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【特別掲載】第101回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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    インテンシティとコンパクトネス。Japan's Wayを示してくれました。

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2007年1月29日 (月)

3年ぶりのサッカー

昨日、心配された天気も好天に恵まれ、サッカーの試合に行ってまいりました。

結論から申し上げて、肉離れや骨折などの重傷を負うことなく、無事にダブルヘッダーをこなしてきました。

本当によかったです。

プレーの方もゴール(1点ですが)を決めることができ、誘っていただいた方の顔をつぶさずにすみました。

いやぁ、久しぶりにやりましたが、サッカーは本当に楽しいですね。最高です。

ただ、「不無理」の戒めを課したにもかかわらず、左サイドからのロングスローにオーバーヘッド(空振り)、右サイドからクロスにジャンピングサイドボレー(ミートせず)の2発の飛び道具を出し、現在半身打撲状態です・・・

もう40歳を過ぎて、若いころのプレーはできないしやっちゃいけないと頭ではわかっているのですが、体が勝手に反応してしまうんですよね。そして、やった後に後悔します。これも歳をとった証拠ですね。

でも大きなケガもなく、娘と息子も応援にきてくれていたので、子供たちの前で1点かますことができてよかったです。これでまたしばらくの間、したり顔で「サッカーっていうのはな・・・」とうんちくを語りながらありがた迷惑のにわかコーチを継続できそうです。

私のように小さいころからずーっと何がしかのスポーツに関わり、体を動かしながら生きてきた人間は運動をすると心が軽くなり、食欲もほどほどになり、深酒もしたくなくなります。

社会人になってかなりの時間が経ち、仕事も忙しくなって責任も重くなってきますと、スポーツする時間がなくなり、逆に付き合いだのなんだのといって酒や高カロリーの食事に引きずり込まれることが多くなります。気がつくと「出っ腹コンテスト日本一」のような体型になってたりします。

もともと運動部でバリバリやってた人は、毎日激しく運動してがっつり食べる習慣になってますので、大人になって毎日運動する習慣がスポッと抜け落ち、がっつり食べる習慣だけ残っちゃうんですね(なんかtarzan誌にようになってきました)。

やっぱり女の子の父親でもありますし、息子もサッカーを始めているところですので、「カッコイイおとうさん」目指して、このリズムを守っていきたいなと思います。

ちなみに我が家ではマクロビオティック食をもう2年以上続けていて、私も家での食事は全てマクロビオティック、会社にもマクロビオティック食の弁当を持参していて、お昼を化学調味料たっぷりの外食でさらっと済ませることはまずありません(もちろん会社での夜の付き合いは仕事としてちゃんとこなしますし、景気づけに部下と飲みにいくこともあります)。

このように外でバリバリ働いている方がストイックに完全マクロビオティック食を完遂し続けることは難しいかもしれません。でも、普段の食事で「白い食べ物」をやめるだけでも体調はよくなります。例えば白砂糖→使わないで食材の甘み中心に、白米→玄米ないし五分づき米に、牛乳→飲まない、クリーミィな料理→豆乳で、というような感じです。そして豆類をきちんと摂り、腹八分目を守ります。

これに適度な有酸素運動(私は毎日45分~60分は歩きます)と無酸素運動(筋トレ中心)を空いた時間でやることで体調を維持しています。

もし、読者の皆様でマクロビオティックにご興味ある方はご一報下さい。私が思うに既にプロ級になっている家内に原理原則やレシピなどを聞いて情報を提供します。

食事を変えるとダイエットになるだけでなく、心も健康になっていきます。

「よい心」は「よいプレー」を引き出すはずです。

2007年1月27日 (土)

十善戒

これができたら苦労はしないんですけどね・・・

Photo_172

ただ、この戒めを守ることができれば平穏無事な人生を歩め、幸せになれるでしょうね。

私の場合、この十戒に「不無理」を加え、決して能力以上のことをやろうとしない戒めを加えたいと思います。

なぜなら、明日は3年ぶりでフルコートのサッカーの試合に出るからです(もちろんシニアです)。しかもダブルヘッダー・・・相当やばいです。

2007年1月25日 (木)

草の香と雲

詩を書いてみました。

Photo_171

よりより人生を歩むためには、独りよがりになってはなりません。

最近、わかっているようで何もわかってない自分の未熟さを痛感します。

でも家族のために逃げずに勇気を持って生きていきたいと思います。

2007年1月23日 (火)

