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2012年5月20日 (日)

大東大一vs都石神井

Kumazemi Report 2012-05-19
平成24年度高校総体都大会1次(H)2回戦
駒沢補助競技場(晴)
大東大一   vs   都石神井
4
1 前半 0
3 後半 0
0

私が今大会密かに注目する大東大一と都立の名門石神井の一戦です。

Dsc_0034

両チームとも気合い十分、序盤から激しいプレッシャーをかけ合い、ハードな幕開けとなります。

大東大一は上手くて強いエース11番の選手を擁し、よく訓練された動き出しの良さと連動で石神井に対して優位に立ちます。

都石神井は攻守の要である10番の選手を軸に組み立てようとしますが、大東大一もここの10番の選手にそう自由にはさせません。だんだん攻撃のスピードを増す大東大一に対して耐えていた石神井ですが、前半23分、大きく左に展開され7番の選手がダイレクトで見事に折り返し、そこに2番の選手がすばらしいシュートを決め、大東大一が先制します。この時間帯、石神井は大東大一のスピードに翻弄されていました。前半はこのまま1対0で折り返します。

後半はスピードがあり寄せが速い大東大一に対して石神井はあまり持たずにシンプルにロングボールを入れる展開を見せます。しかし、後半4分、11番の選手のプレーからチャンスが生まれ、7番の選手が決めて大東大一が2対0とします。この大東大一の7番の選手はかなりデンジャラスな選手です。フリーにしたら決定的な仕事されます。

後半24分にはタテ一本からまたもエース11番の選手が抜け出し、巧みなフェイントで石神井DFを抜き去り、落ち着いて蹴り込んで3体0、両軍ベンチが動き出した後半28分には10番の選手から8番の選手に繋ぎ、ここから2人かわして中央から見事なシュートを決め4対0とします。

後半の石神井は10番の選手が前半よりボールに絡むシーンが増え、押し込む時間帯もあったでのですが、大東大一の「ハイスピード&連動」に前半から対処することで最後は力尽きた感じでした。

それにしても大東大一はいいチームです。はっきり申し上げて強いです。次戦修徳戦はすごいゲームになるのではないでしょうか。

Kumazemi_new_rogo

2012年5月19日 (土)

修徳vs都町田

Kumazemi Report 2012-05-19
平成24年度高校総体都大会1次(H)2回戦
駒沢補助競技場(晴)
修徳   vs   都町田
4
3 前半 0
1 後半 2
2

駒沢補助競技場グループH2回戦、修徳登場です。

120519_145526112 まずお詫び申し上げなければならないのですが、デジカメ持ってきながらコンパクトフラッシュ忘れるという愚行を犯してしまい、スマホと携帯を駆使しましたが、いい画像は撮れませんでした。外出前の持ち物だめ押し確認は、いつも息子に口酸っぱくして言っている私がやらかしてしまいました。

しかも、午前中の所用が予定通り終わらず、駒沢に到着したとき、既に時計は14時20分を回っておりました。

ゲームは都町田が修徳に対してどこまで踏ん張って戦えるかがポイントとみていましたが、前半で0対3と修徳に大きくリードされてしまいます。

やはり、修徳には歯が立たないのかと思っていた後半、都町田は猛然と反撃いたします。

まずは後半始まってすぐの3分、都町田は左サイドに大きく展開してから精度の高いクロスを入れるとこれにダイレクトで合わせてズバッと突き刺し、1点返します。

修徳も20番の選手のポストプレーや小柄ながらトップスピードで正確な技術を発揮する19番の選手の突破などで流れを渡すまいとしますが、都町田は後半11分に敵陣バイタルエリアで修徳の寄せが甘くなったところを逃さずタイミングよくミドルを決め、1点差に詰め寄ります。私にも前半3点差つけた修徳の選手の顔に余裕がなくなっていくのがわかりました。

しかし、押せ押せで動きの良くなった都町田ですが、20分過ぎから足を攣る選手が出始め、やや疲労の色が出てきます。

追い上げられ嫌な流れになっていた修徳はこれを見逃さず、もともと持っていたスピードを生かしたシンプルな攻撃をこれでもかと仕掛け始め、都町田陣内深い位置まで攻め込むシーンが増え始めます。

