大東大一vs都石神井
Kumazemi Report | 2012-05-19 |
平成24年度高校総体都大会1次(H)2回戦 |
駒沢補助競技場(晴) |
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私が今大会密かに注目する大東大一と都立の名門石神井の一戦です。
両チームとも気合い十分、序盤から激しいプレッシャーをかけ合い、ハードな幕開けとなります。
大東大一は上手くて強いエース11番の選手を擁し、よく訓練された動き出しの良さと連動で石神井に対して優位に立ちます。
都石神井は攻守の要である10番の選手を軸に組み立てようとしますが、大東大一もここの10番の選手にそう自由にはさせません。だんだん攻撃のスピードを増す大東大一に対して耐えていた石神井ですが、前半23分、大きく左に展開され7番の選手がダイレクトで見事に折り返し、そこに2番の選手がすばらしいシュートを決め、大東大一が先制します。この時間帯、石神井は大東大一のスピードに翻弄されていました。前半はこのまま1対0で折り返します。
後半はスピードがあり寄せが速い大東大一に対して石神井はあまり持たずにシンプルにロングボールを入れる展開を見せます。しかし、後半4分、11番の選手のプレーからチャンスが生まれ、7番の選手が決めて大東大一が2対0とします。この大東大一の7番の選手はかなりデンジャラスな選手です。フリーにしたら決定的な仕事されます。
後半24分にはタテ一本からまたもエース11番の選手が抜け出し、巧みなフェイントで石神井DFを抜き去り、落ち着いて蹴り込んで3体0、両軍ベンチが動き出した後半28分には10番の選手から8番の選手に繋ぎ、ここから2人かわして中央から見事なシュートを決め4対0とします。
後半の石神井は10番の選手が前半よりボールに絡むシーンが増え、押し込む時間帯もあったでのですが、大東大一の「ハイスピード&連動」に前半から対処することで最後は力尽きた感じでした。
それにしても大東大一はいいチームです。はっきり申し上げて強いです。次戦修徳戦はすごいゲームになるのではないでしょうか。
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