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【特別掲載】第101回全国高校サッカー選手権大会決勝フォト

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2010年4月12日 (月)

日本学園vs東海大高輪台

Kumazemi Report 2010-04-11
平成22年度関東大会東京予選1回戦
実践学園高尾グラウンド(晴)
日本学園   vs   東海大高輪台
2
1 前半 0
1 後半 0
0

実践学園高尾グラウンドの第二試合は日本学園と東海大高輪台の顔合わせ。少し風が出てきたことで、桜の花びらが舞い散る中での試合となりました。

先手を取ったのは日本学園、前半2分のことでした。10番の選手が左サイドをドリブル突破し、ゴール前に詰める16番の選手へボールを送ります。立ち上がりのこのワンプレーの勢いそのままに、日本学園は前線の選手がボールを奪うチャンスを虎視眈々と狙い、細かいパスを次々と繋げて攻撃を組み立てました。16分には左サイドの10番の選手が少し後ろに戻したボールを3番の選手がセンタリング。ニアサイドの9番の選手はあとわずか届きませんでしたが、クロスボールに対してニアに果敢に飛び込んでいくシーンはこの後も何度も見られました。

東海大高輪台は受け身となりながらも、最終ラインからボールを大事に回して相手の隙を窺います。押し込まれていてどうしても前線に人数を割けない状況下で、ミドルシュートでや両サイド深い位置からの突破で局面打開を狙っていきました。

前半31分、終始主導権を握っていた日本学園に先制点が生まれます。左サイド3番の選手のセンタリングに対して、ニアサイドに選手が飛び込みディフェンスを引きつけると、ファーサイドの9番の選手だったでしょうか、待ち構えていたように見事にゴールを決めました。この得点で勢いに乗った日本学園は、前半残り時間で次々とチャンスを作ります。37分には10番の選手のシュート、39分には9番の選手のダイナミックなヘディングがありました。

後半始まってすぐの2分、再び日本学園が得点を奪います。中盤でボールを持った10番の選手がDF3人を引き連れながらペナルティエリアに入り込み、左足で見事なゴールを決めました。素晴らしいプレーに日本学園応援団は沸きに沸きます。

P1100963

後半6分、東海大高輪台にビックチャンスが巡ってきます。高くバウンドしたボールを9番の選手がヘディング、GKの頭上を通しましたが日本学園DFが間一髪でクリア。惜しくも得点差を縮めることができません。それでもこのプレーからでしょうか、徐々にではありますが東海大高輪台のボールがゴール前まで繋がる場面が増えてきました。両チームとも次の1点を求めて、攻め合いの様相を呈してきます。

日本学園は11番の選手が右サイドで巧くボールをキープし攻撃の起点となると、東海大高輪台では18番の選手が左サイドで存在感を発揮します。東海大高輪台は17分に10番の選手、18分に7番の選手が立て続けにシュート。22分には日本学園9番の選手がロングボールからGKと1対1の局面を迎えます。そして30分、GKがファンブルしたボールを東海大高輪台10番の選手がすかさず詰めますが、シュートまでは持ち込めませんでした。

後半32分、接触プレーで東海大高輪台GKがどこかを強く痛めたようで、しばらく試合中断となります。その後プレーに復帰はしましたが、最後まで痛みを必死に堪えていることが観ている側にも伝わってきていました。試合終了までピッチに立ち続けた彼に拍手を贈りたいと思います。また元気な姿を見せてください。

最後まで日本学園らしいパスサッカーが印象的な試合でした。毎年テクニシャンを擁してパスで崩すサッカーを見せてくれる日本学園、今年も見逃せないチームの1つですね。一方、この日は思うように自分たちのサッカーが出せなかった東海大高輪台ですが、試合中に「運べ!」という声がよく聞かれました。目指しているサッカーのイメージがしっかりとしているということなのだと思います。そのイメージを体現した試合を観られるのを、楽しみに待ちたいと思います。

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2010年4月11日 (日)

実践学園vs城北

Kumazemi Report 2010-04-11
平成22年度関東大会東京予選1回戦
実践学園高尾グラウンド(晴)
実践学園   vs   城北
2
0 前半 0
2 後半 0
0

いよいよ本格的に高校サッカーシーズンが始まりました!今年も東京各地の会場で数多くの名勝負やドラマが生まれるのだと考えると、それだけでワクワクしてしまいますね。

TEAM kumazemi一同、気持ち新たに取材させて頂きますので、今年もよろしくお願いいたします!