そして後半33分、持ちこたえられなくなった都町田は修徳キャプテン11番の選手にペナルティエリア右すぐ外で粘られてFW20番の選手に決定的なタテパスを通され、これをきっちり流し込まれて4点目を失い、2対4で都町田が敗れました。

修徳が後半やや受け身になったことはありますが、都町田の後半に入ってあっという間に2点返した攻撃は見事でした。特に1点目は修徳のお株を奪うサイド攻撃からの得点で、これは本当にすばらしかったです。

才能の固まりのようなタレント10番の選手もいますし、選手権大会までの変貌が楽しみなチームですね。

勝利した修徳も後半のような流れになった要因を分析して次戦までにきっちり修正してくるでしょう。楽しみです。

Kumazemi_new_rogo

2012年5月16日 (水)

都国分寺vs京華

Kumazemi Report 2012-05-13
平成24年度高校総体都大会1次(A)1回戦
早稲田実業グラウンド(晴)
都国分寺   vs   京華
3
1 前半 0
0 後半 1
2 延前 0
0 延後 1
2

早稲田実業高での第2試合は、都国分寺と京華との顔合わせとなりました。

試合開始から大きな掛け声がピッチ上で飛び交う気合の入った幕開けとなりました。前半17分、国分寺左サイドから5番の選手がクロスを入れると国分寺10番の選手が綺麗にスルー、その奥から別の選手が走りこみますが、ここは京華DF陣は落ち着いて守りました。

続く前半28分には国分寺10番の選手がペナルティエリア付近から強烈なシュートを見舞いますが、堅固な京華DFは集中してこのピンチを乗り切ります。この時間あたりから国分寺は徐々に京華左サイドのスペースを狙って攻撃を仕掛けます。また同時に国分寺はテンポの良いショートパスもつながるようになり、リズムが出てきました。

そして前半33分でした。国分寺10番の選手がペナルティエリア付近から放ったシュートがゴール右に決まり、国分寺が先制します。

Img_0697

先制された京華は焦りもあったでしょう、中盤とFWの間にややスペースができてしまい、このFWへのタテパスもやや単調なパターンになってしまいます。

しかし、前半36分には京華11番の選手がタテパスにすばやく反転し、そのままシュートまで持ち込むシーンがありました。これは国分寺GKも必死にブロックの体制をとり、ボールはわずかにゴールの枠を外してしまいました。ここで前半が終了、ハーフタイムに入りますが、後半京華はFWの選手を代え20番の選手をピッチに送り込んできました。

後半12分、チップキックでゴール前に出されたパスに20番の選手が飛び出して体を投げ出してシュート体勢に入りますが、国分寺GKも体を張ってディフェンスします。

前半とは異なりFWへのクサビのパスが入るようになり、また中盤でタメができてサイドに展開する攻撃が出始めた京華は後半31分、右コーナーキックのチャンスをモノにしてファーサイドからシュートを決め、ラスト10分切ったところでゲームを振り出しに戻し、ゲームは延長戦に突入します。

流れは京華にありましたが、逃げ切れなかった国分寺もマインドをリセットします。そして延長前半8分、左サイドからのクロスに打点の高い国分寺4番の選手のヘディングシュートがドンピシャに決まり、追いつかれた国分寺がここで突き放します。さらにこの2分後の延長前半10分には、左CKにここでも4番の選手がヘディング、そのこぼれ球を無回転気味にゴールに突き刺し3点目を奪取します。

延長に持ち込みながら残り10分で2点差になると心が折れてしまうものですが、京華はなおも果敢に攻め、延長後半8分に飛び出してきた相手GKを落ち着いて交わして追撃の2点目を決めます。しかし、ゲームはこのままタイムアップ、国分寺が勝利いたました。Img_0713

