都駒場vs都野津田
Kumazemi Report | 2011-04-17 |
平成23年度関東大会東京予選2回戦 |
駒沢(晴) |
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ようやく春らしくなってきた東京。今年も高校サッカーシーズンが本格的に始まりました。TEAM kumazemiも遅ればせながら2回戦から今年度の取材スタートです。多くの観客が集まった駒沢第2球技場で、昨年度選手権出場の都駒場に都野津田が挑みました。
立ち上がりから両チームともゴールに迫ります。都駒場は6分に6番の選手が右サイドから中へ切り込んでDF2人をかわしてのシュート。都野津田は7分に10番、7番の選手がワンツーで左サイドを突破、また9分には7番の選手からのボールに20番の選手がペナルティエリア内へ走りこみますが、上手くコントロールできずシュートは打てません。12分、都駒場は左サイドのドリブル突破から、ゴールポスト近くまで深く入り込んでシュート。一度はGKがセーブしますが、こぼれ球を6番の選手が押しこんで先制点を奪います。
都野津田はDFラインからしっかりとパスをつないでの攻撃で同点弾を狙いにいきます。ボランチ10番の選手が中心となり、7番、20番の選手がよく顔を出して都駒場の中盤でのプレッシャーをかいくぐります。また、ハーフウェーライン付近からDFライン裏へ対角線方向に出るパスが効果的で、都駒場守備陣を慌てさせる場面も何度か見られました。20分には中盤から鋭く出たスルーパスに7番の選手が抜け出しGKと1対1に。しかし都駒場GKが落ち着いたセービングで得点を許しません。 25分、都駒場に追加点が生まれます。再び左サイドを突破すると、ゴール正面まで持ち込んでシュート。ボールはクリアしようとしたDFに当たってゴール内へと転がって行きました。1点目の場面もそうでしたが、ボールがサイドに渡ってからのスピード感は非常に迫力あるものでした。前半は都駒場のこの2点のリードで終わります。 後半始まってすぐの3分、都駒場11番の選手が約25mの見事なシュートをゴール左隅へと突き刺します。都野津田は直後に2度のチャンスを迎え、また10分には7番の選手がDFライン裏へと抜け出すもオフサイドと、ゴールへと向かいますが得点差を詰めるまでには至りません。すると14分には再び都駒場11番の選手が得点、続けて15分にはコーナーキックからのこぼれ球を5番の選手がゴール正面から決めます。さらに18分にはカウンターから11番の選手がハットトリックとなるゴールでスコアを6-0としました。
大活躍の11番の選手は、キレのあるフェイントから抜群のスピードであっという間に相手を置き去りにするプレーで大いに会場を沸かせました。 差を広げられてしまった都野津田ですが、自分たちのサッカーで1点でも取り返そうという姿勢が伝わってきます。ゴール前まではパスが繋がっていくのですが、最終ラインでの都駒場のタイトなディフェンスに阻まれ、なかなかフィニッシュまで持ち込めません。
それでも37分には10番の選手が右サイドから仕掛けて中へパス、1人スルーして7番の選手がシュートと良い形を見せると、38分には1点を返すことに成功します。試合終了間際には都駒場が得点し、試合は合計7-1で都駒場が勝利しました。 都駒場はチャンスをしっかり決めて試合を優位に進めていました。昨年度に続く選手権出場は当然狙っているでしょうから、ここから秋に向けての伸びを見ていきたいですね。得点差が大きくついての敗戦となってしまった都野津田でしたが、会場から「おおっ!」と歓声が上がるプレーが何度もありました。こちらもここからの成長が楽しみなチームです。
グラウンドで一生懸命プレーする選手の皆様、応援するチーム関係者、保護者、東京高校サッカーファンの皆様を、今年もTEAM kumazemiでささやかながらでも盛り上げていきたい。改めてそう感じさせてもらいました。ありがとうございます。 取材:コータロー
東京の高校サッカー大好き親父様
コメントありがとうございます。しばしのご無沙汰、お許し下さい。
私たちTeam-kumazemiはみな元気です!
高校サッカーの熱さに比べれば、今夏予定される節電による冷房なしの電車も何てことないです!(って言っても汗だらだらでしょうね・・・)
これからTeam-kumazemiそれぞれが思いを胸に、せっせと会場に出向きますのでよろしくお願いします。
関係ないですが、駒沢に面白い韓国料理店見つけました!
投稿: 東京の高校サッカー大好き親父様 <kumazemi | 2011年4月25日 (月) 15:48
Team-kumazemi お帰りなさい。
お待ちしておりました。
これから、宜しくお願いします。
このレポートは、東京の高校指導者達もよく見ているようで、結構、評判がいいようです。
ちなみに、都立野津田高校の監督さんは、都立新宿高校を都大会へ出場させた監督で、これから注目しておく価値はあると思っています。
投稿: 東京の高校サッカー大好き親父 | 2011年4月21日 (木) 12:25