国士舘vs芝

Kumazemi Report 2007-01-21
平成19年度関東大会東京予選1回戦
実践学園高尾グラウンド(曇)
国士舘   vs  
4
2 前半 1
2 後半 0
1

新人戦都大会1回戦、実践学園高尾会場第二試合です。

Photo_162

4地区予選で日体荏原、大森学園、高輪、東京となみいる有力校を次々と撃破してきた芝が国士舘に挑みました。

Photo_167まず、国士舘10番の選手が挨拶代わりのオーバーヘッドを見舞います(写真) 。

惜しくも枠を外れましたが、このような飛び技を何なく繰り出す国士舘はフィジカルスキルが高く、よくワールドカップなんかでアフリカ勢に対して使われる「身体能力の高さ」で芝を徐々に押し込んでいきます。

この差は国士舘がセカンドボールを制する形で現れました。

Photo_164奪ったボールをいい形で攻撃に結び付けられない芝に対して、拾ってはつないで、展開して、を繰り返す国士舘が前半半ばに右サイドからのクロスにダイビングヘッドであわせて先制します。

その数分後には今度は左サイドからうまく抜け出して冷静に中へ折り返されたボールに7番の選手が芝DFともつれながら飛び込み、右足で押し込んで2点目をあげます。

これで2点先行された芝は、DFの2番の選手が指示と鼓舞の声を出し続けますが、国士舘の速い寄せと上述の通りのセカンドボールへの対処の速さとうまさでなかなか流れを引き寄せられません。たびたび3番の選手が外へ流れてものすごいスピードでタテへの突破を図るのですが、国士舘も複数で潰しにいきます。

Photo_168早めに1点返したい芝に前半26分、セットプレーからビッグチャンスが訪れます。左サイドで得たFKをゴール前やや深いポイントに放り込み、飛び込んできた3番の選手にタイミングが合いました。しかし、ボールと蹴り足のタイミングが合わず、ゴールに蹴りこむことはできませんでした。写真のとおり、ミートするにはかなり難しい高さのボールでした。この数分後にはコーナーキックからのこぼれ球を芝7番の選手がミドルを放ちますが、枠をとらえることはできませんでした。ただ、この2つのビッグチャンスで芝が確実に流れをつかみました。

Photo_169

そして前半37分、左サイドからのロビングボールに瞬間的スピードを生かして鋭く抜け出した芝3番の選手がいったんボールをきちっと止めて、国士舘ゴールにシュートを突き刺しました(写真)。

これで2対1となり、ゲームはわからなくなりました。

後半、いい時間に1点返して折り返した芝がどう出てくるのかがポイントでしたが、ハーフタイムでハッパかけられたのでしょうか、国士舘が持ち前のフィジカルスキルをいかんなく発揮し、ボールを支配していきます。

Photo_170圧力を増す国士舘に対し、守備の時間が長くなって来た芝はだんだん中盤が間延びするようになってしまい、クリアしたボールもことごとく拾われ、波状攻撃を仕掛けられます。

そして後半20分に右コーナーキックから完璧にヘッドで合わされて3対1、終了間際には左サイドを振り切られてゴールに向かって切り込まれ、国士舘16番の選手に右インサイドでシュートを決められ4対1、これで勝負ありました。

後半は芝の運動量がやや落ち、寄せが甘くなったところを国士館に突かれてしまいました。

しかし、芝の3番の選手のスピードはすごいです。足の回転数が普通のプレーヤーとは違いますね。ただ、この日は本調子でなかったのかプレーがやや淡白な感じがしました。それでもサイドに流れて危険なポイントに持ち込まれたときには国士舘DFが3人4人がかりで止めに行ってましたからすばらしい選手だと思います。また、1人成長が楽しみなプレーヤーと会うことができました。

芝は敗れてしまいましたが、相手の国士舘はトップ層に位置する高校ですから全く下を向くことはないと思います。夏までにフィジカル面を鍛えれば、DFを3人も4人も引き付けられるエースがいますので、総体はもっといいチームになるでしょう。

kumazemi's favorite players 2007:国士舘の6番、芝の3番

2007年1月22日 (月)

実践学園vs本郷

Kumazemi Report 2007-01-21
平成19年度関東大会東京予選1回戦
実践学園高尾グラウンド(晴)
実践学園   vs   本郷
3
2 前半 1
1 後半 0
1