今シーズン初の取材は心地良い暖かさの実践学園高尾グラウンドから。まずは第一試合、城北と実践学園の両イレブンが緑の綺麗な人工芝のピッチに整列しました。

実践学園は前半2分に長身11番の選手のヘディング、6分にはコーナーキックからのボールを13番の選手のシュートで仕掛けます。対する城北も5分に8番の選手が左サイド突破で見せ場を作ると、10分にはキャプテン5番の選手がやはり左サイドで粘り9番の選手のシュートへと繋げました。

前半10分頃から実践学園の攻勢が始まります。DFラインからのロングボールを11番の選手が中心となってポストプレーで落とし、それを拾って繋げる展開が見事にハマリ出しました。両サイドからのクロスは城北守備陣が体を張って防ぎますが、その分次々とコーナーキックを獲得しゴールへ肉薄していきます。それでも17分の9番の選手のシュートは城北GKのナイスセーブで、20分の何度目かわからないコーナーキックからのヘディングはポストに嫌われ、なかなかゴールを割ることができません。

押し寄せる実践学園の波を返すことに精一杯な時間が続いた城北は、28分に大きなチャンスを迎えました。10番の選手が右サイドでバックパスをカット、GKと1対1となります。しかしこれは実践学園GKが素早い飛び出しで防ぎ、得点には結びつけられません。33分には再び10番の選手が、飛び出してきたGKを交わすようにゴールライン際からシュートしますが惜しくも外れます。

実践学園は37分、右コーナーキックにファーサイドの選手があとわずかで合わせられるシーンがありました。同じような形で何度もチャンスを作った前半でしたが、最後の最後で城北の選手が気迫溢れるディフェンスで守りきったのでした。結果スコアレスでハーフタイムとなります。

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城北8番の選手のシュートで始まった後半は、早い時間に両チーム1枚ずつ交代のカードを切る、新たな展開を予感させる立ち上がりとなります。その予感が現実のものとなったのは後半9分のことでした。右サイドを突破した選手からのクロスボールを、交代で入ったばかりの実践学園18番の選手だったでしょうか、待ち構えていた逆サイドでしっかりとゴールに送り均衡を破ります。さらに5分後、クリアボールを拾った10番の選手がペナルティエリア左側からシュート。これがゴール右側のサイドネットを揺らしリードを2点に広げました。

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この2つのゴールにより流れが変わりました。追いかける城北が前へ前へと全体的に上がってきたのに対し、実践学園はその裏をロングボールで狙う場面が目立つようになります。また正午近くになり気温が上がったせいか、選手達に疲れの色が見えるようになってきました。26分には足を痛めた(つったようにも見えました)城北10番の選手を、5番の選手が背負ってピッチ外に出るという場面もあった程です。このような難しい時間が続く中、両チームともゴールを目指すプレーを繰り返しますがスコアは動かず。後半に2点を決めた実践学園が2回戦進出を決めました。

城北には見どころを何度も作った10番の選手、攻守に渡ってポイントとなった8番の選手、ファイト溢れるプレーでチームを引っ張った5番の選手など魅力的な選手が沢山見受けられました。これから夏を経てどう成長していくのか楽しみなチームですね。実践学園ではやはりキャプテン10番の選手に言及しないわけにはいきません。正確なキックでゴールチャンスを演出したかと思えば、最終ラインに入ってチームを支える。彼の率いるチームの活躍、こちらも楽しみです。

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