決勝戦を前に
準決勝は流経大柏と藤枝東が勝ち、14日の決勝は藤枝東vs流経大柏となりました。インターハイ3回戦の再戦ですね。この時は1対0で流経大柏が勝ちましたが、もう四半期過ぎてますからどうなるかはわかりません。
ここまでの戦いを見ますと両校とも勝ち上がっていくにつれて本調子になってきているように思えます。必ず1回か2回はどうもうまくいかずに苦戦する試合や実力の拮抗した相手との激戦があるものですが、両校ともそのあたりを取りこぼさないのはやはりさすがとしか言いようがありません。両校とも守備が堅くてスターを擁し、そんでもって選手層が厚いので、総力戦のすごい試合になるでしょう。
去年はやたらとPK戦の多い大会でしたが、今年は大体例年どおりの数に戻りました。しかし、星陵、鹿実が初戦で姿を消し、帝京や前橋育英といった関東の実績あるチームも二戦目で敗退、初戦で青森山田を破った昨年の準優勝校の作陽も三回戦で姿を消すなど、準々決勝までは波乱が多かった大会と言えるのではないでしょうか。その中で津工業と都三鷹のがんばりは、ここまで大いに大会を盛り上げるものでした。
でも決勝は新サッカー王国千葉県代表の全日本ユース王者と元祖サッカー王国静岡県代表となっているので、本大会は今年最後にユース年代チャンピオンチームを決めるのにふさわしい大会であると思います。
昨年の決勝は盛岡商vs作陽というカードで、作陽が先制したもののスピードスターを擁する盛岡商業が逆転勝ちで頂点に立ちました。
今回はどんなドラマが待っているのか、今から楽しみですね。
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