高尾にある実践学園グラウンドで行われたのですが、これがまたすごいグラウンドなんです。全面人工芝一面とれてフットサルコートみたいのもあります。さらに野球場、テニスコート、合宿所、部室・・・どれをとってもクラブなみです。しいて言うなら観客席下のコンクリートむき出しの部分にラバーでも貼っていただけたらいいかなと思いました。

ゲームは挑戦者本郷が先制し、実践学園が追う展開で始まりました。実践学園はしっかりした技術でボールを扱い、ダイレクトを多用して徐々に中盤を制圧していきます。中央では短いパス交換及びダイレクトプレーで本郷に寄せさせず、そこで創り出した時間にサイドを駆け上がらせてチャンスを作っていきます。このゲームでは実践学園5番の選手のサイドアタックはすごい迫力でした。

この展開を執拗に行う実践学園に対し、前半36分くらいだったと思いますが、サイドアタックしてきた選手を止めるため本郷DFがファウルを犯し、FKを与えてしまいます(写真下左)

Photo_157

Photo_158

実践学園の二人が何やら短い言葉を交わした後、低いライナー性のボールが打ち込まれ、混戦となったところを13番の選手が押し込みました。拡大するとわかりますが、この場面、実践学園4人に対して本郷は2人と、壁に数人立っているとはいえややゴール前が手薄だったような気がします。

このまま1対1で前半終了かと思いましたが、終了直前、本郷がビルドアップしようとしたところを実践学園8番の選手にインターセプトされ、そのままゴール前まで持ち込まれ冷静に決めれらてしまいました。結果論ですがこの時間帯に献上してしまったこの1点がその後本郷に重くのしかかったのではないかと思います。しかし、これも実践学園の中盤での速い寄せが本郷の焦りを誘った結果だと思います。

早くに先制されたものの前半のうちにきっちりひっくり返して折り返した実践学園は、後半持ち前の速いパス回し、素早いチェック、スピードに乗ったサイド攻撃に奪われたボールも自陣に来る前に奪い返す豊富な運動量で主導権を握って優位に試合を進めます。そして耐え切れなくなった本郷は後半20分に3点目を奪われます(写真下左)。

Photo_159これも結果論ですが、実践学園はボールの落ちどころやルーズボールへの対処などセカンドボールの奪取で本郷を大きく上回っていたように見えました。寄せたり競ったりして邪魔しても邪魔しても転がったボールや地面に落ちたボールをマイボールにできない状態はかなり苦しかったと思います。ここは五分五分の勝負に持ち込まないと余計に疲労もしますし、精神的に追い詰められてしまいます。ここらへんが強豪校のしたたかなところですね。

Photo_161右の写真は視野の広い本郷の7番の選手がロングフィードで劣勢な局面の打開を図るシーンです。

本郷にはこの視野の広い7番の中盤の選手に加え、前線に9番と11番の2枚のすばらしい選手がいますので、総体予選では生まれ変わってくるでしょう。

実践学園は8番の選手を基点にサイドスペースを有効に使った攻撃を武器に次は国士舘と戦います。国士舘はそう簡単にはさせてくれないのでタイトなゲームになると思いますが、2回戦屈指の好カードですのですばらしいパフォーマンスを期待しています。

kumazemi's favorite players 2007:実践学園の8番

2007年1月21日 (日)

新人戦都大会1回戦の結果

都内各地で新人戦都大会1回戦が行われ、ベスト16(総体地区予選免除)が決まりました。4月にこの16校で関東大会出場をかけて激突します。

パッと見ておわかりのとおり、地区予選組同士の試合もありましたが、全体的には予選免除校が地区予選組を圧倒しました。しかし、この中で選手権予選でBブロックベスト8の大東大一とAブロックベスト8の都立福生が敗れています。

2回戦進出校 結果 次の相手校
駿台学園(予選組) 2−1保善 暁星
実践学園(免除組) 3−1本郷 国士館
国士館(免除組) 4−1芝 実践学園
東京朝鮮(免除組) 2−1(延)都立立川 日大二
日大二(予選組) 3−1(延)大東大一 東京朝鮮
堀越(免除組) 1−1PK5−4日本学園 帝京
帝京(免除組) 2−0創価 堀越
修徳(免除組) 5−0都立江戸川 かえつ有明
かえつ有明(免除組) 5−0都立葛飾野 修徳
早稲田実(免除組) 1−0都立国分寺 関東第一
関東第一(免除組) 1−0都立駒場 早稲田実業
駒大高(免除組) 1−0都立保谷 都立つばさ総合
都立つばさ総合(免除組) 3−1都立三鷹 駒大高
正則学園(予選組) 3−0都立福生 東海大菅生
東海大菅生(免除組) 0−0PK5−3学習院 正則学園

