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【特別掲載】第101回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

  • 決勝戦のスコア
    インテンシティとコンパクトネス。Japan's Wayを示してくれました。

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    2018年度の私が勝手に好きになった選手をあげていきます。

kumazemi's favorite players 2012

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kumazemi's favorite players 2010

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    2009年私が将来性があってイケてて面白いと思った選手たちです。

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【特別掲載】第85回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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2007年3月29日 (木)

都心の桜

今日は外出する用事があったので、その帰社途中、桜のあるところまで遠回りしました。

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汗ばむ陽気の中、春の日差しと青い空と染井吉野の調和がGREAT!です。

我が家も子供たちが春休みなので、特性玄米お稲荷さんを持ってお花見に行ったようなので、私も場所こそ異なるものの家族と「桜」を共有しようと、お昼休みを利用して寄り道したのであります。

高校サッカーの世界で「桜」といえば、「日大の付属・系列校」ですね。そして東京にも4月からの関東大会予選で旋風を起こしそう「日大の付属・系列校」があります。そう、日大二高です!この日大二高は私の大好きなチームの一つである東京朝鮮と4月8日に試合をすることになっています。何と言ってもしぶとさNO.1ですから、この前年度選手権予選ベスト4との試合は好ゲームになるでしょう。

あと、桜を観ながら、甥っ子二人が今年から小学校1年生になるので、これはめでたいということで紅白の花も撮ってきました。

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今年どういった高校1年生が東京の高校サッカー界に現れるのか、とても楽しみですね。

蹴春も、もうすぐです。

2007年3月25日 (日)

仲間の輪の拡がり

先日、ある方々と食事をご一緒する機会がありました。一人は株式会社ランドマークという会社でアートディレクターをなさっている川田さん、もう一人は「クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナを考える会」代表の岩崎さんです。そしてこのお二人を私にご紹介くださった㈱かえるハウス社長の中村淳さんです。

川田さんはFOOTRACKというサッカーの痕跡を持った人間をつなぐフットボール・レーベルのメンバーでいらっしゃって、プロジェクトの第一弾としてドイツワールドカップ公認カメラマン岸本剛さんの撮影する選手が出ないドイツW杯写真集の出版に向けてがんばっておられます。有名選手が一切出てこないということで出版社が躊躇しているとのこと、それならばとサッカーを愛する人たちの署名を集めて出版社を口説こうという試みもやっています。私も早速署名しました!

写真展は2月18日をもって終了しているのですが、幸運にも私は拝見させていただくことができました。そしてこれはまさしくクリエイティブだと感じました。

これはスポーツフォトですが単なるスポーツフォトでないです。サッカーを愛する人なら必ず魂が揺さぶられるソウルフル・フォトです!私は高校サッカー専門で近場だけでこちょこちょ活動していますが、ときおり自然に触れながら俳句を詠んだりすることもあるのでこういった作品にはとても胸を打たれます。

確かに商売って考えますとそこはリアリズムが求められますよね。サッカーならやはりリアリズムは「プレー」ということになるでしょうから、カンナバーロの必殺タックルの瞬間やアンリのボレーシュートが決まった瞬間がたっぷり載っている方が・・・って思ってしまうのも無理のない話です。でも小説の世界にも田山花袋や永井荷風や武者小路実篤もいるようにサッカーの表現者(クリエイター)にもいろいろな方がいらっしゃいます。それぞれの作品にはそれぞれ訴えたいテーマがあって、これがたくさんいる多種多様なサッカー好きの人たちの心の琴線に触れるのです。

世の中ではクリエイティブを勘違いしている輩もたくさんいます。創造していないのに創造していると錯覚している人もどうもたくさんいるようです。私は真のクリエイティブはその創造しようとしている本人の不断の努力と不屈の闘志を絶対に必要とするのだと勝手に思い込んでいますが、この写真集には岸本さんの凄まじいクリエイティブ・エネルギーを感じます。吸って吐いてできたようなインスタントな作品とはわけが違います。

私はぜひこの写真集が出版されることを切に望みます。

そして、特段サッカーに興味がない方々もこの写真集でワールドカップが決して4年に1度のサッカーの世界チャンピオンを決める祭典という側面だけではないのだ、ということを地球的に感じてほしいなぁと思います。

また、「クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナを考える会」ですが、ついこの間の3月19日から今日25日までの日程で、チャリティーボールの寄付と交流のためサラエボ→デルベンタ→ザグレブへと行かれておりますので、代表の岩崎さんからこのお話が聞けたらくまぜみ蹴球見聞録でご紹介させていただこうと思います。

2007年3月22日 (木)

ドキドキ!春の散策

少し寒の戻りがありましたが、ここ数日の東京はめっきり春ですね。

近所を散策するだけでいろんな「春」を見かけます。

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鮮やかな色がたくさん目に飛び込んできます。上右は山吹ですが、何ときれいな黄色でしょうか。これぞまさしく山吹色です。