京華の総体の結果は初戦敗退です。しかし、京華が延長後半に奪ったこの1点は、この夏のチームの成長に向けてとてつもなく大きいものになると思います

Kumazemi_new_rogo

2012年5月15日 (火)

早稲田実vs八王子

Kumazemi Report 2012-05-13
平成24年度高校総体都大会1次(G)1回戦
早稲田実業グラウンド(晴)
早稲田実業   vs   八王子
1
0 前半 0
1 後半 0
0

晴天に恵まれた早稲田実業高校での第1試合は、早稲田実業と八王子の顔合わせとなりました。

ゲーム序盤は両チームとも非常にアグレッシヴでしたが、前半10分を過ぎたあたりから早実はショートパスを多用し始め、対する八王子はこれに素早い寄せで自由にさせまいとし、一進一退の展開が続きます。

このような展開の中、八王子は最終ラインからのロングボールにFWの選手がきっちり反応、シュートまでもっていくシーンがありましたが、これは早実GKが正面でセーブしました。

前半30分に差し掛かるころ、中盤の密集した狭いエリアから早実10番の選手が左にできたスペースを見つけるとそこに大きく展開、ここは残念ながらオフサイドとなりましたが、このプレーはこの後の展開のひとつのきっかけになったように思えるプレーでした。ゲームは前半このままスコアレスで折り返します。

Img_0670

後半に入ると、徐々に両校のゲーム展開がはっきりしてきます。後半12分、左サイドでボールをもった早実は、逆サイドへ大きくサイドチェンジして八王子DFを揺さぶると、これ以降はピッチを大きく使う展開を意識していきます。

後半15分すぎあたりから、八王子は8番の選手が軸となって仕掛ける展開が出始めますが、ここから25分すぎあたりまで両チームともイエローカードが出てしまうなど、1点を争う展開の中エキサイティングな様相を呈してきます。

そして後半38分でした。早実左サイド5番の選手がクロスをあげるのかと思いきやそのままドリブルでペナルティエリアまで持ち込むと、目の覚めるような強烈なシュートを見舞い、これが八王子ゴール右上に突き刺さり、早実は喉から手が出るほど欲しかった先制点を奪います。早実5番の選手のゴールを決めた後の天高い握り拳と腹から出る雄叫びがまさにそれを象徴しているようでした。

Img_0680

追いかける八王子は、決して諦めることなく攻め、ロスタイムには8番の選手からのクロスからのルーズボールが早実無人のゴールに吸い込まれていきそうな場面も作りましたが、早実は必死のスライディングでクリア、虎の子の1点を死守して勝利しました。

この試合は非常に見ごたえのあるゲームでした。両校の選手のみなさん、本当にありがとうございました。

Kumazemi_new_rogo

2012年5月14日 (月)

都城東vs青山学院

Kumazemi Report 2012-05-13
平成24年度高校総体都大会1次(D)1回戦
私立武蔵高グラウンド(晴)
都城東   vs   青山学院
4
2 前半 2
2 後半 1
3

私武蔵高校会場第2試合です。激しい点の取り合いは都城東に軍配があがりました。

私は午後から地元のフットサル大会に出場する用事があって前半だけの観戦でしたが、お互い激しく攻撃し合うエキサイティングなゲームでした。

Img_2313 都城東の攻撃を担うのは7番と8番の兄弟選手です。二人ともボールタッチが柔らかくてチャンスに飛び出す勘所も良いラテンスタイルの選手です。

対する青山学院はハードなプレーを身上とする7番の選手を中心に、あまりこねくり回さずにスピーディに攻撃を仕掛けます。

前半7分でした。青山学院のパスをかっさらった8番の選手がGKをかわして左サイドネットに突き刺し、都城東が先制します。しかし、直後の9分、今度は青山学院が城東のミスを突いて7番の選手がGKをよく見てループを決め、あっという間に同点になります。いい攻撃の形もあった中、両校とも相手ミスを突いての得点でした。

この後は追いついた青山学院が7番の選手を中心に11番の選手を絡めて少し優位に立ち、前半16分、この7番の選手のバイタル付近での粘りから左へふんわり浮かしたボールに確か9番の選手がヘッドで押し込み逆転します。