昨年12月26日の記事で取り上げました駿台学園(防衛力NO.1)は1点失ったものの勝ちました。また、日大二(しぶとさNO.1)はその「しぶとさ」を発揮して大東大一を延長で破りました。層の厚い5地区優勝はダテではありません。これで総体都大会出場権獲得ですね。おめでとうございます!

一方、絶対的エースを擁して粘り強さを持ち味とし、私もこの大会で旋風を起こすのではと注目しておりました芝は、残念ながら国士館に1対4と敗れ、予選免除校に引けをとらない実力校で上位進出もあり得ると目していた日本学園は堀越に惜敗しました。組み合わせ見てこの初戦堀越戦を突破したら日本学園はひょっとするかなと思っていましたが、惜しくも2回戦進出はなりませんでした。

次戦は4月ですので新1年生も入ってきますね。スーパールーキーが現れるかもしれません。

名門私立、強豪私立がずらっと顔を並べる中、都立つばさ総合が唯一の都立として残っています。孤軍奮闘となりますががんばってほしいです。

それにしても4月の2回戦、決勝戦のようなカードもあって要注目試合がわんさかあります。

選手の皆様はこれからの寒くて忙しない2、3月をくれぐれもケガをしないように過ごしてください。

2007年1月20日 (土)

200名達成!

この見聞録を読んでくださった方々で、サイドバーにあるVOTEにご協力いただいた方々の数が平成19年1月19日に200名に達しました。読者の皆様本当にありがとうございます!

サイドバーは構成比表示になっておりますが、人数で表しますとこうなります。

  • 現役サッカー部員36名
  • 現役女子マネ8名
  • 部員の父兄68名
  • サッカー指導者19名
  • 高校サッカー好き35名
  • OBその他34名

ブログをはじめたのが昨年の7月17日ですから1ヶ月当たり33.3人、約1人/日の計算になります。何といっても読者の皆様からたくさんの応援、励ましのメッセージやコメントをいただけたことが最大の喜びです。ただ、「現役女子マネ」の皆様にはそっぽ向かれてますので、今期は右脳をフル回転させてここを強化したいと思います。

高校サッカーの公式戦は毎週あるわけではないので、「間」のコンテンツがとても大事ということで何とか記事を更新できるよう足りない頭を使って企画モノを出していったのですが、「当たり」もあれば「はずれ」もありました・・・

【当たり】

  • 無手勝流高校サッカー番付・・・けっこう前の記事ですがいまだにたくさんのアクセスをいただいています。リンクを貼っていただいた方もいらっしゃいます。私は次の番付発表(関東大会終了後)にかなりビビッています。

【小当たり】

  • お母さんのためのフットショー講座・・・ちょくちょく見ていただけているいようです。コンテンツとしてはもっとも労力の要る作品です。ただ、肝心のお母さん方からはまったく(コメント、メッセージ等の)反応がありません・・・ありがた迷惑の可能性大です。

【はずれ】

  • 無手勝流決算・・・数字で表そうと思ったんですが、企画そのものがわかりにくく独りよがりでした。最後のほうはやってる自分がよくわからなくなりました。手間ひまかかる割には面白くも何ともないのでもうやめます。

来年、下の写真の場所で東京代表を取材できるよう、「継続は力なり」で行きますのでこれからも応援よろしくお願いします。

Photo_155

2007年1月19日 (金)

お母さんのためのフットショー講座5

早いもので全国高校サッカー選手権が終わって10日も過ぎてしまいました。

今日の講座は息子さん、娘さんがFWをやっているお母さんに見てもらいたいです。

教材は先の全国選手権決勝の盛岡商業vs作陽から、一躍全国区になった盛岡商業11番林選手にお借りします。

Vs_2 Vs_3 Vs_5

【写真上左】盛岡商11番林選手が敵陣バイタルエリアをドリブル突破を仕掛けてます。ペナルティエリア付近で前が空いていたならば、スピードを生かしてゴールに向かって突破を図るのはFWの重要な仕事です。というよりこういうことが体に染み付いていないFWは相手にとってさほど脅威にはなりません。作陽DF堀谷選手はボールを奪うか奪えなくても最悪ゴールから遠ざけるため体を寄せていきました。そして後ろの3番石崎選手は林選手も9番成田選手も両方視界に入れ、堀谷選手が振りきられても成田選手にパスが出ても対応できるポジションをとっています。

