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2012年6月26日 (火)

総体都大会準決勝記録(6/23)

すでに今年の総体東京都代表2校は修徳と実践学園に決定しておりますが、6月23日に開催された代表決定戦となった準決勝の記録は残しておきたいと思います。

なお、この日のTEAM kumazemiは全員仕事があった日でして、駒沢公園近隣に居住するしまほっけが第1試合のみ生観戦いたしました。

Kumazemi Report 2012-06-23
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント準決勝
駒沢第2球技場(晴)
実践学園   vs   成立学園
3
1 前半 0
2 後半 1
1

『駒沢第2の実践学園VS成立学園は、3対1で実践学園の勝利です。 前半中頃に掴んだペースのまま、後半はじめは成立が押します。後半開始すぐ、左クロスに7番がばっちりタイミングを合わせ、同点に追い付きます。 しかし、そのあと一気に実践学園が盛り返します。成立GKが前に出ているところ、ゴールに流し込み勝ち越し。 終盤には若干焦りの見せる成立DFの隙を見逃さず、ダメ押し点を決めました。 失点を最小限に抑え、ペースを奪い取るあたり、本日も実践が粘り強さを発揮したゲームでした。それでは、仕事へ向かいますので、本日はここで失礼します。お疲れ様でした。』

Kumazemi Report 2012-06-23
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント準決勝
駒沢第2球技場(晴)
修徳   vs   帝京
2
0 前半 1
2 後半 0
1

第2試合の名門対決はすごいゲームだったみたいです。終始帝京が押し気味に進めて帝京前半1点リードで折り返すも、後半修徳が数少ないチャンスを見事にモノにして逆転勝利したものです。修徳は決めれば同点というPKをポストにはじかれる場面もあったようですが、それでいて逆転勝ちですから相当の精神力ですね。修徳が東京の頂点に立つのは数えていませんが久しぶりではないかと思います。岩本先生もご苦労が報われました。おめでとうございます。ユニフォームも往年のデザインに戻りましたし、インターハイ本大会では修徳カラーを前面に出して暴れてきてください。

2012年6月24日 (日)

修徳vs実践学園

Kumazemi Report 2012-06-24
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント決勝
駒沢第2球技場(曇)
修徳   vs   実践学園
0
0 前半 0
0 後半 0
0 延前 0
0 延後 0
0
8 PK 7

駒沢第2球技場。前日にそれぞれの準決勝に勝利しインターハイへの切符を手にした実践学園と修徳が、東京都王者の座をかけて対戦しました。

前半ペースを握ったのは実践学園。前半2分に得たゴール正面約25mのFKを皮切りに、立て続けのセットプレーで修徳ゴールを脅かします。7分には中盤右サイドでのFKから、ペナルティエリア内で16番の選手が頭でつなぎ、6番の選手がヘディングシュートしますが、修徳GKのファインセーブに阻まれました。さらに9分、右CKを長身センターバック3番の選手がヘディング。修徳は再びGKの好守でピンチを切り抜けます。14分には右サイドバック5番の選手が、中盤でボールを奪って一気に攻め上がるシーンもありました。この5番の選手は試合を通して前に後ろに存在感抜群でした。

かなり高い位置からプレスをかけてくる実践学園に押し込まれがちの修徳でしたが、13分に左サイドで10番と8番の選手がワンツーで突破し観客席を沸かせます。15分に右サイド7番の選手のパスから11番の選手がシュート。20分には縦パス一本に右サイド7番の選手が走り込み、ペナルティエリアわずか外で倒されてFKのチャンスを得ます。シュートは実践学園GKに防がれましたが、一連の攻撃はとてもダイナミックなものでした。

ここからハーフタイムまではお互いに1つずつチャンスを迎えます。まずは修徳が31分、10番の選手が相手DFからボールを奪ってゴールへとドリブルします。しかしここは実践学園10番の選手がうまく体を入れて防ぎました。実践学園は39分、7番の選手がミドルシュートでゴール隅を狙いますが、この日当たっている修徳GKが見事なセービングを見せました。

後半8分、実践学園に大チャンスが訪れました。16番の選手がペナルティエリア内左の角度の無い位置からシュート。逆サイドネットへ向かうボールは、修徳GKが左足一本でなんとか弾き出しました。両チーム応援団から大きな声が上がります。