どんどん出足が良くなってくる青山学院に対して城東はやや押し込まれる時間が続きますが、前半28分、起死回生のゴールはやはり城東エース8番に生まれます。交代で投入された19番の選手が左サイドを疾走、ここから上げた見事なクロスにこの8番の選手がヘッドで合わせたのです。これで城東が2対2の同点に追いつきます。

Img_2324

前半はこのまま2対2で折り返しました。この後、私はおやじフットサル大会出場のため帰路についたのですが、高体連HPでゲームは4対3で城東が勝利したことを確認いたしました。

激しい点の取り合いを制した都城東は次戦東京朝鮮に挑みます。手強い相手ですががんばってください。

Kumazemi_new_rogo

2012年5月13日 (日)

東京朝鮮vs都三鷹

Kumazemi Report 2012-05-13
平成24年度高校総体都大会1次(D)1回戦
私立武蔵高グラウンド(晴)
東京朝鮮   vs   都三鷹
3
1 前半 0
2 後半 0
0

総体都大会が始まりした。1回戦屈指の好カードを観に武蔵高校までやってきました。両校とも実績ある実力校でありながら新人戦では地区大会で敗れ、関東大会都予選までは進めませんでした。その2校が総体都大会1回戦でぶつかりました。

序盤から速い出足と球際の強さで東京朝鮮が流れを掴みます。特に東京朝鮮FW11番の選手はスピードがあり、かつそう簡単にボールを奪われないキープ力もあって都三鷹は手を焼きます。

前半8分には、左サイドで東京朝鮮10番の選手からこの11番の選手につなぎ、そこからの絶妙なクロスに12番の選手が飛び込んでシュートを打つ惜しいシーンもありました。

そして東京朝鮮ペースで進んできた前半10分、左CKにから雪崩を打って飛び込み、東京朝鮮が先制します。

Img_2267

東京朝鮮は相手ボール保持者へのアプローチが速く、しかもあっという間に複数で囲むことができ、都三鷹は攻撃の糸口が見つからない展開が続きます。囲まれてからのパスは限定されてしまうので、どうししてもパスの受け手は五分五分の勝負にならざるを得ず、苦しい時間が続きます。でも前半はこれ以外のピンチをしのぎきり、都三鷹は1点のビハインドで折り返します。

後半は都三鷹の動きも前半より格段に良くなり、アグレッシヴになりました。しかし、東京朝鮮は相手の押し込みを受けながらも、都三鷹DFの裏へのロングフィードを狙い続けます。特に東京朝鮮DF3番の選手の左奥を狙うロングパスは精度が高く、ここに9番、10番の選手が絡んで最後11番の選手にラストパスを供給するパターンが印象に残りました。

そして後半9分、東京朝鮮は右サイド攻撃からのクロスに10番の選手が落ち着いて左足を振り抜いて2点目を決め、13分には左サイドを突破した11番の選手から供給された中央へのパスに7番の選手が落ち着いて蹴り込んで3対0となります。

都三鷹は前半より動きは良くなったと思うのですが、それ以上に東京朝鮮の攻守の切り替えが速く、また東京朝鮮のスピーディなサイド攻撃の際に中央の選手を捕まえきれていない感じがしました。後半の2点は何れもサイド攻撃からの失点でした。

ゲームはこのまま3対0で東京朝鮮が勝利し、2回戦に駒を進めました。東京朝鮮はスピードのある9番、11番の選手に汗かき役の7番の選手、そして攻守の切り替えの要諦である10番の選手、ロングフィードの正確な3番の選手とタレントがそろっているなと思いました。新人戦地区予選で敗れてしまったのが信じられません。いいチームだと思います。

都三鷹は球際の部分でやや劣勢に立ちましたが、この場合の打開策として、ワンツーとかを多用して少ないタッチで前に運ぶ試みがあってもよかったかなと思いました。

東京朝鮮はま初戦で難敵を破ったことで、ここから波に乗っていくような予感がします。

Img_2274_2

kumazemi's favorite players 2012:東京朝鮮の11番

Kumazemi_new_rogo  

 

