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【特別掲載】第101回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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【特別掲載】第85回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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2012年9月24日 (月)

kumazemiレコーダーβ版完成!

何年か前から「速報性優先ではなく、記録性優先で活用できる方法はないか」と私とコータロー、ぬまちちぶ、しまほっけそして小林さんの5人でずっと考えていたのですが、苦節3年ここにモバイル版レコーダーのプロトタイプ(β版)が完成しました。

このレコーダーは誰でも簡単な操作でゲーム内容が記録でき、それが集積するとデータベースとなっていくというシステムです。過去の戦績データをいつでもどこからでも閲覧できたりしますし、どのような相手にどのような得点パターンが多いかとか、このような相手の場合にはどんな守備機会が失点につながるケースが多いか、などを分析することも可能にします。

スポーツと「記録」は切り離せません。このブログも何年も続けているうちに記録物として耐えうるようなモノになってきています。このスポーツの持つ最大の特徴である「記録」に私たちは再びフォーカスし、ここにテクノロジーを駆使してチャレンジしてみたわけであります。

Intro

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の第91回全国選手権東京都大会からまずは私たちが実際に使ってみて、そこで発生する課題を持ち寄ったりしながら、過去分も含めてデータの精度や質を上げていき、並行してデータ入力オープン化に向けた仕組みの確立を進めてまいります。

最終的なゴールイメージは「みんなでつくる東京高校サッカーデータベース」って感じでしょうか。みんなで作ってみんなで使うのです。もちろんFREE(無料)です。とはいえ最終的なネーミングはもっとカッコイイのにします!

Flying_gutsman_2

2012年9月17日 (月)

暁星vs東京成徳

Kumazemi Report 2012-09-16
第91回全国選手権東京Aブロック1回戦
早大東伏見グランド(曇り時々雨)
暁星   vs   東京成徳
5
1 前半 0
4 後半 1
1

東伏見会場第2試合です。1回戦屈指の好カードということもあってたくさんのお客様が詰めかけました。

両校とも総体のゲームも見ていましたが、序盤の展開見ていて暁星がすごくパワフルに成長していたのには驚きました。特にFW9番の選手は一回り大きくなった感じがしました。本人嫌がるかもしれませんが何となくフッキに雰囲気が似ています。

この9番の選手はもちろん大柄で体格も良いのですが、外見だけで空中戦を制することはできません。体幹の強さ、空間認知力、ジャンプのタイミングのとり方、腕の使い方・・・と外見からだけでは掴みきれない能力が必要とされるのです。そして私はこの暁星9番の選手は、これら空中戦を制す能力のほとんどを持っていると見ました。これもあってこのゲームは随所に迫力ある空中戦が展開される試合となりました。

Img_2726

ゲームの方は開始直後から激しく圧力をかけた暁星が6分に4番の選手が押し込んであっさり先制しますが、この後は東京成徳にミスを突かれてミドルを打たれたり、速攻からシュートまで持ち込まれるなどやや攻めあぐね、前半はこのまま暁星1点リードで折り返します。

しかし、ハーフタイムに喝を入れられたか後半に入って暁星の攻撃力が爆発、後半13分にセットプレーからヘッド一発で2対1、14分には左クロスから小柄な14番の選手の首を捻った見事なヘディングシュートが決まって3対0となります。

暁星相手に3点ビハインドとなってしまった東京成徳はやや運動量も落ち、得意なはずのショートパス交換も激しい寄せで精度を欠き、苦しい展開になります。そして疲労もピークに差し掛かる後半23分と27分には立て続けにゴールを奪われ、予想もしなかった5対0というスコアになります。

しかし、意地を見せたい東京成徳は後半29分、11番の選手がやや距離のあるほぼ中央の位置からものすごい左足のボレーを暁星ゴールに突き刺して1点返し、ゲームは5対1で暁星が勝利しました。

あわよくばで東京成徳が前半で先に得点を取り、リードして折り返したらもっとゲームはもつれていたかもしれません。ので、前半6分とう早い時間帯での先制点献上悔やまれます。東京成徳は中盤に技術がしっかりした選手が多く、私としてはもう少し見たかったです。東京成徳の選手と関係者、保護者、友人の皆様、お疲れ様でした。

Img_2738

次戦パワフルになった暁星と駿台学園のゲームは激しい戦いになるものと思われます。

 

