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2009年6月21日 (日)

帝京vs東海大高輪台

Kumazemi Report 2009-06-21
平成21年度高校総体都大会2次決勝
駒沢補助競技場(豪雨)
帝京   vs   東海大高輪台
3
2 前半 0
1 後半 0
0

前日にインターハイ出場権を獲得した両校が駒沢補助競技場に登場です。朝から激しく降り続ける雨に水浸しのピッチという悪条件の中、試合が始まりました。

全くボールが転がらずドリブルもままならない状況に始めはとまどっていたように見えた選手達も、すぐに適応し浮き球、ロングボール主体の組み立てが見られるようになりました。徐々に中盤を支配し始めた帝京が試合の主導権を握っていきます。前半11分にロングボールからチャンスを演出すると、その5分後の16分に左サイドを起点に崩し先制ゴールを決めました。

先制された東海大高輪台は、20分に11番の選手のシュート、25分に9番の選手がチャンスを迎えますが、堅い帝京守備陣に阻まれました。ロングボールがバウンドせずに着地点に止まるような状態で、攻めも守るも本当によく頑張ります。

P1090686

前半28分、帝京6番の選手がペナルティエリアに持ちこんで自らシュートを決めてリードを2点に広げます。その後は東海大高輪台が盛り返すのですが、わずかにゴールが遠いといった感じでした。40分には得意のセットプレーから4番の選手がヘディングしますが、クロスバーの上へと外れてしまいます。

雨は弱まる気配を見せず、後半がスタートします。前半と同様に、中盤でのボールの奪い合いから、一気に前線へとロングボールを運ぶシーンが必然的に多くなっていきました。試合を押し気味に運ぶのは帝京で、後半7分にはゴール前での混戦から、後半12分にはミドルシュートから追加点を狙います。後半24分にはロングボールに飛び出した東海大高輪台GKが触れなかったところを、8番の選手が無人のゴールへシュートしてリードをさらに広げました。

東海大高輪台は一矢を報いようと前線に選手を投入して突破を図りますが、力ある帝京ディフェンスを破ることはできませんでした。昨日の準決勝で延長戦までプレーした疲れもあったのかもしれません。結局このまま試合終了のホイッスルが響き、帝京が関東大会に続いてインターハイでも東京の頂点に立つこととなりました。

P1090685

本来の自分達のサッカーが出来ないような状況で両チームともよく頑張りました。インターハイでの健闘を祈っています。

2009年6月20日 (土)

東海大高輪台vs國學院久我山

Kumazemi Report 2009-06-20
平成21年度高校総体都大会2次準決勝
駒沢第2球技場(晴)
東海大高輪台   vs   國學院久我山
0
0 前半 0
0 後半 0
0 延前 0
0 延後 0
0
5 PK 4

インターハイ予選もいよいよあとわずか。好天に恵まれた駒沢補助球技場第1試合では、國學院久我山と東海大高輪台が顔を合わせました。

立ち上がりから主導権を握ったのは國學院久我山でした。持ち前のパスを細かくつないでの崩しからチャンスをつくっていきます。前半15分には、10番の選手がゴール前の混戦から一瞬空いたコースを狙いシュートしますが、これはGKが正面でキャッチしました。

やや押され気味の東海大高輪台ですが、駆けつけた大応援団の声援を受けて粘り強い守備で対応します。チーム全員の守備の意識が非常に高く、ペナルティエリア付近にはそう簡単には入らせません。ボールを奪ってからは國學院久我山の中盤でのプレッシャーを受けなかなか前へつなげませんが、セットプレーからチャンスを演出していきます。前半25分には左からのコーナーキックを、ファーサイドで見事に叩きつけるヘディングで合わせますが、國學院久我山DFがゴールライン上でボールを跳ね返しました。

前半28分には、國學院久我山8番の選手がスルーパスに抜け出し、飛び出してきたGKをかわすシュートを撃ちますが、惜しくも左に外れました。堅い守備に思うようにボールを回せない國學院久我山ですが、それでも個人で打開できるキープ力、ドリブル力には素晴らしいものがあります。前半残り時間もやや押し気味で試合を進めますが、0-0のままハーフタイムを迎えました。