Img_6413

修徳は後半12分までに3人を投入。前半から続く実践学園ペースを変えたいところでしたが、中盤より前でなかなかボールが落ち着かず、自陣でのプレー時間が多くなります。ボールを持つ実践学園も、攻撃の仕上げの局面で詰め切れません。どちらも気持ちが先に走っていってしまっているような膠着状態が続きました。ロスタイムに修徳が2度のチャンスを迎えましたが決められず、試合は延長戦に突入します。

Img_6479

 延長戦でも両者共になかなか局面を打開できず、時間がどんどん過ぎて行きました。延長後半9分に、修徳2番の選手が、左サイドからのマイナスのボールをゴールほぼ正面から振り抜きますが、実践学園GKがしっかりとキャッチ。勝負はPK戦で決することとなり、9人目まで争った結果、8-7で修徳が優勝を勝ち取りました。

両チームが参加するインターハイは、長野県は松本市での7月28日の開会式からスタートします。東京都代表として、高みを目指して精一杯のプレーを見せて下さい。TEAM KUMAZEMI一同、心より応援しています!

取材:コータロー

2012年6月19日 (火)

実践学園vs東京朝鮮

Kumazemi Report 2012-06-17
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント2回戦
実践学園高尾グラウンド(雨)
実践学園   vs   東京朝鮮
1
0 前半 0
1 後半 0
0

高尾グランドの準々決勝第1試合は実践学園と東京朝鮮の対戦となりました。前日の雨で水を含んだピッチコンディションとなり、試合開始直後にポツポツと雨が降り始める状況での幕開けとなりました。

試合は、開始早々から積極的に攻撃を仕掛ける東京朝鮮のペースとなりましたが、前半7分に実践学園は最終ラインからのロングパスにFW9番の選手が反応してチャンスを作ります。しかし前半11分には実践学園にイエローカード、続く14分に東京朝鮮にイエローカードが出てしまい激しい試合展開となります。前半15分には実践学園が右サイドからのクロスに高さのある2番の選手が綺麗にヘッドで合わせますが、東京朝鮮GKの見事なパンチングでゴールには至りません。

前半22分には、またも実践学園が右サイドからのクロスにスライディングシュートの体勢で9番の選手が合わせようとしますが、惜しくもボールは枠を外れてしまいます。対する東京朝鮮も負けじと前半25分に11番の選手が左サイドをドリブルで持ち込むとそのままシュート、DFに弾かれたセカンドボールを12番の選手が押し込むもポストに阻まれ、さらにその撥ね返りのボールもシュートしますが、実践学園DF陣の体を張った守りに得点できません。

Img_0920

前半27分には東京朝鮮11番の選手が中央からドリブルで持ち込みと右サイドを駆け上がった2番の選手のシュートまでつなげますが、ここは実践学園GKがパンチングでゴールを守ります。前半36分にはまたもや東京朝鮮11番の選手がバイタルエリアで正面を向いてボールを持つと、相手DFを置き去りにするようなトップスピードのドリブルからシュートを打ちますが、実践学園GKは必死のセーブでゴールマウスを割らせません。この前半、東京朝鮮は右サイドから崩してチャンスを作り、一方の実践学園はカウンター主体の攻撃展開でした。このままスコアレスで後半へ折り返しますが、水を含んだロングパイルのピッチは見た目以上にスタミナを要し、足場の負荷が大きいコンディションとなったようです。両校とも気迫と闘志を剥き出しにした前半となりました。

後半の立ち上がりは左サイドから9番の選手がドリブルで持ち込んでそのままシュートを打つなど、実践学園がチャンスを作ります。後半11分、DFラインからのロングフフィードに実践学園9番の選手がオフサイドラインぎりぎりから飛び出してシュートを打ちますが、これも決まりません。しかし後半14分、実践学はFKのチャンスに高さのある6番の選手が頭ひとつ飛び出した打点の高いバックヘッドで東京朝鮮からゴールを奪い、実践学園が先制します。Img_0959_3

この時間あたりからより激しさを増していきますが、互いに高い集中力を維持しながら激しいぶつかり合いとなります。後半26分すぎからは両チームとも選手交代などベンチワークも忙しくなります。