2012年9月16日 (日)

都日野台vs東京

Kumazemi Report 2012-09-16
第91回全国選手権東京Aブロック1回戦
早大東伏見グランド(曇り時々雨)
都日野台   vs   東京
3
0 前半 1
3 後半 0
1

いよいよ平成24年度選手権都大会が始まりました。今年もチーム一丸となって取材したいと思ってます。いたらない点も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。

今日の私たちは東伏見、私立武蔵、駒沢第2の3か所に配置されましたが、その中の東伏見会場第1試合の都日野台と東京の対決です。

序盤は東京が10番の選手のシンプルかつ正確なプレーを起点に流れを掴みます。東京は出足が良くてチェックが速く、都日野台に楽なプレーをさせません。この10番の選手と7番、9番の選手が絡んだ中盤は華麗ですらありました。この3人は本当上手です。

対する都日野台は若干受けに回ったか、やや耐える時間が続きます。しかし、前半20分過ぎから盛り返し、25分の7番の選手から左サイド10番の選手への大きなサイドチェンジからミドルシュートまでつなげた攻撃で一気に流れを掴みました。ここから都日野台は執拗に左サイドから攻撃を仕掛け、守勢に回る時間が長くなった東京からパスの精度を奪っていきます。

Img_2708

しかし前半終了間際の38分、左サイドに位置していた東京10番の選手がパスを受けるとロッベンばりに中央に切れ込み、このタイミングしかないだろうというタイミングでミドルを打ったところこれが見事に都日野台ゴールに吸い込まれ、守勢に回っていた東京がいい時間帯に先制します。前半はこのまま1対0東京リードで折り返します。本当サッカーはわからないスポーツです。

後半に入ると嫌な時間に先制された都日野台が開始直後から猛反撃、後半6分にこれまた10番の選手が起点となって中央へボールを供給、これを前半に再三この10番の選手と一緒になって左サイドから攻撃を仕掛けていた14番の選手が押し込み、都日野台が同点に追いつきます。これで前半嫌な時間に失点したムードは吹っ飛び、4分後の後半10分にはこれまた10番の選手が倒されて得たFKから3番の選手が飛び込んでヘッドを突き刺し、あっという間に都日野台が逆転します。

Img_2697_3

 

都日野台はこの後も5番の選手のドリブル突破も冴え、スピードに乗った攻撃を展開していき、東京の持久力もどんどん消費させていきましたが、東京もあと1点を奪うべく必死に攻撃を仕掛けます。後半20分過ぎからの両校の攻防は見ごたえがありました。

そして後半40+1分に都日野台はカウンターからの右クロスに5番の選手が合わせて3点目を奪い、勝負を決めました。

途中雨が降ってきてスリッピーになりましたが、よく鍛えられた両校は確かな技術で迫力あるプレーを見せてくれました。感謝です。

それにしても都日野台が試合前のアップで見せてくれた音楽に合わせたダンス体操良かったです。特になぜか途中で出てくる倒立のパートでは、逆立ち苦手な選手がバタバタ倒れて調和が思いっきり乱れていたところがナイスでした。次戦かえつ有明戦でも調和の取れてない高校生らしい美しくない全員倒立を期待します!

2012年9月 5日 (水)

無手勝流高校サッカー番付<東京2012秋>

この番付は、本年度の新人戦⇒関東予選⇒総体の結果を俯瞰で見つつ、さらにリーグのポジションや過去実績を総合勘案して作りました。また、やるに連れて掲載校数が膨れてきてしまいましたことを反省して今回は勇気を持ってを絞り(東西20校ずつ)、かつ「前頭筆頭」はその言葉の意味どおり筆頭級の1校のみの掲載としました。いろいろご意見あろうかと思いますが、ご容赦いただきたくお願い申し上げます。

無手勝流高校サッカー番付 2012年 秋

東(1~4地区)
役位
西(5~8地区)
修徳高校
横綱
実践学園高校
成立学園高校
帝京高校
大関
 
かえつ有明高校
関東第一高校
暁星高校
東京朝鮮高校
東京成徳高校
張出大関
駒澤大学高校
國學院大学久我山高校
早稲田実業学校高等部
国士舘高校
都立駒場高校
大東文化大学第一高校
駿台学園高校
関脇
多摩大目黒高校
日本学園高校
東海大学菅生高校
都立東久留米総合高校
豊島学院高校
都立城東高校
張出関脇
堀越高校
都立三鷹高校
芝高校
都立墨田川高校
都立豊島高校
東京高校
東京実業高校
高輪高校
都立葛飾野高校
小結
都立国立高等学校
都立日野台高校
都立保谷高校
都立狛江高校
桐朋高校
都立石神井高校
東京農業大学第一高校
保善高校
前頭筆頭
都立野津田高校
TEAM KUMAZEMI

