一通のメール ~2008春~
昨年5月31日の記事『一通のメール』で記事にさせていただいた当時の都立立川高校サッカー部“DFカルテット”の1人、7番の選手だった彼が私にメールをくれました。
以下、彼からのお便りです。
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こんにちわ。
都立立川の“DFカルテット”7番です。おひさしぶりです。時は早いものであの試合からもう1年が経とうとしています。
今年皮肉にも(笑)僕たちが敗れた都立三鷹が、またしても僕たちが敗れた東京朝鮮・都立駒場を倒し躍進を続け全国ベスト8までのぼりつめましたね。受験勉強に勤しみテキストと闘う僕らとは対照的に全国のピッチで堂々と他県の強豪と戦っている姿に感動し、最初は正直複雑な気持ちにはなりましたけど(笑)最後は純粋に三鷹を応援することができました。
報告が中途半端なタイミングになってしまいましたが、何とか東京学芸大学に合格することができました。サッカー部は予想を上回る受験戦争の厳しさに相当苦しめられ、思うように結果が残せなかった部員が多かったのですが、一橋や慶応・早稲田などに合格者を出すことができました。
引退したことに後悔したくはありませんでしたが正直何度かピッチに戻りたくなりました。しかしその歯がゆい気持ちやあの駒場戦の悔しさをバネにモチベーションを保つことができました。
いかなる選択にもどのような形であれ後悔はつきものだと思います。けれどもその後悔を感じるか否かは自分次第だと思います。ですので自分が決めた道に自信を持てるようにこれからの大学生活を過ごしていきたいと思います。
現在の立高サッカー部はなかなか思うような結果が残せていません。もうしばらくは「復活」を模索する段階に滞るかもしれません。しかし現役の部員は日々の練習に汗を流し春の選手権で都大会出場を目指しています。
くまぜみさん、これからも高校サッカーというプロサッカーとは違う魅力のあるスポーツを追い続けてください。今後とも「くまぜみ蹴球見聞録」の一ファンとして高校サッカーを見守りたいと思います。
立高サッカー部はあの試合を取材して頂いたくまぜみさんに感謝しています。
PS.受験終わってから遊びほうけていますので文章が支離滅裂で申し訳ございません。GKだった選手は東京外語大学に合格しました。
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大学合格おめでとう!そして「大学受かったら連絡くれる」と言ってくれたあの日の約束を守ってくれてありがとう!
お便りの文中にあった、
『いかなる選択にもどのような形であれ後悔はつきものである。けれどもその後悔を感じるか否かは自分次第なのだ。だから自分が決めた道に自信を持てるようにこれからの生活を大切に過ごしていくのだ』
というフレーズ、感動しました。こんな言葉、大人でもそう言える人はいません。
自ら選んだことなのに悔やみ、他人のせいにし、ならばよりよい方向へと動くこともしない大人達にはこの言葉を噛み締めてほしいです。
高校サッカーって本当にすばらしいですね。
6日の試合のこと書かないんですか?
投稿: | 2008年4月 7日 (月) 12:55
これからの生活を大切に過ごせるような人になりたいと思います。高校生ながら尊敬しますね!
投稿: mf10 | 2008年4月 2日 (水) 22:47