残り時間も僅かとなった後半35分には、東京朝鮮が右CKをニアサイドの11番の選手がヘッドで合わせるもこれはサイドネットでした。

そしてこの後は実践学園東京朝鮮の攻撃を凌ぎきり準決勝進出を果たしました。東京朝鮮は10番、11番、9番の素晴らしい選手たちが繰り出す攻撃は圧巻でしたが、今日はほんの少しだけ勝負のツキを掴むことが出来ず、一方の実践学園は辛抱する時間の中からセットープレーのチャンスを一発ものにした試合でした。実践学園は本当にしぶとく、粘り強いチームですね。

取材:ぬまちちぶ

2012年6月18日 (月)

帝京vs国士舘(結果のみ)

Kumazemi Report 2012-06-17
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント2回戦
駒沢補助競技場(晴)
帝京   vs   国士舘
3
2 前半 0
1 後半 0
0

のっぽろ(7月1日付「しまほっけ」に改名)が現場に行きましたので、結果と彼の短文メッセージだけ記載いたします。

ココカラ→『帝京vs国士舘は3-0で帝京が国士舘を破りました。帝京は10番のスピードが飛び抜けており、右から左から駆け上がって国士舘ゴールを脅かしました。味方が追い付いてこれないシーンもちらほら。国士舘は若干ツイてないプレーも多く、最後まで攻めましたが点を取ることはできませんでした。やっと晴れてきましたが、午後から所用の為、本日はここで失礼いたします。本日もお疲れさまでした。』

いつもの短文かつ散文ですみません・・・

この後の第2試合では、東の横綱である関東第一が同じく東の張出大関の修徳に0対1で敗れる波乱がありました。この総体都大会、前半は攻撃力の方が目立ち、やや守備に安定さを欠いていた修徳ですが、ここにきて守備を強固にしてきましたね。次の代表の座がかかった帝京との名門対決はすごい試合になるでしょう。ところでこの名門同士の公式戦対決、何戦何勝何敗なんですかね。こういう「記録」というのはスポーツの持つ極めて重要な要素です。このブログも十数年後にその「記録」の一端を担えていたらうれしいですね。

2012年6月17日 (日)

成立学園vsかえつ有明

Kumazemi Report 2012-06-17
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント2回戦
実践学園高尾グラウンド(晴)
成立学園   vs   かえつ有明
2
2 前半 0
0 後半 1
1

蒸し暑くなってきた実践学園高尾グラウンド。第2試合は、東京成徳を接戦の末PK戦で下して勝ち上がってきたかえつ有明と、シードで本大会初登場の成立学園との対戦になります。東の大関が、同じく東の横綱に挑む形となりました。

立ち上がりから両チームのスタイルがはっきりと伝わってくる試合展開となりました。成立学園は手数を掛けず短い時間でゴール前までボールを運びます。前半2分にファーストシュートとなるミドルを撃ったように、隙あらばゴールを狙う姿勢は最後まで変わることはありませんでした。一方のかえつ有明はこれまでの試合で見せてきたように、パスの受け手の絶え間ない動きにより、相手密集地帯をスルスルと突破していくスタイル。攻守が切り替わった瞬間に、はっきりと異なるタイプのサッカーが現れてくるのが観ていてわかる程でした。

最初のビッグチャンスは前半17分。成立学園左サイドのセンタリングから中央でフリーの14番の選手がシュートしますが、GK正面へ飛んでしまいます。続けて18分、再び左サイドからクロスが入ると、7番の選手だったと思いますが、今度はしっかりと中央で合わせてゴールネットを揺らしました。

23分には右サイドからのボールを中央で12番の選手がシュート。これはかえつ有明GKがファインセーブで防ぎましたが、続いてのCKをヘディングで決めてリードを2点差に広げます。2ゴールともシンプルな形でしたが、点を狙ってボールを入れられる成立学園の技術の高さを垣間見たような気がしました。

かえつ有明は司令塔10番の選手を中心に反撃の糸口を探します。中盤でボールを奪うと前に残る9番の選手へ預け、その間に一気にラインを上げて局面での数的優位を作り出していきます。しかし成立学園DFも上手く守り、最終ラインで持ちこたえ決定的な場面は作らせません。26分に18番の選手が、27分には3番の選手がミドルシュートでゴールを狙いますが、得点差を詰めることはできませんでした。

