関東大会予選4/22結果
帰国が25日に延びてしまい、久々の更新となってしまいました。申し訳ありません。
この間に東京では準決勝が行われ、春の王者決定戦は帝京対関東第一のカードになりました。
決勝進出校 | 結果 | 次の相手校 | ||
帝京 | 2−1(延)実践学園 | 関東第一 | ||
関東第一 | 2−1(延)つばさ総合 | 帝京 |
この間、強面おやじ様からこの前の関東第一対かえつ有明のレポートをいただきましたので、それを掲載させてください。強面おやじ様、本当にありがとうございます。
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試合の流れとしては、前半は前回の早実戦同様に関東第一はリトリート※からのカウンター狙いという形でしたので一見すると実力拮抗のような感じでした。関東第一はペナルティエリア内ではきっちり人数をかけてディフェンスするのでかえつ有明のアタッカー陣は前を向かせてもらえません。
一方、関東第一はカウンターからたびたび決定的チャンスをつくるものの、かえつ有明のGKのファインセーブ(一度は完全な1対1を防いだスーパーセーブもありました)に阻まれる、といった展開でした。
このような展開の中、関東第一が先制します。ファウルでもらった右側からのFKをうまくヘッドで合わせました(この試合ではかえつ有明にファウルが目立ち、これが後に致命的な局面をつくってしまいます)。前半はこのまま1-0で関東第一リードで終わりました。
後半に入ってかえつ有明はなかなかこじ開けさせてくれない中央からの攻撃からサイド攻撃に切り替えます。これが早々と功を奏し、後半開始直後かえつ有明の左サイドのプレイヤーがペナルティエリア外側、左角あたりの少し角度のないところからミドルシュートを放ち、これが見事にサイドネットぎりぎりに突き刺さり同点に追いつきます。
追いつかれた関東第一はさらにカウンター攻撃を強め、追いつかれた5分後に単独でペナルティエリアに進入したところを窮したかえつ有明DFに後ろから引っ掛けられてPKをゲット、これをきっちり決めて勝ち越し、再びかえつ有明のファウルがらみから3点目を奪いました。
ラスト10分は関東第一の運動量が落ちてきたところをかえつ有明得意の速いパスワークを生かした攻撃で再三相手ペナルティエリアに侵入しますが、守備の堅い関東第一はフィニッシュの形を作らせません。そしてこのままタイアップとなり関東第一が準決勝に駒を進めました。
スタイルが異なるチームの戦いでしたが、最終的には守備力の差、特に組織的なディフェンス力の差がでたような印象を受けました。しかし、かえつ有明の得点は、今後の関東第一攻略のヒントを教唆しているようにも感じました。
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強面おやじ様、すばらしいレポートありがとうございました!また、これからもよろしくお願いします。
いよいよ次は決勝です。関東大会予選は3位決定戦もありますので、実践学園と都立つばさ総合の試合も行われます。
くしくも東同士の決戦になりましたが、横綱に張出大関が挑むという試合ですね。
私もそろそろ総体予選向け無手勝流高校サッカー番付(夏場所番付表)編成に着手します!
※リトリート:ボールを奪われたらチーム全員が自陣あたりまで下がってそこからディフェンスを開始する守備戦術。
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