実践学園vs東京朝鮮
Kumazemi Report | 2009-06-14 |
平成21年度高校総体都大会2次2回戦 |
清瀬内山グラウンド(晴) |
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清瀬内山グラウンドの第2試合は壮絶な撃ち合いとなりました。
立ち上がりは両チームともボールが落ち着かない、中盤での奪い合いが目立つ展開となりました。どちらが先にペースを握るか、と注目していた矢先の前半8分、実践学園が先手を取ります。右からのコーナーキックは一度クリアされましたが、こぼれ球を7番の選手が見事にミートさせてゴールへと突き刺しました。
ここからは先制された東京朝鮮がやや押し気味の時間が始まります。前半13分には11番の選手の思い切ったミドルシュートもありました。ただやはりボールが落ち着かない印象は変わらず、膠着状態に陥っていきます。
スコアが動いたのは前半32分、実践学園8番が絶妙なスルーパスから冷静なシュートで追加点を決めました。試合が激しく動いたのはこのゴールからでしょうか、差を広げられた東京朝鮮の反撃が始まると、40分に1点を返して2-1でハーフタイムを迎えます。
後半序盤は息をもつかせぬ目まぐるしい展開となりました。まずは後半5分、実践学園がヘディングゴールで再びリードを広げます。東京朝鮮の攻撃力が爆発したのはここからでした。6分に10番の選手が相手DFを見事にかわしてペナルティエリア内からのシュートを決めて1点差、9分には7番の選手が倒されて得たPKを6番の選手がしっかりと決め手同点に追いつきます。さらに11分、ボールを持った10番の選手がDF2人に寄せられながらも間を突破し、ゴール右へシュートを決めて逆転に成功します。しかしリードは長く続きませんでした。後半16分に実践学園が同点弾を押し込みスコアを4-4とします。
激動の時間帯が過ぎても、両チームとも次の1点のために気持ちを出したプレーが続きます。激しいコンタクトも目立つようになり心配になる場面もありましたが、それ以上に選手達の勝利への執念が伝わってきました。ただ突然ゴールが遠ざかってしまったかのように均衡を破る得点の生まれないまま、試合は延長戦へと突入していきます。
蒸し暑い中で前後半を戦った選手達は体力的には限界に近いものがあったのでしょう。足がつってしまう選手も続出しますが、お互いに一歩も譲ることなくゴールを狙う展開は変わりません。そしてPK戦突入かと思われた延長後半ロスタイム、実践学園10番の選手がコーナーキックに頭で合わせて劇的な決勝ゴールを決めました。
両チームともにチャンスとあらば積極的にシュートを撃っていく姿勢、最後まで諦めずに戦い続ける姿は素晴らしいものでした。この場からも拍手を贈らせていただきます。
W杯決勝 統一コリアの チョン・テセと朴智星の2TOPが ロナウドやルーニーのイングランドを敗り優勝する。そんな夢を…現実にしたい。卓球で出来てサッカーでなぜできない…。
投稿: 238 | 2009年6月22日 (月) 07:48
この試合の得点数に驚きです!
生観戦してみたいですねぇ
2人かわしてゴールとか個人能力高すぎです!!
投稿: mf10 | 2009年6月18日 (木) 23:32
何番がいいとか、好みで評価するな、チームで頑張って戦った。熱い戦いだった、
投稿: | 2009年6月18日 (木) 17:12
特に印象的だったのは、実践の11番
朝鮮の7、11番でした。
凄い体力でした。
しかし、いい試合なのにもかかわらず、
周りの生徒からの野次や、父兄からの「何で?!、名にやってんの?!」などの声が目立った気がしました。
確実に言えるのは、彼らは東京のTOPクラスです。
心から応援して欲しいし、相手チームにも敬意を称して欲しいです。
投稿: 97ROB11 | 2009年6月16日 (火) 15:50