Img_6153

成立学園も右サイドバック20番の選手の積極的な攻撃参加からシュートで終わる場面がありましたが、スコアは動かず、2-0でハーフタイムに入ります。

後半に入って8分、かえつ有明の短いクリアボールを拾ってつなぎ、成立学園11番の選手がシュート。飛び出したGKに当たり右サイドに流れたところでもう1度シュート。ボールはゴールへ一直線でしたが、DF4番の選手がライン際で見事なクリアを見せました。

「ピンチの後にチャンスが来る」とはよく言ったもので、かえつ有明はこの後の12分に1点を返します。ゴール前に抜けた7番の選手がしっかりとチャンスをモノにしました。これで試合の行方は全くわからなくなります。

成立学園は14分にCKから6番の選手がゴールを決めるも、その前にファールの判定があり無効に。21分にはカウンターからのシュートがありました。かえつ有明は22分に左サイドから持ち込んだ10番の選手のシュート、続けて2番の選手のミドルシュートで相手ゴールを脅かします。一進一退の攻防が続いていくのですが、印象に残っているのは、両チーム共に意図のはっきりしないようなボールの出し方がほとんど無かったことでした。これはやはり、繰り返しになりますが、チームスタイルがきちんと確立されているということの表れなのだと思います。

試合はロスタイムへ突入。ここでかえつ有明に最後のチャンスが訪れました。ペナルティエリア内右に侵入した10番の選手がシュートを撃ちます。しかしボールはGK正面へ。こぼれたボールも成立学園DFがクリアし、試合は終りを迎えました。

Img_6300

6月でこの完成度。選手権の秋にはどうなっているのか、毎年のことながらかえつ有明は楽しみなチームですね。 次は実践学園と当たる成立学園。本文に織り込めなかったのですが、GKのフィードの正確さは素晴らしいものでした。一番後ろからあのボールを出されると、相手はかなりやりずらいのではないでしょうか。

取材:コータロー

2012年6月11日 (月)

駒沢補助競技場の3試合(6/10)

今日駒沢補助競技場で行われた3試合の結果です。最近プライベートが充実してるらしく私たちと遊んでくれないデジカメ一眼レフホルダーぬまちちぶに代わってのっぽろが突撃しました。

Kumazemi Report 2012-06-10
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント1回戦
駒沢補助競技場(晴)
東京朝鮮   vs   暁星
4
1 前半 0
3 後半 1
1

前半早い時間帯に東京朝鮮が先制、ボール支配率に大きな差はなかったようですが、チャンスを確実に決めていった東京朝鮮に軍配が上がりました。後半、暁星も7番の選手を中心に攻め込む時間帯がありましたが、反撃は1点止まりでした。

Kumazemi Report 2012-06-10
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント1回戦
駒沢補助競技場(晴)
国士舘   vs   駒大高
1
0 前半 1
1 後半 0
0 延前 0
0 延後 0
1
5 PK 4

第2試合は国士舘対駒大高の対決です。力が拮抗している強豪校同士のゲームは前半駒大高が1点リードで折り返すも後半国士舘が追いつき、延長戦でも決着突かずにPK戦にもつれこんで国士舘が勝ち抜けました。駒大高は半端じゃない運動量を誇る20番の選手を軸に、国士舘は11番の選手を中心に熾烈な攻防となりましたが、両校あと一歩のところで得点できませんでした。

Kumazemi Report 2012-06-10
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント1回戦
駒沢補助競技場(晴)
修徳   vs   早稲田実業
0
0 前半 0
0 後半 0
0 延前 0
0 延後 0
0
4 PK 1

第3試合はまだデジタル一眼レフを購入していないのっぽろがこの暑さで体調不良となってしまい帰宅してしまったので高体連HPから結果を掲載させていただきました。0対0だったんですね。両校1次トーナメント決勝で大量点入れて勝ち上がってきましたから相当お互い守備を意識して戦ったのでしょう。

きょうは4試合中3試合がPK決着という結果でした。ここまでくると勝つも負けるも本当紙一重ですね。これで8強が決まりました。カードは成立学園vsかえつ有明、東京朝鮮vs実践学園、帝京vs国士舘、修徳vs関東第一です。

2012年6月10日 (日)