自分で言うのもなんですが、かなりスッキリしました。これを作る上で困難を極めるのは、何回戦まで行ったかという結果だけでなくどの高校にどういうスコアで敗れたか(勝ったか)とリーグ戦のポジションをそれなりに関連付けなければならないところです。

高校サッカーにおける実力の序列というのは、何かのロジック一発で美しく収まるほど単純ではないんですね。だから面白いんですが。

でもホンモノの大相撲の番付作成には何らかのロジックがあるのでしょうね。

2012年9月 3日 (月)

West Ham vs Fulham (PREMIER LEAGUE)

8/30からLONDONに行ってまいりました。kumazemiもついにサッカーの母国イングランドに足を踏み入れたのであります。もちろんプレミアリーグを観るべく、表題のとおりのいぶし銀のカードを観戦してきました。

Kumazemi Report 2012-09-01
PREMIERLEAGUE第3節
BoleynGround(UptonPark)(晴)
WestHamUnited   vs   Fulham
3
3 前半 0
0 後半 0
0

West HamのホームUpton Parkで行われたのですが、まずはその熱気に圧倒されました。それもそのはず今期下位のフットボールリーグ・チャンピオンシップから昇格してきたからです。ご存知の方も多いと思いますが、ここUptonは東ロンドンの下町でサポーター層は労働者階級が多いです。こう言っては何ですが、私の左側と後部座席のお客さんはちょっぴり怖かったです(汗)。

ゲームの方は開始1分にケヴィン・ノーランが先制ゴール、29分にはデンマーク育ちでニュージーランド代表のウィンストン・リードがCKから相手DFもろともヘッドで決めて2対0、前半終了間際の41分にはマシュー・テイラーがこぼれ球を左足で蹴りこんで3対0とします。

前半のゴールラッシュでUpton Parkのボルテージは最高潮に達し、いつの間にか私もスタンディングで全く意味がわからない応援歌を口ずさんでおりました(というよりこうしないとヤバいのではないかという恐怖心からでしたが・・・)

一方、フラムはマハマドゥ・ディアッラが奮闘するも前半は全くいいところナシでしたが、後半に入ってからはポゼッション重視で丁寧に繋ぐサッカーを展開し、試合のペースを握りました。しかし決定機をほとんど作ることができず、このまま3対0でWest Hamが勝利しました。これでWest Hamは3戦2勝1敗となり、序盤の序盤ですがいい位置につけました。

しかし、リヴァプールからloan(レンタル移籍)でWest Hamに合流した絶大な人気を誇るFWアンディ・キャロルが後半途中で負傷退場、翌日の新聞にはこのような記事が出ました。 

20120902_073243_3

この日の観客数は33,458人と軽く3万人を突破、帰りのUpton Park駅までは長蛇の列で事故防止から迂回誘導されており、並ぶのが嫌いな私は一つ先のPlaistow駅まで歩いてVictoria駅で乗り換えてホテルのあるGreen Parkに帰りました。日本ではJ1第24節の浦和対大宮のさいたまダービーが39,814名、ここまでのリーグ1試合平均が17,153名という数字と比較すると唸っちゃいますね。

それにしてもやはりサッカー発祥の地、特にこのようなコックニー訛りのある下町でのゲームではサッカーとイギリス階級社会の関係に意識を向けざるを得ません。観戦席での飲酒は禁止されていますが、スタジアム裏側通路のフードコート前あたりは瓶ビール持ったタトゥーもろ出しのサポーターがとぐろを巻いてます。小さい子供がほとんどおらず、眼光鋭い中高生ぐらいの若者が大勢いました。これはマジで怖い。私にフーリガニズムを語る知識も見識もありませんが、日本におけるスポーツと社会との関係性とはその歴史的背景含めてどういうものなのかを勉強してみる価値はありそうです。