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そして諸葛菜に緋寒桜です。諸葛菜は上品な花ですね。四枚の花びらの大きさと形とバランスがすばらしいです。

そして極めつけはこれ、枝垂桜です。だらーんと枝を垂れ下げながら桜色を四方八方に放っている姿は感動です。

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Img_1293 しかし、散策には危険が潜んでいますので注意が必要です。

そう、へびです。

うちの息子はこの注意書を見たとたん異常に興奮し、そのあとこの近辺で親子によるへび探しになりました。

残念ながらへびには会えませんでしたが、もし出会っていたら間違いなくうちの息子は「飼う」といって暴れだしていたでしょう。しかし、すでにオオクワガタとカブトムシの幼虫を飼育している我が家にはへびを飼う力は残存していません。

やっぱり我が家ではへびを飼育するよりグッドボディシェイプファーストタッチの練習です!

2007年3月21日 (水)

ある日の食卓

下の写真はとある日の我が家の夕食です。

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我が家は私を除いて完全なるマクロビオティック食です。そう、一物全体食&身土不二&調和です。

マクロビオティックは新興宗教でも何でもないですが、勘違いされている方も多いようですね。これもわからないではありません。24時間営業のコンビニがいたるところにあり、ファーストフード店も駅前だけでなくロードサイドにも軒を連ねている時代に何でわざわざこんなもの食べるのか、これは新興宗教に違いない!と思うのもまぁ無理のない話です。

サッカー少年指導に関わる書籍にも「少年期の食事」っていって「朝食はきちんと食べましょう」とか「バランスよく食べましょう」とか「牛乳飲みましょう」など載っていますね。しかし、「ファーストフードはやめましょう」とか「スナック菓子はやめましょう」とは書いてありません。というより書けません。いろんな大会の冠スポンサーとかになってもらってたりしたら、そりゃ書けないですよね。私だって書かないです(笑)。

だから、現代はいろいろなことを自分で調べ、自分で考え、自分で決めなければならないのです。

このようなことでサッカースクールに通っている私の息子も動物性たんぱく、化学調味料、砂糖などを一切排除した食生活を実践しています。よって校長先生、教頭先生、担任の先生とも話した上で給食もお断りし、弁当を持たせています。

多少体の成長はどうなんだろうという心配もありましたが、息子は特に足があまり速くないとか筋肉が弱いとか動きが鈍いといったことは今のところ全く見当たりません。逆に今年度は風邪ひいて高熱が出たりして学校を休まなきゃならないようなことにはまったくならず、同じようにこの食事を実践している上のおねえちゃんと二人して小学校は皆勤賞でした。

私はこれは間違いなくマクロビオティック食の実践による好影響の一例ではないかと思っています。

毎日、小学校から配布される献立予定表を見ながら、子供たちだけが全く異なるものを食べてるような感覚にならないような芸術的なマクロビオティック弁当を作り、私と息子がサッカー取材に行くときも弁当を作っている女房には本当に頭が下がります。

ただ、彼女は今「私がいないときでもパパがちゃんと作れるようにしておくからね」と現在何やら「レシピファイル」なるものをせっせと作成しているのであります・・・。料理が嫌いというわけではないのですが、にわかコーチからヘッドコーチになって更に料理人デビューすることになりそうな気配なのであります。

でも、人間の体は食べたものでできてるんですから、もっと前から勉強しておくべきだったと反省しつつ、これを機会に料理人にトライしてみようと思います。

三月菜 明治の徳の調べあり  熊蝉

2007年3月20日 (火)

ヘッドコーチ昇格???

先日、私がにわかコーチしている少年サッカークラブで来期(4月以降)の体制について話し合いが行われ、なんと私が低学年(1、2年生)担当のヘッドコーチになることになってしまいました!

にわかコーチで気楽に・・・なんて考えていた私はえええ!!!となりましたが、何か意見を言えるはずもなく、お引き受けすることになってしまいました。

私の天から与えられたミッションは『高校サッカーにフォーカスし、「自分の目」で隠れた逸材を探しながら選手、ご父兄、指導者の方々を応援していく』ことでして、指導者としてきっちりやることは全く持って予定外でありまして、新人戦(関東予選)開幕前の3月にこのような大きな出来事が起こってしまっていささか困惑しているのであります・・・

しかし、引き受けたい以上かわいい子供たちの大切な時間を無駄にさせることはできませんので、一生懸命、真剣にやろうと思っています。本ブログの主題との兼ね合いは難しいところもありますが、私の天から与えられたミッションをおざなりにはできませんので、こっちも昨年以上にがんばりたいと思います。

でも、思うに子供の成長というのはすばらしい感動がありますね。

Img_1199 うちの息子もうまくなったもんで、練習用に与えたリフティングボールでこんなこともできるようになりました。

サッカースクールでの練習が終わった後も家に帰してくれず、必ず公園で“アトレン”です。

私もヘッドコーチに“昇格”してしまった以上、もう一度原点に返って指導教本を読み直したり、ビデオをみたりして復習しようと思います。

あと、ちょっとだけ触れますと、この見聞録のファンの方からもいくつか要望としていただいておりました動画配信についても、4月よりトライアルで始め、インターハイ前にはちょっとした事業になるようなことも考えております。

もしそうなったらファンの皆様、どうぞ応援よろしくお願いします!

