。そして学芸大附属の2年生の皆さん、新人戦で上位に入ってください。

Kumazemi_new_rogo

2015年8月16日 (日)

杉並学院vs日本ウェルネス

Kumazemi Report 2015-08-16
第94回全国選手権東京大会12ブロック予選
桐朋高校グラウンド(晴)
杉並学院   vs   日本ウェルネス
6
3 前半 0
3 後半 0
0

高校サッカーファンの皆様、ご無沙汰しております。私kumazemi、ここ数年仕事に忙殺されてサボっておりましたが、今夏現場に戻ってまいりました。あらためましてどうぞよろしくお願いいたします。 その復活取材第一弾は桐朋高校会場で行われました杉並学院高校vs日本ウェルネス高校の一戦です。

キックオフ前の練習ではリラックスムードの日本ウェルネスに対して杉並学院は統率取れた練習でややピリピリムードが漂っていました。

試合の方は序盤から速いプレスと豊富な運動量で杉並学院がペースを握ります。その杉並学院は長身でポストプレーの上手いFW10番の選手に4、7、6、8の選手が絡んで攻撃を組み立てます。特に6番の選手の運動量には目を見張るものがあり、まさにダイナモと言える活躍を見せてくれました。

対する日本ウェルネスは杉並学院の速いプレスに苦労しながらも右サイドウィンガータイプの俊足の選手からサイド攻撃をうかがいます。 このような展開の中、前半9分に杉並学院10番から中央で横パスを受けた8番の選手が日本ウェルネスDFを引き付けて数的優位になっていたファーサイドにいた13番の選手に決定的なパスを供給、これをこの選手がきっちり押し込み杉並学院が先制します。

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その後もペースを握った杉並学院の猛攻は続き、16分に相手のミスを突いて中央からシュート、一度はGKが弾きますがこぼれ球をエース10番の選手が押し込んで2対0となります。球際で劣勢に立たされた日本ウェルネスも何とか10番の選手にいいボールを供給したいのですが、この10番の選手と供給サイドの8、11番の選手の間に距離があり、なかなか決定機を作れません。

そして前半20分には左サイドのタメから中央へ展開して3番の選手が押し込んで杉並学院が3対0とし、このまま前半が終了します。 後半に入っても運動量の落ちない6番の選手がそのスピーディなプレーでゲームを引き締め、後半13分に4番の選手のボレーが決まり4対0となります。

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この後も攻撃の手を緩めない杉並学院は2人の選手交代を行った直後とアディショナルタイムにも10番の選手のポストプレーからゴールを奪い、6対0で完勝しました。 杉並学院はGKのコーチングも良く、苦しいときに声を出し合って何とか足を止めないでプレーしようというひたむきさが感じられ、まとまったいいチームだなという印象を受けました。

敗れた日本ウェルネスも苦しい展開が続きながらもあきらめることなく最後まで杉並学院サイドディフェンダーの裏を狙う攻撃を執拗にトライしていました。すごく楽しそうなサッカー部なので新人戦がんばってほしいです。

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