お母さんのためのフットショー講座1
私はカメラが趣味なので、余計なお世話ですがゲーム観戦などでその技術が表現されたシーンを撮影できたら、それ活用し、サッカーをやっているお子さんのいらっしゃるのお母さんのために解きほぐしてみたいと思います。
【ポイント】
- 半身になって相手から遠い足でキープする
- 立ち足は膝を曲げ柔軟に保つ
- 相手の動きを確認するために腕(両方)を使う
このようなポイントの他にアドバイスとしてはあまり動かない方がいいです。動き回っていると相手にボールを奪う機会を与えてしまう可能性が高いです。
写真は国士舘自陣右タッチライン際の場面です。ここで国士館がボールを奪われると大ピンチになるところでしたが、この後国士舘の選手は横河の選手にボールを当てて外に出し、スローインを得る判断をしました。サポートがやや遅かったので、一度プレーを切ったんですね。
このプレーが表出するのは写真のようにライン際などの端っこが多いです。なぜなら写真のようにラインの向こうはピッチ外のためライン側から相手に突っつかれることがないからです。スクリーン技術が高いとボール保持する時間が多く持てますから、詰まった局面でも仲間のサポートを待つことができます。ただ、腕を使わないで足先だけでやろうとすると体を強く寄せられてバランスを崩され、すぐにボールを奪われてしまいます。ゲームでこのシーンに出くわしたら、立ち足の柔軟性だけでなく、両腕の使い方を観てみるのもその選手の技能を推し測る上で有効なポイントです。
ボレーシュート ~ボールを地面に落とさずに放つシュート、浮球を打つシュート~
【ポイント】
写真の場面は、キーパーがはじいたがボールがゴール正面にいた写真選手の前に浮いた状態できたところを、そのままダイレクトでボレーシュートを打った直後のものです。シュートは惜しくもゴールポストに当たってしまいましたが、上半身を倒す側の反対側に両腕を振って体の傾斜を整え、見事にミートしました。、軸足も膝を使ってやや曲げ、決して伸びきっていません。
ボレーは空中のボールを瞬間的に正確にミートするものですので、技術が足りないと上へふかしてしまったり、空振りしたりします。しかし、たいがい瞬間的な場面で放たれるためゴールキーパーが全く反応できないことが多く、きっちりミートされた速い弾道となれば、多少コースが甘くても得点になりやすいです。しかも、ダイナミックなので観ている者を驚嘆させます。ゲームでこのシーンに出くわしたら、上半身の倒しと軸足の柔らかさをチェックしてみてください。軸足が伸びきっていたり、上半身の倒しが浮球の高さと合っていないと十中八九ミスキックになります。
※写真は10月8日に行われた横河武蔵野FCと国士舘大学の練習試合です。
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