つばさ総合vsかえつ有明
Kumazemi Report | 2006-12-24 |
2006TリーグT3参入決定戦 |
都つばさ総合高グラウンド(晴) |
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来期のT3リーグ参入決定戦第一戦です。
両チームとも選手権都大会ベスト8に入り、新しい歴史づくりへの第一歩を踏み出した強豪で、この時のメンバーがほとんど残っていて、来年は各大会での上位進出が大いに期待できる高校です。
何より両チームに「MY FAVORITE PLAYERS 2006」がいますので見ないわけには行かず、つばさ総合高校に参上いたしました。羽田ICで降りればいいものをカーナビのないクマゼミカーははるか手前の鈴が森で降りてしまって第一京浜から産業道路をトコトコ走ってきたのですが、到着して唖然としました。このような400メートルトラック(たぶん)とサッカー場一面とれて観戦スペースもある都立高校の校庭をはじめて見ました。つばさ総合の選手たちはうらやましいです。
さてゲームですが、確かに重要な試合で戦評も大事なのですが、この時期のチームの観戦ですので、チームとしてというより「個」にフォーカスして観させていただきました。まずはお約束のMY FAVORITE PLAYERSを目で追ったのですが、かえつ有明の中村選手(選手権都大会の時の11番の選手です)が松葉杖をついているではありませんか。どうしたのでしょうか。重症の肉離れかそれとも骨折してしまったのでしょうか。とにかく無理せずきちんと治して都大会には出てきてほしいです。
そんでもって試合が始まって再びびっくりしました。選手権都大会での石神井完封の立役者、佐々木選手(当時背番号4)が10番背負ってFWになっているではありませんか!中村選手不在によるものなのか正式なコンバートなのかはチームの方しかわかりませんが、とにかく驚きました。
私、勝手に彼はかえつ有明の不動のセンターバックかと思っていましたが、東海大菅生戦後にチームに何か新しい方針が打ち出されたのですね。
ただ、この試合の佐々木選手に限っては、何かFWにまだ戸惑っているというか馴染んでないというかややぎこちなさを感じてしまいました(佐々木君ごめんね)。
一方、つばさ総合は11番"つばさのケビン・キーガン"井上選手も順調そうで、度々左サイドを得意の高速ドリブルで突破するなど元気な姿を確認できました。
この試合ではつばさ総合の19番の選手の動きがよかったと思いました。前半はたびたびかえつ有明守備陣の深いところでプレーする場面があり、ひとつのポイントになっていたと思います。前半はつばさ総合が間違いなく押していました。
この流れでつばさ総合が前半1点を先制し、このまま前半は1-0で終わりました。
後半、かえつ有明が開始直後から盛り返し、同点に追いつくのですが、私はかえつ有明は8番の選手がポイントのような感じがしました。
あと、後半両チームとも当たりが激しくなっていきましたが、かえつ有明の選手は強いですね。新チームながら経験豊かなつばさ総合相手にガツンガツンいってましたね。かえつ有明が後半の序盤にあったチャンスをきっちり決めていたら結果はどうなっていたかわかりませんが、ゲームは1-1のまま終了しPK戦でつばさ総合が勝ちました。次の都立保谷戦に勝てばT3リーグ参入です。
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