かえつ有明vs東京成徳

Kumazemi Report 2012-06-10
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント1回戦
都東久留米総合高グラウンド(晴)
かえつ有明   vs   東京成徳
2
1 前半 0
1 後半 2
0 延前 0
0 延後 0
2
5 PK 3

今日から総体都大会2次トーナメントが始まりました。東久留米総合高会場では東の正大関と同じ東の張出大関がぶつかりました。

序盤は東京成徳が押し気味でキャプテン7番の選手とエース10番も選手のホットラインで攻め立てます。かえつ有明はガンガン出てくる相手に合わせず自分たちのペースで組み立て、同じく10番の選手と7番の選手が高い技術をいかんなく発揮、相撲で言うともろざしを狙いにくる相手をいなしながら得意の四つ相撲に持っていこうという感じに映りました。

Img_2610

すると東京成徳ペースだった前半9分、この日最初と言っていい右からの展開から得たチャンスで、かえつ有明FW9番の選手が正確に流し込み、かえつ有明が先制します。前へ前へと出てくる相手を受け止めながらワンチャンスをきっちり決めるところはさすが正大関です。

ここから流れは一転、高いボール保持力と素早いサポートで形成する三角形でかえつ有明がゲームを支配します。かえつ有明はコンパクトな陣形を維持して高い位置でボールを奪取するため、中盤がずるずる下がらないよう声を出し合って選手間の距離を測りながらプレーしていました。前半はこのまま終了します。

後半に入ってもかえつ有明は速い集散と確実なサポートで五分五分の局面を可能な限り避けるサッカーを展開します。やはりこのレベルは苦し紛れに放り込んで何とかしてくれ!的なサッカーはしません。対する東京成徳も後半18分に選手を2名入れ替えて打開を図ります。

そして後半26分、またも右からの展開からショートパス交換にヒールを使ったスイッチが見事に決まってGKと1対1、これを18番の選手が落ち着いて決めて2対0になります。

しかし、高校サッカーは本当にわかりません。この1分後の後半27分、私がノートにかえつ有明の2点目を記録してすっと顔上げたら、東京成徳エース10番の選手が中央から蹴り込もうとしている場面になってて、あっと思ったらボールがゴールに吸い込まれて東京成徳が1点返します。これで何となくゲームがわからなくなくなってきたようなムードになります。

ここから交代で入ってきた東京成徳15番の選手がガンガン仕掛けて突破を図り、あれだけコンパクトにまとまっていたかえつ有明の選手間距離を微妙に狂わせ、ていきます。リードしているかえつ有明があっぷあっぷの状態になっていく感じが見て取れました。そしてこんな流れの中の後半34分、東京成徳の左サイドからの攻撃でこの15番の選手が粘り、かえつ有明の守備陣が一瞬立ってしまったところを見逃さず右足を振り抜いて同点ゴールを決めます。

Img_2616

よもやの同点劇に東京成徳は沸き上がり押せ押せになりますが、この2分後に2枚目のイエローで1人退場者を出してしまい、10人となります。しかし、かえつ有明も勝ち越すことができず、ゲームは延長に入りました。サッカーではえてして退場者を出して1人少ない方が流れを掴むことがありますが、このゲームでも東京成徳は延長前後半互角に渡り合い、決着はPK戦となります。

PK戦では全員がきっちり決めたかえつ有明が5対3で勝ち上がり、2点差を追いついた東京成徳もここで力尽きました。

それにしても東京成徳はさわやかなチームですね。リードされてる焦りからミスも出てしまいましたが、仲間を攻めるような声は極力出さず、チームの雰囲気が悪くならないようにしてました。すばらしいです。選手権予選がんばってください。

kumazemi's favorite players 2012:東京成徳の7

Kumazemi_new_rogo  

 

2012年5月29日 (火)

国士舘vs都小山台

Kumazemi Report 2012-05-27
平成24年度高校総体都大会1次(F)決勝
駒沢補助競技場(晴)
国士舘   vs   都小山台
4
1 前半 0
3 後半 0
0