2012年4月30日 (月)

帝京vs暁星

Kumazemi Report 2012-04-29
平成24年度関東大会東京予選準決勝
駒沢第2球技場(晴)
帝京   vs   暁星
2
1 前半 0
1 後半 0
0

準決勝第2試合です。

第1試合がPK戦にもつれ込みましたので約30分遅れてのキックオフとなりましたが、すでに真夏にような気候になっており、ちょっと選手には気の毒でした。本当、暑そうだったです。

ゲームは序盤から帝京ペースで進み、暁星はやや防戦気味になります。前半15分には暁星のミスから右サイドから左ファーポスト深めにクロスを入れ、これに帝京8番の選手ががヘッドで合わせますが、これは惜しくもゴールになりませんでした。

Img_2223

 

帝京は前半26分にもペナルティエリアすぐ外25mのFKからチャンスを作りますが、これは暁星GKがナイスセーブで防ぎました。

攻める帝京もやや決め手を欠く展開で、前半暁星がしのぎきって後半勝負かと思っていた前半37分、帝京10番の選手のすばらしいパスから右サイドに位置した19番の選手に展開、ここからの深めのクロスに8番の選手がドンぴしゃヘッドが決まって押していた帝京が先制します。

後半に入ってからも帝京の圧力は続き、後半5分にタテ一本から10番の選手が抜け出し、右足のアウトでゴール右隅に流し込み2対0となります。

2点ビハインドとなった暁星も何とか1点返そうと必死にボールを追い、攻撃を試みますが、ややプレーに正確性に欠き、なかなかリズムを掴めません。

Img_2212

後半30分過ぎからは帝京ベンチが動き出して14番の選手と18番の選手を入れますが、この直後の34分に暁星は右サイドを突破で抜け出し、3番の選手のシュートまで結びつけますが、これは帝京GKの見事なセービングで惜しくも得点ににはなりませんでした。

ゲームはこのまま2対0で帝京が完勝、決勝に進みました。

これで2012年度関東大会東京予選の決勝は実践学園対帝京というカードに決定いたしました。このカードはかなりハードな展開になる思いますが、迫力あるプレーと合わせて唸るようなパスサッカーを期待したいと思います。

Kumazemi_new_rogo

2012年4月29日 (日)

実践学園vs國學院久我山

Kumazemi Report 2012-04-29
平成24年度関東大会東京予選準決勝
駒沢第2球技場(晴)
実践学園   vs   國學院久我山
0
0 前半 0
0 後半 0
0 延前 0
0 延後 0
0
5 PK 3

快晴の駒沢第2、関東大会東京予選準決勝第1試合です。

先週の準々決勝、久我山は堀越に圧勝、対する実践学園は苦しみながら都駒場をPKで振り切っての進出です。実践学園が久我山の華麗なパスサッカーをいかに封じて自校の特色を生かすかをポイントに観戦いたしました。

前半14分、久我山が実践クリアボールを拾ってつないで先に決定的チャンス掴みますが、これはゴール左に外してしまいます。

実践は前半19分に右からのロングフィードからゴール前でポイントを作り、11番の選手が反転してシュートを打ちますがこれは惜しくもGK正面でした。

Img_2130 Img_2131

 

 

 

 

久我山は今日もいつものスタイルを貫こうとしますが、実践はそうはさせじと高い位置から速いプレスをかけ、FWにボールを収まるのを阻止、久我山の「らしさ」を消しにかかります前半の実践はこれをやり続けました。

0対0のまま後半に入りますが、開始早々に久我山の9番の選手がシュートを放ちます。やはり、久我山8番の選手が前めの位置でボールに絡むと何かが起こる気がします。

対する実践はテクニカルな久我山相手に足を止めません。特にあっちこっちに動いてボールに触ってチャンスを演出する久我山10番の選手には相当集中してマークしてました。

Img_2142

このような展開の中、久我山ベンチが先に動き、後半10分に11番に替えて19番の選手を、14分には9番の選手に替えて14番の選手を投入します。特にこの久我山14番の選手は小柄ですが高い技術に加えてすごく俊敏で、相手に囲まれていても一瞬の隙を突いて効果的な配球のできる選手です。