Img_4445

後半に入ると東海大高輪台の勢いが目立つようになります。後半5分に右サイド突破から絶好のチャンスを迎えますが、2度のシュートは2度とも跳ね返されました。また、セットプレーでは8番の選手の精度の高いキックで國學院久我山ゴールを脅かしていきます。
國學院久我山は中盤からどんどんスルーパスを出してDFライン裏へ抜けようとしますが、巧みにオフサイドをとられてしまいます。東海大高輪台にうまく守られてなかなかゴールに近づけない時間が続きました。

時間は過ぎていき後半39分、東海大高輪台が右サイドからのクロスのこぼれ球をシュートしますが、これはクロスバーの上へ。両者無得点のまま延長戦へと突入しました。

両チームとも最後の力を振り絞ってゴールへと向かいます。延長前半4分、國學院久我山20番の選手がロングボールに抜けるも飛び出したGKがクリア、7分には見事な崩しからエリア中央18番の選手がシュートしますが、惜しくもゴール上に外れました。延長後半3分には今度は東海大高輪台がクロスボールからチャンスを迎えますが、飛び込んだ選手はわずかにボールに届かず流れてしまいます。9分の國學院久我山のシュートも枠には飛ばず、ついに決着はPK戦へと持ちこまれました。PK戦ではこの日大活躍の東海大高輪台GKがシュートを止めて、チームに勝利をもたらしました。

東海大高輪台にとっては、守り勝ったという試合だったでしょうか。最後まで集中の切れない堅いディフェンスで猛攻を凌ぎきりました。國學院久我山は惜しくも敗れてしまいましたが、美しいサッカーは健在でした。選手権予選ではさらに美しいプレーを見せて欲しいと期待しています。

Img_4459

2009年6月15日 (月)

実践学園vs東京朝鮮

Kumazemi Report 2009-06-14
平成21年度高校総体都大会2次2回戦
清瀬内山グラウンド(晴)
実践学園   vs   東京朝鮮
5
2 前半 1
2 後半 3
0 延前 0
1 延後 0
4

清瀬内山グラウンドの第2試合は壮絶な撃ち合いとなりました。

立ち上がりは両チームともボールが落ち着かない、中盤での奪い合いが目立つ展開となりました。どちらが先にペースを握るか、と注目していた矢先の前半8分、実践学園が先手を取ります。右からのコーナーキックは一度クリアされましたが、こぼれ球を7番の選手が見事にミートさせてゴールへと突き刺しました。

ここからは先制された東京朝鮮がやや押し気味の時間が始まります。前半13分には11番の選手の思い切ったミドルシュートもありました。ただやはりボールが落ち着かない印象は変わらず、膠着状態に陥っていきます。

P1090671

スコアが動いたのは前半32分、実践学園8番が絶妙なスルーパスから冷静なシュートで追加点を決めました。試合が激しく動いたのはこのゴールからでしょうか、差を広げられた東京朝鮮の反撃が始まると、40分に1点を返して2-1でハーフタイムを迎えます。
後半序盤は息をもつかせぬ目まぐるしい展開となりました。まずは後半5分、実践学園がヘディングゴールで再びリードを広げます。東京朝鮮の攻撃力が爆発したのはここからでした。6分に10番の選手が相手DFを見事にかわしてペナルティエリア内からのシュートを決めて1点差、9分には7番の選手が倒されて得たPKを6番の選手がしっかりと決め手同点に追いつきます。さらに11分、ボールを持った10番の選手がDF2人に寄せられながらも間を突破し、ゴール右へシュートを決めて逆転に成功します。しかしリードは長く続きませんでした。後半16分に実践学園が同点弾を押し込みスコアを4-4とします。

激動の時間帯が過ぎても、両チームとも次の1点のために気持ちを出したプレーが続きます。激しいコンタクトも目立つようになり心配になる場面もありましたが、それ以上に選手達の勝利への執念が伝わってきました。ただ突然ゴールが遠ざかってしまったかのように均衡を破る得点の生まれないまま、試合は延長戦へと突入していきます。

