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【特別掲載】第101回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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【特別掲載】第85回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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2007年8月15日 (水)

都八丈vs錦城学園

Kumazemi Report 2007-08-14
第86回全国選手権東京大会4地区予選
大井第2球技場(晴)
都八丈   vs   錦城学園
5
3 前半 0
2 後半 0
0

いよいよ選手権予選が始まりました。今日は盆休みということもあって大井埠頭まで行ってみました。が、激しい暑さで大井埠頭公園内を歩いているうちに頭痛がし始め、軽い熱中症のような症状になってしまいました。恐ろしい熱さです。明らかに異常です。

この会場には初めてきましたが、人工芝のいいピッチです。観客席もあります。しかし、ゴール裏とバックスタンド側は雑草ぼうぼうでした大田区役所の職員の皆さん、忙しいとは思いますが刈っておいてください。あれは芝生観戦席とは言えません。

さて、試合の方は開始直後から都八丈が主導権を握ります。錦城学園のサイドのプレッシャーがやや甘く、一度ボールをサイドに展開されると深く切り込まれてピンチを招いてしまいます。しかし、最後の最後の守備意識は高いものがあり、押しているものの都八丈は先制できずに時間が経過していきました。

しかし、前半23分頃、都八丈はポストプレーのうまいFW11番の選手のゴールで先制します。とるべき人がとったことでいいムードになった都八丈はこの後も攻撃の手を緩めず、28分頃にはボランチ7番の選手の見事な配球からまたも11番の選手がドリブルシュートを決めて2-0、前半終了間際には中盤8番の選手が錦城学園DFを1人かわして右足を振りぬき、目の覚めるようなミドルシュートを決めて3-0となります。

この都八丈は10番キャプテンの選手が中心のチームだと思いますが、運動量は少ないものの奪ったボールを確実に配球する7番の選手にスピードのある9番の選手の右サイドの突破、そしてこのミドルシュートを決めた運動量豊富で技術もある8番の選手の左サイド突破が主な攻撃スタイルです。

Hachijo8dribble この8番の選手は線こそやや細いもののつばさ総合の井上選手を髣髴とさせるいい選手です。

確かに錦城学園のコレクティブゾーンにおける守備にやや迫力に欠ける部分があったので、さほどプレッシャーなくできたとは思いますが、でもこの暑さの中で守備の意識を持ちつつも長い距離をドリブルで駆け上がったり、ショートパスで局面打開を図ろうとするセンスはきらりと光るものがありました。

あと何と言っても都八丈の7番の選手です。

写真は前半のひとコマですが、FKの場面ではありません。ボールを保持しながら、暑さ対策で一休みしつつ、ちゃんと前線の選手の位置とスペースを確認しています。

Hachijo7_2この後はやはり似たような場面で、今度は暑さ対策の一休みを入れずに突然トップギアに入れてゴール前までドリブル突破を仕掛けました。後半、都八丈は大幅に選手を入れ替えますが、この7番の選手は替えませんでしたので、要なのでしょう。

試合のほうは後半から出てきた20番の選手の活躍もあって5-0で都八丈が勝ちました。錦城学園は数回あった速攻でのチャンスで1点返したかったですね。バイタルエリア付近で数的優位になる局面もありましたが、焦りからでしょうかフィニッシュにつなげるプレーがやや雑になってしまいました。あと、後半替わった錦城のGKの選手がしきりに指示していたのが印象的でしたが、やはりもっとプレッシャーをかけなければいけません。

でもあの暑さの中、炎天下でサッカーを75分やるのは大変です。屈強40代を自認する私でさえ歩いているだけで軽い熱中症になるくらいの状態ですから、選手たちの消耗は相当だったと思います。

Kinjogoalmae

錦城学園含めて本日28校が姿を消しました。ノックアウト方式の一発勝負は感動を生みますが切なさも残りますね。なお、都福生は順調に発進し、次戦は創価です。地区予選屈指の好カードになりました。

kumazemi's favorite players 2007:都立八丈の8番

Kumazeminame

2007年8月13日 (月)

夏休み

この間、私はこれから11月中旬までの熱い戦いの前に英気を養おうと富士山方面へ行ってまいりました。

Mishimakan1まずは山中湖畔にある三島由紀夫文学館。自筆の原稿、著名人への書簡の数々、人物年表、50分近い映像記録物と早熟の天才三島由紀夫のいろいろな面を見ることができ、勉強になります。周囲は公園になっていて、秋に来たら最高ですね。

となりには徳富蘇峰の記念館みたいなものも併設してあって、ここも見学しました。

そこから目的地の河口湖に行きました。

Kawaguchiko_2

夜、宿について精進料理を食しました。

Zensai_3 Shiru_3 Sunomono_2 Mushimono_2 Nimono_2 Agemono_2

葉月食彩献立

  • 【箸付】隠元、ゴーヤ、焼き椎茸、茗荷紅芋和え
  • 【前菜】白木水母煮凝り、蕪さくらんぼ、蓴菜・水雲、蓮根塩焼き挟み柚子べし、アスパラアマランサス和え、鬼火トマト、モロヘイヤ
  • 【吸物】山芋蓮根庄内麩巻き、白しめじ、人参、三つ葉
  • 【向付】汲み上げ湯葉、アボガド、刺身蒟蒻、岩海苔、敷林檎、茗荷、辛子酢味噌
  • 【焼物】湯葉もどき曙焼き、谷中生姜、梅
  • 【煮物】信田巻き、冬瓜、胡麻麩、絹鞘、ヤングコーン
  • 【揚物】黍湯葉巻揚げ、茄子、ズッキーニ、昆布、獅子唐、ライスペーパー、紅塩、大根おろし
  • 御飯(神代赤飯、胡麻塩)、味噌汁(蕪、油揚げ、葱)、香物(沢庵、胡瓜、人参)、菓子(小豆羊羹)