【写真上中】作陽DF堀谷選手がうまく林選手とボールの間に肩を入れることに成功しました。私もFWだったので多少わかるのですが、こうなるとFWはきついです。私なら左足のアウトサイドでボールを止め、この突破の戦いをあきらめたことでしょう。でも、止めたら相手守備陣形はあっという間に整うため、再び周囲を観て何がしかの判断をしなければならなくなるので時間をロスします。そうこうしているうちに相手の網に引っかかってボールを奪われていたでしょう。しかし、盛商林選手は右腕をうまく使いながら体幹を傾けず、肩以上すなわち体自体を入れられることを阻止しています。もちろんボールを保持してスピードを保ったままです。ここが大切なところです。FWは淡白な選手では務まりません。

【写真上右】そして、林選手は肩を入れられた堀谷選手を強靭な体とスピードで振り切ります。これは体幹※1が強くないとできません。小柄ですが盛岡商業で、しかも2年生でFWのレギュラーというのは豪雨の八千代戦での正確無比な左足コーナーキックのような技術もありますが、こういうプレーもできるからなんですね。納得です。肩を入れたのに前へ行かれた堀谷選手はとっさに林選手の右腕を左腕で押さえて止めるしかありませんでした。ここで振り切られると作陽DF石崎選手が突破に備えているとは言え、1対2という極めて危険な場面になるからです。

Vs_6 Vs_7Vs_10

【上の3枚の連続写真】

結果的に右腕をホールドされた林選手はさすがにバランスを崩し、ピッチに倒れてしまいました。一番右の写真で主審が左手でホイッスルを口に持っていったとおり、これはファウルとなり、盛岡商業が直接FKを得ました。一度トップギアに入ったらファウル気味でない止められないような選手って怖いですよね。強くて、速くて、何するわからないFWが最も嫌がられるのだと思います。仮に突破を防いでもFKというチャンスを与えてしまう可能性が大きいですからね。

FWは創造的プレーの幅が他のポジションより広く許されていますが、許されている分、ワンパターンではない決定的な仕事をしなければなりません。そう考えるとFWはまず前提として強い体幹、速い足と持久力が必要です。そして正確なキックとイマジネーションです。あんまりいい言葉ではないですがやられたらやり返すくらいの向こうっ気も欲しいですね。

最後に私の好きなフォワードをイメージして一句

前線で飛んで地を這うねこいたち※2

※1胴体のこと。胸や背中、腹部、腰周辺など、背骨や骨盤を支え、身体の重心を保つ重要な筋肉がたくさんある。

※2マングースのこと。猛毒をもつヘビに対しても果敢に攻撃を仕掛けるなど攻撃的で知能も高い。害獣。

2007年1月15日 (月)

プレ・ゴールデンエイジ

うちの小学校1年生の長男が折鶴のついた短冊に夢を書いて私にくれました。

Img_0774

「プロのサッカー」になりたいようです。

こんな夢を抱く息子とこの間の13日の土曜日、夕方から日が沈むまで二人でサッカーをしました。

ここ数ヶ月、親父の趣味に散々付き合わされた結果、彼は「高校サッカー、高校サッカー」と叫びながらシザース→マシューズ→シザース→マシューズと足の短い小学校1年生には難しい連続技ができるようになってました。

でももっと驚いたのは「ふり向くな君は美しい」をいつ音を拾ったのか自宅のクラビノーバ(電子ピアノ)で弾いていたことです・・・

プレ・ゴールデンエイジ恐るべし!

2007年1月12日 (金)

岩手山

この見聞録をご覧になった盛岡生まれの盛岡育ちの方から盛岡商業の写真がほしいというご連絡をいただきまして、早速さし上げましたところ、そのお礼にと岩手山の写真を送っていただきました。

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この方は毎日お仕事に行かれるとき、この岩手山から元気をもらっているような気がしますとおっしゃっていました。山は一日一日表情が変わっていくので、毎朝出勤するとき見ているそうです。

それにしても岩手山はとても美しい山ですね。

雄大な自然は人の心を揺さぶります。