都足立vs成立学園
Kumazemi Report | 2009-01-25 |
平成21年度関東大会東京予選1回戦 |
駒沢補助競技場(晴) |
![]() |
|
![]() |
駒沢補助競技場の第2試合は都足立と成立学園が熱い試合を繰り広げました。
どちらのチームもしっかりとパスをつなぐサッカーを披露する序盤、先手を取ったのは都足立でした。FW11番の選手がドリブル突破、成立DFライン裏への飛び出しで次々とチャンスを演出します。特にライン裏を狙う動きには鋭いものがあり、前半10分にはスルーパスから見事に抜け出してGKとの対決を制し、都足立に先制点をもたらしました。都足立はリードしてからも18分にはミドルシュートで、20分には直接FKから成立ゴールを脅かしていきます。
対する成立は両サイドを広く使っての展開、持ち前の技術の高さによるワンタッチでのパス交換を織り交ぜながら攻撃を組み立てていきました。9番の選手がポイントとなり良い形を次々と生み出しますが、オフサイドとなる場面が目立ちます。また、都足立がディフェンスと中盤の2つラインをコンパクトに維持しパスの選択肢を消していたこともあり、なかなかシュートを打たせてもらえないままハーフタイムを迎えました。
後半に入ると、追いかける成立がボールを支配する時間が長くなります。後半7分には右サイドバック2番の選手のクロスに合わせファーサイドに飛び込むチャンスがありました。これはクリアされましたが、点を取りに行くという強い意志が感じられるプレーでした。9分には前線に13番と15番の選手を投入、ベンチからは「動け!」の声が飛びます。
活発に動き迫り来る成立に対し、都足立は徐々に深く引いての守備を余儀なくされていきます。必然的に中盤ではスペースを与えることになり、成立の長く、厚い攻撃が始まりました。
後半17分と26分にはミドルシュート、27分には都足立GKの弾いたボールをヘディングシュートしますが、わずかなところでゴールを割ることができません。30分に13番の選手が放ったシュートも、GK正面でキャッチされます。猛攻にさらされる都足立はフレッシュな選手を投入し持ちこたえ、またGKが後半35分、37分の立て続けのピンチをナイスセーブで救うなど、こちらも迫力のあるプレーでゴールを死守しました。成立はロスタイムに12番の選手がドリブルからシュートを放ちますが、これもGKに阻まれタイムアップ。早い時間の先制点を守りきった都足立が見事1回戦突破となりました。
成立は最後の局面を打開できず敗れてしまいましたが、個々の技術の高さは流石なものです。今年も質の高いパスサッカーで驚かせてもらえそうだと期待してしまいます。後半は防戦一方となってしまった都足立は、11番の選手を中心とした縦に速い攻撃が非常に魅力的でした。4月の2回戦も楽しみです。
早めに2回戦の日程が決まることを待ち望んでいます。一回戦は結果しか見ておりませんが、今年の両校は充実していそうな雰囲気ですので都合がつけば都足立対暁星を観戦に行きます。
投稿: YIK | 2009年1月31日 (土) 09:41
浅野監督おめでとうございます!
予想通りでしたね
次の暁星戦も期待しています!!
投稿: 97 | 2009年1月29日 (木) 21:57