しかし、実践も本当よく鍛えられていて、足を止めずにハードマークを続けます。前回も書いたように正真正銘メンタルタフネス軍団です。

後半24分には実践が12番の18番の選手を投入、特に18番の選手はスピードスターでして、出たくてうずうずしたたのでしょう、ピッチに入ったら待ってましたとばかりに遠慮なく左サイドからドリブル突破を図ります。

Img_2174

このまま終わるかと思った終了間際の後半42分に久我山が決定的チャンスがありましたが、この至近距離からのシュートを実践GKが見事に弾いて守り抜きました。

ゲームは初夏を思わせる暑さのなか延長に入りました。延長後半には久我山DFの一瞬のスキをついたミドルシュートがあり、「決まったか」と思った瞬間、今度は久我山GKは信じられない反応でゴールを死守、ゲームは無情にもPK戦にもつれ込みました。

PK戦ではここまで2戦PKで勝ち上がってきた実践がここでも全員決め、5対3で久我山を振り切り決勝進出を決めました。

それにしてもまだ4月下旬だというのに、この実践学園のタフネスぶりは本当にすごいです。見たわけではないですが、この精神力と持久力を裏付けているのは練習量なのでしょうね。

Kumazemi_new_rogo

2012年4月23日 (月)

國學院久我山vs堀越

Kumazemi Report 2012-04-22
平成24年度関東大会東京予選準々決勝
駒沢第2球技場(曇)
國學院久我山   vs   堀越
5
2 前半 0
3 後半 0
0

関東大会東京予選準々決勝、駒沢第2球技場第1試合です。お隣補助球場では同時刻に帝京vs東海大菅生が始まってます。

ゲーム開始から久我山が高い技術でボールを保持、かつ守備に回った時は相手ボール保持者へあっという間に複数で囲んでプレッシャーをかけ、ゲームの主導権を握ります。この久我山のダイレクトでショートパスをつないで全員が瞬時に成功確率の最も高いプレーを選択する姿はもはや芸術の域に達しているのではないかと思います。

DFラインが下がり気味なると中盤でのプレッシャーがやや薄くなり、するとドリブルで仕掛けられたりスルーパス通されたりと極めて危険なので、堀越は間延びしないようコンパクトな陣形で守り、奪ったら10番の選手やサイドの11番の選手に通して打開を図ります。

しかし、この日の久我山はいつものスタイルを貫きながらも違うパターンも試行します。

前半7分に早くもそのパターンが得点を生みます。自陣から堀越DFライン中央の裏、久我山のFWが特に待ち構えているわけではないスペースに精度の高いロングボールを入れます。構えてないがゆえにそのスペースにサイドから五分五分か六分四分で先に触れるか触れないかのタイミングで9番の選手が走り込み、やむを得ず引っ張り出されたGKもかわされてしまい、堀越は失点してしまいました。

前半17分にはまたもや久我山DF2番の選手が、先制点とほぼ同じ位置に正確なロングボールを入れ、今度は11番の選手がサイドから走り込んできて抜け出し2点目を決めます。このロングボールに久我山FWがスルスルスルっと入り込んでくるのです。

対する堀越も28分には左からの攻撃で11番の選手から中央10番の選手へ絶好のボールが渡ってビッグチャンスが訪れますが、ここは決めきれませんでした。このように前半は2対0のスコアが示すとおり久我山優勢で折り返します。

後半に入って堀越は手数をかけないシンプルな攻撃を仕掛けますが、久我山の堀越に対する執拗なプレッシャーは一向に衰えません。明らかに初戦とメンバーや配置を変えて臨んできている久我山は選手交代もどんどん積極的に行います。 

何とか1点返したい堀越も執拗なプレッシャーをかいくぐるべく動いてかき回しますが、徐々に疲れが見え始めてきた30分、左に流れたおそらく今期の久我山のエースではなかろうかと思われる8番の選手に流し込まれて3対0となります。