2007年3月11日 (日)

曇のち晴

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『智に働けば角が立つ、情に棹せば流される、意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。・・・越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束の間の命を束の間でも住みよくせねばならぬ。。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするゆえに尊い。』

有名な夏目漱石の「草枕」の冒頭です。

サラリーマンやってますと職場ではこの手のことで随時頭を悩ませることが発生するのですが、これが1867年(慶応3年)に生まれて激動の明治を生きた文豪の文であることをあらてめて感じなおし、日々の心のうつろいを意思の力で「曇のち晴」に持っていくのであります。

残念ながら私は詩人でも画家でもありません。じゃ会社員かというと確かにそうなんですが、そう思いたくない自分がいます。

「私は会社員なんだが会社員ではない」存在であるために、、自然に目を向けながらサッカーと真剣に向き合い、何か創造しようともがいています。

昨日は午前中の雨で息子の初めての対外試合が中止になり、雨上がりの武蔵野を二人で散策しました。

以前は無目的で息子と外に出るとブランコやすべり台のある場所を探してましたが、今は「花」「草」「生き物」などを見にいくことが多いです。昨日は風が強くて寒かったのですが、力強く咲く花や咲かそうとしている植物をいくつか見つけました。

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人間同士、特に会社などの組織体ではなかなかわかり合えないことが多いですが、最近の私は何をいまさらですがこれが前提なのだと理解し、合わなければそれはそれで仕方がなく、その中でできることをやろうと思ったのです。そもそもわかり合えると思っていることのほうが錯覚で、態度としては傲慢なことなのかもしれません。

おそらくこれは自分の子供に対しても言えるのでしょう。私は彼女、彼をわかっていないのです。わかっていないということをわからなければならないのです。

「私はわかっている」前提から「私はわかってない」前提に変えることによって、子供だけでなく周囲との関わり方、ものの見方が変わってくるでしょう。世の中的に良いか悪いか、正しいか間違っているか、0か1かではなくて、自分の考えを持ってそれに基づく自分の行動に責任を持つ姿勢を貫けるよう自分を変えていきたいと思います。

知らぬ花 知りてもの言ふ 雪柳 熊蝉

2007年3月 4日 (日)

旅立ちの日

今日は私がにわかコーチをしているサッカークラブで6年生を送る会が開かれました。

息子を連れてランチパーティから出席しました。コーチ陣の挨拶では感極まって涙ぐむコーチもいたりして、感動的なセレモニーでした。来月から中学生になる彼らは、中学校のサッカー部に入部する者、クラブに入る者、学業に専念する者、それぞれの自分で決めた道に進んでいきます。

そして少々大げさかもしれませんが、彼らにはいかなる道へ進もうとも日本の将来を背負って立つような人物に飛翔してほしいと思っています。ですから、サッカーだけでなく学業にも必死に取り組んでくれることを切に願います。

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一方、私たちコーチ陣はカテゴリごとの担当を調え、役割を決めて新しい期に備えます。そしてもうすぐ入ってくる1年生を受け入れる準備にも着手します。

私は今日の送る会であらためて地域社会と積極的に関わっていくことはとても大切だなと思いました。私がコーチとしてお手伝いしているこのサッカークラブは、誰でも受け入れてサッカーを楽しむ地域密着型兼運動欲求充足型サッカークラブですが、お父さんお母さんの熱心なサポート活動が運営の大きな支えになっています。

父兄、指導者、市区町村が協力し合う運営手法は大きな苦労もありますし、互いの意見が食い違って議論しながら結論を導き出さなければならないこともあります。

しかし、成果を競い合って収入を獲得し合う「会社」ではなかなか味わうことができない要素が多分に含まれていますのでボランティアでやり続けられるんですね。従業員への「指導」「教育」はどんな企業でも重要な戦略として存在しているとは思いますが、会社には大した部下育成もしたことがないような人物がしたり顔で「○△論」を振りかざしたりしますので、教育担当の方々は大変苦労しているのではないでしょうか。理屈のみで迫ってくるタイプは本当に厄介なものです。

今日の結びは3月になって初夏を思わせるような陽気になり雲も夏っぽく見えた6年生の旅立ちの日を先日お亡くなりになられた飯田龍太さんの句を吟じて終わりたいと思います。

       いきいきと三月生まる雲の奥