ここまで大森学園と日大三をPKで破り、粘り強さとあきらめない精神力でここまで勝ち上がってきた都小山台が国士舘に挑みました。

都立高校が国士舘に名前負けしないで戦うのは容易なことではないですが、小山台は前半集中切らさず踏ん張りました。

この踏ん張りに圧倒的にボールを保持しゲームを支配しながら、国士舘はフィニッシュの精度を欠き、やや苛立つゲーム展開になっていきます。

前半12分には逆襲から小山台10番の選手が抜け出して国士舘GKと1対1になる場面がありました。これは惜しくもポスト右に外してしまいますが、この時の国士舘GKの守備に対する激しいコーチングの声はすごかったです。それぐらい一方的に押す国士舘が失点してもおかしくない場面でした。

前半だけで5本のCKを得るほど押し込みながら決めきれない国士舘でしたが、このまま前半スコアレスで折り返すかと思われた38分、遠目から観た感じでは特に工夫したようには見えなかったゴール前に蹴り込んだロビングボールを、小山台GKがジャンピングキャッチしようとするも後ろに逸らしてしまい、国士舘に先制点が転がり込んできます。あわよくば前半0対0でと思っていたであろう小山台でしたが、ここはちょっとツキがない感じもしました。

後半に入ると苦しみながらも1点リードした国士舘がエンジン全開となり、徐々に小山台の体力を奪っていきます。特に6番の選手のドリブルと左サイドを疾走する7番の選手が次々に決定機を演出します。

Img_2412_5

Img_2454_5 このような展開から国士舘は後半16分にこの日8本目の右CKにどんぴしゃヘッドを決めて2対0、21分には5番の選手の右からのクロスに11番の選手がこれまたヘッドで合わせて3対0、27分に小山台DFの連携ミスを突いてボールを奪うとゴール前6番の選手がゴロで受け流し込んで4対0ととどめを刺しました。

途中23分に出てきた15番の選手は替わって出た7番の選手に勝るとも劣らないスピードと正確なクロス供給力を持つすばらしい選手でした。国士舘の選手層の厚さを感じました。

対する小山台はここまで本当によくがんばったと思います。これでサッカーをいったん休止して受験準備に入る3年生もいるかと思いますが、私立2校PKで下して国士舘相手にここまで食い下がった事実は小山台サッカー部の歴史に残ることでしょう。お疲れさまでした。

kumazemi's favorite players 2012:国士舘の15

Kumazemi_new_rogo  

 

2012年5月28日 (月)

修徳vs大東大一

Kumazemi Report 2012-05-27
平成24年度高校総体都大会1次(H)決勝
駒沢補助競技場(晴)
修徳   vs   大東大一
7
5 前半 0
2 後半 1
1

総体都大会一次トーナメント屈指の好カードは意外な展開となりました。

序盤から両校ガンガン行くかと思いきや、比較的静かな立ち上がりでした。しかし、前半3分修徳が最初のCKを得た後のチャンスに右45度の位置から4番の選手のシュートが決まり、あっという間に修徳が先制します。

Img_2339

立ち上がりから修徳は出足が速く、読みも良く、コンディションの良さがうかがえました。対する大東大一は石神井戦で暴れたFW11番の選手が先発しておらず、どこかコンディションが良くないのかなとも感じました。

修徳は14分にもたて続けにCKのチャンスを得、16分には前半4本目のCKからチャンスを作ります。

そして、前半20分にペナルティエリア左の位置からシュートを突き刺し2対0、25分には5本目のCK、続く27分には右サイド攻撃から精度の高いクロスに9番の選手がヘッドでたたき込んで3対0とします。

大東大一は何か元気がない感じで、全体的に運動量も少なく、パスの供給先をことごとく修徳に潰されてしまい、リズムを掴むことができません。

前半38分には右サイドにいた9番の選手から10番の選手につなぎ、ゴールライン際まで突破されてシュートを打たれて4対0、直後の39分には7本目の右CKからファーにいた4番の選手の折り返しを8番の選手が押し込んで5対0となります。

Img_2366

前半はこのような展開で大東大一が5点のビハインドを負う形で折り返します。

後半に入っても修徳の勢いに大東大一が耐える形は変わらず、2分に右ペナルティエリアすぐ外で得た直接FKを11番の選手が直接ファーサイドのネットに蹴り込み6点目を取ります。

ここで大東大一はFW11番の選手を投入、すると少し流れが変わって修徳ゴール前まで攻め込むようになります。そして後半12分、左サイドにいた7番の選手が供給されたパスに見事に反応して蹴り込み、大東大一がここで1点返します。ここから大東大一はワイドに展開して修徳守備陣形を開かせてチャンスを作り始めます。