選手権東京予選が始まりますと、私はとってもビジーになるわけですが、体調万全にして取材敢行いたします。

2007年8月 5日 (日)

佐賀インターハイ

インターハイが市立船橋の5度目の優勝で幕を閉じました。

6試合で18得点2失点もすごいですが、驚くのはその総得点18得点中、何と14点を後半にあげているのです。

夏場の試合で後半に凄まじい攻撃力を見せ付けるというのは、まさに王者ですね。

市立船橋はプリンス関東も7勝2分の負けなしで優勝していますが、18得点の内訳は前半10に後半8でした。

一発勝負のトーナメント戦でこの戦いぶりですから、もはや高校には敵なしかもしれません(実際プリンス関東を制してインターハイを制したのでこれは的外れではないと思います)。

このインターハイでは流経大柏もベスト4の成績を残しており、プリンス関東でも最終順位1位決定戦でこの千葉勢同士が戦っています。また、八千代と習志野もプリンス関東を戦っています。今や千葉を制するものは全国を制すという感じです。

八千代と習志野はここ最近強化されているわけではなくて、私が中高校生の頃から全国に名をとどろかす強豪であるのですから、伝統校がその伝統を守るべくサッカー環境の変化にも順応しながら強化され、新たな強豪はこれらの伝統校を追い越すために創意工夫で強化を図ることでレベルがどんどん高くなっていったのだと思います。現在は付属でなくても一貫指導が可能ですから高校のレベルが高くなると小学校(ジュニア)、中学校(ジュニアユース)のレベルも上がります。そして何よりこの循環は最終的に指導者のレベルを上げることになります。各カテゴリに揃った高いレベルの指導者のもとで高い能力を持つ選手がたくさん育ち、ここに質の高い子供たちが集まってくることでさらに指導者のレベルが上がっていく・・・私はこの千葉県が誇る若年層強化の循環モデルに興味津々であります。

近々でFCバルセロナキッズキャンプ(横浜)のコーチングスタッフの一員として滞在されてます村松さん(八千代OB)とお会いするので、この循環モデルについて少し伺ってみたいと思います。

東京勢は帝京がベスト8、初出場の関東第一は初戦を突破しました。帝京は厳しいブロックに入ってのベスト8、満足してはならぬもののよくがんばりました。関東第一の全国でのゴールはおあずけになってしまいましたが、1勝は1勝ですからこれを自信にして選手権予選に臨んでほしいです。

Img_1690

選手のみなさん、暑い中お疲れ様でした。

※写真と本文は関係ありません。

Kumazeminame_2

2007年8月 1日 (水)

サッカーによって建設された昆虫王国

2000年から静岡県沼津市で個人の技術の向上を目的とした小学生のサッカースクール「ソルナシエンテ」を運営されているソルナさんが、私の息子のためにたくさんのカブトムシとノコギリクワガタを贈ってくださいました。

Img_0899_2 

ソルナさんが運営されているスクールは勝つことにこだわるのではなく、サッカーの「蹴る・止める」といった基本技術を中心に子供たちの「個の能力」を伸ばすことを第一に考えているスクールです。

そしてすばらしいのはそれだけでなく、地域スポーツの活性化と発展への貢献をしっかりとその運営理念に添え、実行しているところです。私のように週末にちょこっと子供たちにサッカーを教えているようなお父さんはけっこう多いでしょうが、ソルナさんのように子供たちにサッカーだけでなく、自分たちが住む地域社会との関わりを通じて心の成長もサポートしている方はそう多くはありません。私とは志が違います。

そのソルナさんからたくさんの甲虫をいただいて、我が家はさしずめ「昆虫王国」となりました。もとからいたヒラタクワガタやコクワガタ、ニイニイゼミにヒグラシ、ゴマダラカミキリ、そしてゼリー求めてどこからともなく集まってくる蟻などなどです。

息子といえば、今朝は6時ごろからベランダに出て、昆虫ゼリーを一心不乱にセットしておりました。ここのところおたふくかぜになったのもあって彼はあまりボールを蹴っていないのですが、そんなことは全く気にしていないようで、今は「昆虫あるのみ」です。

ちなみに私はソルナさんとお会いしたことはありません。このブログがきっかけでSNSを通じて知り合いになりました。コメントをいただいたり、お互い東京と静岡の高校サッカーの情報交換などをしていて身近な存在になりました。

サッカーのすばらしさはこういうところにもあります。あっという間に仲間がどんどん増えていきます。

読者のみなさん(注:成人の方)もそうだと思いますが、サッカー好き親父は焼き鳥屋でも行ってサッカーの話でもしだしたらエンドレスになります。「俺はJリーグのどこのファンだ」とかいう話から、 「自身の現役時代」の話、「日本代表」のこと、「海外リーグ」のこと、「オシムさん」のこと、「川淵キャプテン」のこと、「帝京や清水東」のこと、「自分が入っているチーム」のこと、「adidasとPUMAについて」、「マラドーナ」のこと、「指導・育成について」、「クラブに入っている息子」のこと、「サッカーはもういい加減にしてくれと小言を言う奥さん」のこと、などなどです。ざっとあげただけでこれぐらいありますから、午前さまになるのも無理はありません。でもそれぐらいサッカーは人を惹きつけてやまないものなのですね。

そしてこのたびサッカーつながりは息子が卒倒するくらい大興奮する出来事に発展いたしました。

次はどうなっていくのか、私自身とても楽しみです。

※ソルナさん、明日から家族で旅行に行きますが、お土産をお送りいたします!それにしてもこんな巨大なノコギリクワガタ、私も初めて見ました。ビックリです。

Kumzeminame