都八丈vs錦城学園
Kumazemi Report | 2007-08-14 |
第86回全国選手権東京大会4地区予選 |
大井第2球技場(晴) |
![]() |
|
![]() |
いよいよ選手権予選が始まりました。今日は盆休みということもあって大井埠頭まで行ってみました。が、激しい暑さで大井埠頭公園内を歩いているうちに頭痛がし始め、軽い熱中症のような症状になってしまいました。恐ろしい熱さです。明らかに異常です。
この会場には初めてきましたが、人工芝のいいピッチです。観客席もあります。しかし、ゴール裏とバックスタンド側は雑草ぼうぼうでした大田区役所の職員の皆さん、忙しいとは思いますが刈っておいてください。あれは芝生観戦席とは言えません。
さて、試合の方は開始直後から都八丈が主導権を握ります。錦城学園のサイドのプレッシャーがやや甘く、一度ボールをサイドに展開されると深く切り込まれてピンチを招いてしまいます。しかし、最後の最後の守備意識は高いものがあり、押しているものの都八丈は先制できずに時間が経過していきました。
しかし、前半23分頃、都八丈はポストプレーのうまいFW11番の選手のゴールで先制します。とるべき人がとったことでいいムードになった都八丈はこの後も攻撃の手を緩めず、28分頃にはボランチ7番の選手の見事な配球からまたも11番の選手がドリブルシュートを決めて2-0、前半終了間際には中盤8番の選手が錦城学園DFを1人かわして右足を振りぬき、目の覚めるようなミドルシュートを決めて3-0となります。
この都八丈は10番キャプテンの選手が中心のチームだと思いますが、運動量は少ないものの奪ったボールを確実に配球する7番の選手にスピードのある9番の選手の右サイドの突破、そしてこのミドルシュートを決めた運動量豊富で技術もある8番の選手の左サイド突破が主な攻撃スタイルです。
この8番の選手は線こそやや細いもののつばさ総合の井上選手を髣髴とさせるいい選手です。
確かに錦城学園のコレクティブゾーンにおける守備にやや迫力に欠ける部分があったので、さほどプレッシャーなくできたとは思いますが、でもこの暑さの中で守備の意識を持ちつつも長い距離をドリブルで駆け上がったり、ショートパスで局面打開を図ろうとするセンスはきらりと光るものがありました。
あと何と言っても都八丈の7番の選手です。
写真は前半のひとコマですが、FKの場面ではありません。ボールを保持しながら、暑さ対策で一休みしつつ、ちゃんと前線の選手の位置とスペースを確認しています。
この後はやはり似たような場面で、今度は暑さ対策の一休みを入れずに突然トップギアに入れてゴール前までドリブル突破を仕掛けました。後半、都八丈は大幅に選手を入れ替えますが、この7番の選手は替えませんでしたので、要なのでしょう。
試合のほうは後半から出てきた20番の選手の活躍もあって5-0で都八丈が勝ちました。錦城学園は数回あった速攻でのチャンスで1点返したかったですね。バイタルエリア付近で数的優位になる局面もありましたが、焦りからでしょうかフィニッシュにつなげるプレーがやや雑になってしまいました。あと、後半替わった錦城のGKの選手がしきりに指示していたのが印象的でしたが、やはりもっとプレッシャーをかけなければいけません。
でもあの暑さの中、炎天下でサッカーを75分やるのは大変です。屈強40代を自認する私でさえ歩いているだけで軽い熱中症になるくらいの状態ですから、選手たちの消耗は相当だったと思います。
錦城学園含めて本日28校が姿を消しました。ノックアウト方式の一発勝負は感動を生みますが切なさも残りますね。なお、都福生は順調に発進し、次戦は創価です。地区予選屈指の好カードになりました。
kumazemi's favorite players 2007:都立八丈の8番
そうみたいですね。取材した東海大高輪台だけでなく福生、芝といった番付組も姿を消しました。波乱含みですね。
投稿: な様 from kumazemi | 2007年8月17日 (金) 17:45
聞いた話ですが、7地区では南平、桐朋が負けたらしいです
投稿: な | 2007年8月17日 (金) 15:07
波乱はおきましたか?
投稿: 7地区 | 2007年8月16日 (木) 17:20
ご無沙汰しています。
お元気そうですね。
さて、納涼会!?いつ頃にしましょうか?
そろそろ日程を
調整していきたいと思います。
投稿: S-Nakamori | 2007年8月16日 (木) 10:05
7地区は戦力が拮抗してる中で枠が3つしかないので見に来る価値があると思います
投稿: アドリアーノ | 2007年8月16日 (木) 09:26