しかし、後半20分左サイド5番の選手のクロスをファーサイドから走り込んだ9番の選手が押し込んで7対1となりゲームは完全に決まってしまいました。

修徳は前回都町田に2点返されたポイントを見事に修正してきましたが、ここまで圧勝すると誰が予想したでしょうか。大東大一のコンディションがものすごく心配になるゲームでした。修徳は確かに強いです。でも大東大一はこのように大敗を喫するチームではないです。必ず巻き返してほしいです。

これで修徳は二次トーナメントでは第1試合で農大一を5対0で撃破した早稲田実業と当たります。

 kumazemi's favorite players 2012:修徳の10番、大東大一の7番

Kumazemi_new_rogo  

 

2012年5月21日 (月)

国士舘vs國學院久我山

Kumazemi Report 2012-05-20
平成24年度高校総体都大会1次(F)2回戦
清瀬内山グラウンド(晴)
国士舘   vs   國學院久我山
3
1 前半 2
2 後半 0
2

清瀬内山グランドの第1試合は國學院久我山と国士舘という強豪同士の顔合わせとなりました。

久我山は序盤から華麗なパス回しでゴール前まで展開、すると前半9分にフリーでいた9番の選手がペナルティエリア手前右スペースでボールを受けてシュートまで持ち込みます。

立ち上がりからボールを支配する久我山は前半19分、中央でのショートパス交換から右サイドでスペースを狙っていた久我山9番の選手にボール供給、するとこの9番の選手がゴール左隅に鋭いシュートを決め久我山が先制します。

先制された国士舘は、カウンター気味にサイド攻撃を試みますが、なかなか決定機を演出できません。このような展開の中の前半27分、久我山は中央からサイドへ、中央からサイドへとボールを動かして国士舘を揺さ振ります。すると、久我山10番の選手が、ペナルティエリアに入ったあたりで受けたラストパスを落ち着いて蹴りこみ、久我山が追加点をもぎ取ります。

Img_0788_4 前半30分までに2対0となり、久我山完勝のペースになってしまうのかと感じさせるような展開ではありましたが、国士舘も踏ん張ります。そして前半37分、国士舘は左サイドからの展開からバイタルエリアにいた11番の選手にボールが渡り、この選手が相手DFを引き付け、左に走りこんだ10番の選手にパスを出すと、この10番の選手が久我山DFのスライディングタックルを交わすように左隅に決め、国士舘が1点返します。

1点差で迎えた後半開始早々の2分でした。、国士舘は左サイドからドリブルでペナルティエリア内に侵入したところを久我山DFが必死のスライディングで止めにかかりますが、ここでホイッスルが鳴り、国士舘のPKとなります。このPKを国士館は落ち着いて決め、試合は振り出しに戻ります。

このPKのから久我山が前半とは異なるムードになっていくのを少し感じましたが、それでも全国にその名が知れる両校は一歩も引かず激しいゲームになります。後半18分には久我山20番の選手が10番からのパスを受けてペナルティエリアにドリブルで切り込むも国士館DFが4人がかりで止めにいく場面もありました。一方、国士舘は後半37分、右サイドから出たグラウンダーのパスにフリーだった18番の選手が反応、シュートを打ちましたが、これはわずかに枠を捕らえることができません。

Img_0818_2 そして誰もが延長戦を予感していた後半38分、ゴール左手前ペナルティエリア内での久我山DFのスライディングに、無情のイエローカードが出てしまい、再び国士館にPKが与えられます。国士舘はこのPKをゴール左に落ち着いて決め、残り時間の久我山の攻撃もきっちり押さえ込んだ国士館が逆転で勝利しました。

ボールゲームには「流れ」というものがあります。これは、ピッチ内の選手だけではどうにもならないケースもあります。そして、この「流れ」はちょっとした出来事や時間の経過と共に変わります。この試合にもそういうボールゲームの持つ魔性を感じました。しかし、このゲームに限って言えば、高い技術力と強靭な精神力を持つ両校だからこそこういう流れになったのではないかとも解釈することもできます。

国士舘イレブンはインハイ目指して久我山の分まで暴れまわって欲しいです。 Kumazemi_new_rogo