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2007年1月19日 (金)

お母さんのためのフットショー講座5

早いもので全国高校サッカー選手権が終わって10日も過ぎてしまいました。

今日の講座は息子さん、娘さんがFWをやっているお母さんに見てもらいたいです。

教材は先の全国選手権決勝の盛岡商業vs作陽から、一躍全国区になった盛岡商業11番林選手にお借りします。

Vs_2 Vs_3 Vs_5

【写真上左】盛岡商11番林選手が敵陣バイタルエリアをドリブル突破を仕掛けてます。ペナルティエリア付近で前が空いていたならば、スピードを生かしてゴールに向かって突破を図るのはFWの重要な仕事です。というよりこういうことが体に染み付いていないFWは相手にとってさほど脅威にはなりません。作陽DF堀谷選手はボールを奪うか奪えなくても最悪ゴールから遠ざけるため体を寄せていきました。そして後ろの3番石崎選手は林選手も9番成田選手も両方視界に入れ、堀谷選手が振りきられても成田選手にパスが出ても対応できるポジションをとっています。

【写真上中】作陽DF堀谷選手がうまく林選手とボールの間に肩を入れることに成功しました。私もFWだったので多少わかるのですが、こうなるとFWはきついです。私なら左足のアウトサイドでボールを止め、この突破の戦いをあきらめたことでしょう。でも、止めたら相手守備陣形はあっという間に整うため、再び周囲を観て何がしかの判断をしなければならなくなるので時間をロスします。そうこうしているうちに相手の網に引っかかってボールを奪われていたでしょう。しかし、盛商林選手は右腕をうまく使いながら体幹を傾けず、肩以上すなわち体自体を入れられることを阻止しています。もちろんボールを保持してスピードを保ったままです。ここが大切なところです。FWは淡白な選手では務まりません。

【写真上右】そして、林選手は肩を入れられた堀谷選手を強靭な体とスピードで振り切ります。これは体幹※1が強くないとできません。小柄ですが盛岡商業で、しかも2年生でFWのレギュラーというのは豪雨の八千代戦での正確無比な左足コーナーキックのような技術もありますが、こういうプレーもできるからなんですね。納得です。肩を入れたのに前へ行かれた堀谷選手はとっさに林選手の右腕を左腕で押さえて止めるしかありませんでした。ここで振り切られると作陽DF石崎選手が突破に備えているとは言え、1対2という極めて危険な場面になるからです。

Vs_6 Vs_7Vs_10

【上の3枚の連続写真】

結果的に右腕をホールドされた林選手はさすがにバランスを崩し、ピッチに倒れてしまいました。一番右の写真で主審が左手でホイッスルを口に持っていったとおり、これはファウルとなり、盛岡商業が直接FKを得ました。一度トップギアに入ったらファウル気味でない止められないような選手って怖いですよね。強くて、速くて、何するわからないFWが最も嫌がられるのだと思います。仮に突破を防いでもFKというチャンスを与えてしまう可能性が大きいですからね。

FWは創造的プレーの幅が他のポジションより広く許されていますが、許されている分、ワンパターンではない決定的な仕事をしなければなりません。そう考えるとFWはまず前提として強い体幹、速い足と持久力が必要です。そして正確なキックとイマジネーションです。あんまりいい言葉ではないですがやられたらやり返すくらいの向こうっ気も欲しいですね。

最後に私の好きなフォワードをイメージして一句

前線で飛んで地を這うねこいたち※2

※1胴体のこと。胸や背中、腹部、腰周辺など、背骨や骨盤を支え、身体の重心を保つ重要な筋肉がたくさんある。

※2マングースのこと。猛毒をもつヘビに対しても果敢に攻撃を仕掛けるなど攻撃的で知能も高い。害獣。

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コメント

盛商の林選手には、Jの大久保や深井を越えてほしいですね。あのスピードから判断して、瞬間的な可減速とトップスピードでのパフォーマンスにおいて作陽の守備側にとっては大変な脅威になったと思います。今後の成長が楽しみです。

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