中高一貫校を考える(学費編)
9月29日の日記「子供の未来」でちょっと触れました私立中学受験の話ですが、週刊ダイヤモンド誌で特集がありましたのでちょっと記しておきたいと思います。
下世話な話で申し訳ないのですが、学費。
東京に限定した私立中高一貫校の6年間の学費(目安、入学金+授業料+施設・設備費+諸経費)のベスト10です。データの出所は大手進学塾です。
- 玉川学園(713万円、初年度年額138万円、寄付金有/学校債無)
- 慶應中等部(683万円、初年度年額150万円、寄付金有/学校債有)
- 東洋英和(682万円、初年度年額144万円、寄付金有/学校債無)
- 立教池袋(648万円、初年度年額127万円、寄付金有/学校債無)
- 学習院(623万円、初年度年額131万円、寄付金有/学校債無)
- 学習院女子(612万円、初年度年額124万円、寄付金有/学校債無)
- 大妻多摩(606万円、初年度年額130万円、寄付金無/学校債無)
- 大妻(599万円、初年度年額115万円、寄付金無/学校債無)
- 成城学園(592万円、初年度年額125万円、寄付金有/学校債無)
- 暁星(588万円、初年度年額115万円、寄付金無/学校債無)
ちなみに私が試合を取材した中にも中高一貫私立校がありました。
- かえつ有明(541万円、初年度年額115万円、寄付金有/学校債無)・・・24位
- 桐朋(496万円、初年度年額115万円、寄付金無/学校債有)・・・56位
- 帝京(485万円、初年度年額110万円、寄付金無/学校債無)・・・65位
- 早稲田実業(482万円、初年度年額108万円、寄付金有/学校債無)・・・71位
- 足立学園(426万円、初年度年額101万円、寄付金無/学校債無)・・・123位
ちょっと脱線しますが「部活」。これも中学、高校それぞれの部活参加率が出てました。選手権都大会を勝ち進んでいる高校の部活参加率を拾ってみますと、
- 帝京:65%
- 暁星:70%
- かえつ有明:70%
- 早実:不明
けっこう高い数字ではないでしょうか。あと週刊ダイヤモンド誌はビジネス誌ですので、「社長の出身校」なる記事もありました。
かの御手洗冨士夫日本経団連会長(キャノン会長)は私が選手権地区予選で取材しました都立小山台高校出身です(私の愛用するカメラもキャノン製です!)。
学費編の最後は学校タイプ別による大学までの合計教育費です。全て公立小学校をスタート地点として、オール公立で903万円、オール私立で1500~1600万円(幅があるのは文系と理系で異なるため)ぐらいになるようです。
- これに中学受験の際の進学塾代や通常の塾、予備校といった費用をいれると、当然もっとハネ上がります。ちなみに小学校4年生から6年生にかけての進学塾費用は、150~300万円くらいかかるそうです。
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