MRI検査と私の思うこと
自分だけはまだまだ肉体的には衰えないのだ、とかんばっていましたが、ここのところ平日の仕事が超忙しく、週末も少年サッカー大会があったりして、駆けずり回っていたところ、頚椎がおかしくなって首を上下に動かせなくなってしまいました。
近くの総合病院の整形外科に行ったところ、「何かスポーツやってるんですか」⇒「サッカーです」⇒「フットサルですね」⇒「サッカーです」⇒「四十過ぎたら危ないですよ」⇒「・・・(余計なお世話だ)」といったやり取りがあってレントゲンを撮りました。
幸い骨には異常がないとのことだったんですが、9月から10月にかけてずーっと痛いし、しかも痛いのが首だったり、背中(肩甲骨下側)だったりと変化するので、「ただの筋肉痛ですかねぇ」と言ったところ、「心配なら一度MRIやりますか」ってことになり、やることにしました。
手術するときのような服に着替え、台に仰向けに寝ると首が固定され、トンネルのような筒に入りました。「ガガガガガ、ゴンゴンゴンゴン、コンコン、ビビビビビビ・・・」と工事現場で寝ているような状況が20分続きました。
その筒から出てきたときは、何とも言えない爽快感と多少クラクラした感じが一緒に降りかかってきました。
結果を診察室で聞いたところ、先生に「うーん」と唸られ、「やばいんじゃないか」とドキドキしていたところ、「ちょっと神経の通り道が細くなってますね。ま、頚椎は加齢とともに経年劣化するんですよ。手が痺れ出したら治療に踏み切りましょう」とのことでした。
サッカーやり始めてもう30年は経ってますし、その間ほぼ100%FWだったので、トップスピードでドリブルしているところタックルされて吹っ飛んだ回数は数知れず、ダイビングヘッドも何十発もやりましたので、仕方ないかなと思いました。
ただ、今もシニアサッカーやっている身としては今後に不安が出てしまいましたので、チームのキャプテンに相談してFWやめさせていただこうかなと考えています(と言うより心配ならプレーをやめろって話ですよね)。
今になって何をって感じですが、肉体は確実に加齢とともに落ちます。私の友人には「肉体だけじゃないよ。感性も落ちるよ」って言われましたが、「品だけは落ちないようにしないと」と今さらながら二人の子持ちとして思ったりしています。
しかし、こんな想いも虚しく、ここ最近はモバイル立ち上げ等で読者の方々からたくさんの手厳しいご意見も頂戴し、私も品のない人間と認定されてしまいました。でも、ここでもう一度高校サッカーファンの皆様に楽しみ、感動してもらうというこのブログを始めた最初の想いに立ち返ろうと思っています。
ただ、私を含め、このブログに関わっている人間はみんな明るく実直な素人です。評論家じゃないですし(最初バイタルエリアを知らない奴もいた)、著述業でもなく、カメラが趣味でプロ並に詳しいといった奴もいません。しかも、高校時代にサッカー部だった奴は、私一人だけです。ただ、みんな私と遊んでいるうちに、高校サッカーの魅力にとりつかれ、何とか盛り上げようと行動を起こした若者たちなのです。
私はここ最近のことについてあれこれ言い訳するつもりはありません。ただ、試合の現場ではaloneですので、(背番号等を)見間違うこともありますし、決定的場面を見逃してしまうこともあります。自分で言うのも何ですが、一眼レフ片手に感動的な構図を探し、ゲーム展開をメモ帳に書き込み、フェイバリットプレーヤー見つけながら、他の観客の皆様の邪魔にならないようにするのは至難の業です。でも、伝えたい、思い出になるような作品にしたい一心で続けてまいりました。
今後も間違うことはあるかと思いますが、もしレポートの内容に事実と異なる点があれば、優しくご連絡いただけないでしょうか。速やかに修正をするようにいたします。
私は今、去年までは「やれたらいいだろうなぁ」と思っていた夢が、「生涯かけてやってみせる」という目標に変わりつつあります。これは全て、暖かく応援していただいた読者の皆様、理解を示してくれた妻、地元の少年サッカー指導で励ましていただいた先輩コーチの皆さん、そしてTEAM kumazemiのメンバーのおかげです。この場を借りて、お礼申し上げます。
今日の最後になりますが、私はけっこう生命力が強く、そう簡単にめげたり、くじけたりはしませんので、読者の皆様、頚椎が治った今後の私にどうぞ期待していてください!
最近のコメント