Img_2037

堀越はその後36分と終了間際の39分に失点してしまい、結果的に5対0という予想外のスコアで久我山の完勝となりました。

ボクシングでも腕が太くて胸板の厚いパワーがある方が華奢な感じながら正確ににパンチをヒットさせる技術のある方に負ける場合が多々あります。サッカーもボールを媒体とした格闘技であるがゆえ、何を今更ですがやはり技術が高い方が勝つ確率が高いのではないでしょうか。

ただこのサッカーにおける技術のいうのが一言で言い表しやすいのものの、様々なファクターが重なり合って成立するのものなので難しいんですよね。

正直私も偉そうに取材記事なんぞ書いてますが、いまだにこの「技術」を説明できないでいます・・・

2012年4月22日 (日)

実践学園vs都駒場

Kumazemi Report 2012-04-22
平成24年度関東大会東京予選準々決勝
駒沢第2球技場(曇)
実践学園   vs   都駒場
1
0 前半 1
1 後半 0
0 延前 0
0 延後 0
1
3 PK 2

関東大会東京予選駒沢第2球技場第2試合です。

ここまでPK戦、延長と接戦を勝ち上がってきた実践学園と都立勢との戦いを制してきた都駒場がぶつかりました。

駒大高を延長で突き放した実践学園はさすがスピードがあって運動量も豊富です。対する都駒場は攻撃はやや荒削りながらも守備は本当にしっかりしていて、この試合も接戦になるなと感じました。

こうなると先制点がゲームの流れに大きく影響を及ぼしますが、その先制点は前半8分に都駒場がもぎ取ります。右からの攻撃で中央バイタルエリアでボールを受けた選手が見事な方向転換で左に流し、これを11番の選手が蹴り込みました。実践学園DFは一瞬自陣からみて右側にいたこの選手を捕まえていませんでした。これも中央でボールを受けた都駒場の選手の反転が全てだったと思います。

この早い時間帯でのワンチャンスをモノにした都駒場にゲームの流れが傾いていきます。前半10分過ぎにはCKのチャンスを連続して獲得していました。

ところが前半20分過ぎから、ここまでギリギリの試合を勝ち抜いてきた青白のメンタルタフネス軍団が流れを引き戻しにかかります。都駒場は耐える時間が続きますが、こちらも堅いディフェンスはそう簡単にはバランスを崩しません。このような展開の中、前半は都駒場1点リードで折り返します。

後半に入っても序盤は実践学園ペースで進みます。やや防戦気味の都駒場ですが、しつこいですが本当に守備は堅く、決定的な場面は作らせません。この都駒場の守備力は、見ている側に実践学園が押し気味ながらも決め手を欠いているゲーム展開のように映っていたのではないかと思います。

後半20分過ぎあたりから、前半からずっと前線でボールを追いかけ、守備にも動き回った都駒場FW11番の選手に疲労の色が見え始めます。

そして後半27分でした。堅い守備で撥ね返し続けていた都駒場DFが、自陣中央ペナルティエリアすぐ外で実践学園にFKを与えてしまいます。このFKを実践学園6番の選手が見事なキックで直接決め、ゲームはここで振り出しに戻ります。

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 この後30分過ぎから、延長もあり得る展開に両軍ベンチが動きだし、目まぐるしく選手交代がありましたが、結局1対1のままゲームは終了、延長戦に入ります。延長戦では一進一退の展開となりますが両軍得点には至らず、勝負はPK戦にもつれこみ、3対2で実践学園が準決勝の切符を掴みました。

それにしても実践学園はしぶといですね。間違いなくメンタルタフネス軍団です。 都駒場は実践学園相手に先制点を奪って集中切れない堅い守備で主導権を握る展開は狙いどおりだったと思うのですが、やはりこういうい展開の時セットプレーは怖いです。

動きを止めないで常にウラを狙い、果敢にゴールに向かっていくアグレッシヴな都駒場10番の選手、私的に好きなタイプです。

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