関東第一vs帝京
Kumazemi Report | 2012-11-11 |
第91回全国選手権東京Bブロック準決勝 |
味の素フィールド西が丘(曇り) |
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午前中の用事だけ調整つけ、12時半までに西が丘退場mustでタイムスケジュールを組んでやっぱり来てしまいました。
序盤、どういう展開になるか興味深く観ていましたが、関東第一は開始1分、3分と立て続けに右CKを得るなど、出足速くいい流れを引き寄せます。関東第一は正確かつ的確な判断によるパスワークで中盤を制圧、見事なポゼッションサッカーを展開します。
帝京相手に臆することなくいたるところで高い技術を発揮、ポストプレーからのサイド展開、長い距離を走ってのサイドをえぐる展開、ドリブルを絡ませて中央をこじ開ける攻撃と多彩な攻撃で帝京を自陣に押し込めていきます。
このような展開の中、前半10分ゴール前こぼれ球を3番の選手が見事なボレーを突き刺し、押していた関東第一が先制します。
引き気味の帝京もDFラインを統率して押し込まれながらも裏を取られないよう配慮していましたが、このボレーは防ぎようがありませんでした。常に準備ができている関東第一の選手たちをあっぱれというほかありません。
しかし、まだゲームは序盤、帝京の盛り返しに期待したいところ、13分にこの試合帝京のファーストシュートが生まれます。ものすごいシュートでしたが惜しくもポスト右でした。このあたりから高いボール保持率から分厚い攻撃を仕掛ける関東第一に、要所を締めてカウンターからチャンスを窺う帝京という感じになってきました。
そして前半23分でした。左サイドからの攻撃でボールを受けた関東第一8番の選手が帝京DFと間合いを計りながらピンポイントのクロスをファーサイドへ供給、これに再三ポストプレーからの飛び出してチャンスを狙っていた10番の選手が飛び込みながらボレー、これが決まって2対0となります。
前半はこのまま2対0で終了します。私はもっとこう着して後半に勝負がもつれ込むかと持っていました。正直ここまでは関東第一の一方的なペースになるとは思ってもいませんでした。
前半の帝京はボールを奪って速攻を仕掛けようにもサポートが遅いと見るやあっという間に関東第一にコレクティブゾーンに追い込まれ、3人がかりでボールを奪われるシーンもありました。
しかし、後半に入るとやや下がり気味だった帝京は前目でプレーするようになり、徐々に盛り返していきます。2点のリードを持つ関東第一があまり無理をしなくなってきた点もありましたが、帝京は8番の選手も前に位置し、スピードにある11番の選手が仕掛けてリズムを掴みます。それでも関東第一の守備は安定さを欠くことはなく、各々がきちんと仕事をします。これは本当に見事です。人とボールが動くサッカーを最後まで展開、試合はこのまま2対0で関東第一が勝って決勝に駒を進めました。
思うに個々の技術に大きな差はなかったと思います。差があったとしたら動きの質でなかったかと思います。80分通してボールに触れてるのはほんの僅か、試合時間のほとんどを占めるボールを持ってないときの動き、位置取り、この確からしさが高度なポゼッションサッカーを具現する礎であるとあらためて感じました。
それにしても関東第一のサッカーは観ていてとても楽しかったです。
kumazemi's favorite players 2012:関東第一の15番
どうみたら技術に差がなかったんですか?
関東第一が技術で圧倒してましたが。
書いてることが知ったかぶりの
素人にしか思えません
投稿: え | 2012年12月 2日 (日) 13:55
特にホーム・アウェイを意識せず勝利した校名から先に表示してます。ちなみに地区予選など学校グラウンドなどでやる場合のホーム及びアウェイはどう決まってるのでしょうか。勉強しますので参考までに教えて下さい。
投稿: か<kumazemi | 2012年11月12日 (月) 12:30
書き方勉強してください。昨日は帝京がホーム扱い左ベンチ。
帝京 対 関東一 になりますよ!
投稿: か | 2012年11月12日 (月) 11:13