蒸し暑い中で前後半を戦った選手達は体力的には限界に近いものがあったのでしょう。足がつってしまう選手も続出しますが、お互いに一歩も譲ることなくゴールを狙う展開は変わりません。そしてPK戦突入かと思われた延長後半ロスタイム、実践学園10番の選手がコーナーキックに頭で合わせて劇的な決勝ゴールを決めました。

両チームともにチャンスとあらば積極的にシュートを撃っていく姿勢、最後まで諦めずに戦い続ける姿は素晴らしいものでした。この場からも拍手を贈らせていただきます。

P1090678

2009年6月14日 (日)

帝京vs東海大菅生

Kumazemi Report 2009-06-14
平成21年度高校総体都大会2次2回戦
清瀬内山グラウンド(晴)
帝京   vs   東海大菅生
2
1 前半 0
1 後半 1
1

清瀬内山グラウンドの第1試合は帝京と東海大菅生の対戦です。両校は4月末に関東大会都予選準決勝で、奇しくもここ清瀬内山で顔を合わせたばかり。その時は帝京がPK戦の末勝利しましたが今回はどうなるのか。期待の高まる中、試合開始のホイッスルが響きました。

流石にお互いに相手のことは良くわかっているということでしょうか、探り合いも無く序盤からそれぞれが自分たちのスタイルでプレーを披露します。帝京は得意の前線からのハイプレッシャーでボールを奪い、相手DFライン裏に積極的にボールを入れてチャンスをうかがいます。一方の東海大菅生は、徹底してGKからパスをつないでの組み立て、タッチライン際まで大きく広がった両ウイングを活かしてのワイドな攻撃を展開します。

P1090651

DFラインから左ウイングへのロングフィードが効果的につながる東海大菅生が、序盤ペースを握ります。2度のシュートチャンスはいずれも帝京GKのファインセーブに防がれました。

東海大菅生ペースで進む中、先制点を決めたのは帝京でした。前半18分、右サイドでパスを受けた帝京9番の選手が、ペナルティエリア内右から強烈なシュートで菅生ゴールを破ります。流れが相手にある中で迎えたチャンスをきっちりと決める勝負強さを感じさせるゴールでした。

この得点で流れを引き寄せた帝京は、中盤を支配し相手に自由にパスを回させません。東海大菅生はセンターバック4番、5番の選手がロングボールを前線に供給しますが、帝京のタイトな守備になかなかボールを落ち着けることができませんでした。追加点を狙う帝京には13番の選手のシュートなど惜しい場面も生まれましたが、前半は1-0のまま終わります。

後半は立ち上がりこそ帝京ペースでしたが、5分過ぎから東海大菅生の怒濤の攻撃が始まります。6分に4番の選手がドリブルからシュート、10分にはFKからヘディングで狙うもどちらも帝京GKに阻まれました。しかし直後の後半11分、右サイドからのセンタリングに2番の選手がゴール正面で低空ダイビングヘッドで合わせてスコアを1-1とします。ニアサイドで潰れた11番の選手の動きが非常に効果的なシーンでした。

この同点ゴールで東海大菅生が勢いに乗るか、そんな空気が漂い始めた清瀬内山グラウンドでしたが、この日の帝京の勝負強さは特別。後半15分に6番の選手のゴールで再びリードを奪います。帝京が中盤を支配する時間帯が始まりました。

東海大菅生がもう1度自分たちの時間帯に持ちこんだのは終盤のことでした。ラスト10分次々とゴール前でチャンスを生み出していきます。しかし堅牢な帝京守備陣を崩すことができず、スコア2-1のまま80分間は終了。前回の対戦に続いて帝京に軍配が上がりました。

敗れこそしましたが東海大菅生、最後尾から丁寧にパスをつないで組み立てていくスタイルがどこまで磨かれていくのか、とても楽しみです。

P1090654