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2007年9月25日 (火)

9/23東伏見会場ゲームリポート

私の見聞録がこんなおおごとになる前から読者ファンとして支えてくださっている二人の方からゲームリポートを頂戴いたしました。本当にありがたいことですし、私も励みになります。

まずは第一試合の早稲田実業vs大成の試合です。

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初戦で本郷を破り勢いに乗る大成と西の大関早稲田実業の対決です。

本郷戦で決勝点をあげた大成のエース、9番の選手は、今日は10番の背番号を背負い、ボランチでの登場です。早実に攻め込まれることを想定して、10番の選手は、守備の要としての機能とゲームメイクを任されているようでした。事実、試合を通して彼は、屈強な早実の選手相手にもヘディングで殆ど負けませんでした。

予想通り、早実が圧倒的にボールを支配する試合展開で、大成は、試合早々から守勢に回ります。早実は、ボールを中盤で繋ぎながらも、チャンスを見て、ロングフィードを前線に蹴り込んだり、サイドから崩したりと、比較的シンプルな攻撃を展開します。前半6分に早実に最初のチャンスが来ますが、こぼれ球を直接蹴ったボールはクロスバーの上を通過します。

前半12分、早実の快足フォワードのコンビ(9番、11番)が、センターリングから豪快なヘッドで最初の点をもぎ取ります。その後も早実の攻勢は続き、16分に5番の選手の蹴ったコーナーキックをキャプテン10番の世良選手がヘディングで2点目を決めます。5番の選手の正確なキックと、世良選手の豪快なヘディングは驚異で、セットプレーで点が取れることは、トーナメントを勝ち上がる上での早実の大きな武器と感じました。世良選手は、10番ながら、ディフェンスのポジションです。セットプレーでの得点能力も素晴らしいのですが、後方から蹴りだす正確無比なロングフィードも見事で、後方からゲームを組み立てる姿は、74年ワールドカップでドイツを優勝に導いた皇帝ベッケンバウワーを彷彿とさせます。彼がチームの絶対的支柱であることは間違いありません。

前半早々に2点を先制された大成は、エースの10番の選手を前線に上げ、10番、11番のツートップと、守備中心のシステムから点を取りに行く姿勢に転換します。18分には、ペナルティエリアすぐ外で自らが得たフリーキックを大成10番の選手が蹴ります。ボールは低く強く蹴りだされ、早実の壁に当たり、惜しくもゴールはならず、コーナーキックとなります。前半の終盤には、大成も中盤で球を回し始め、自分たちのサッカーを取り戻します。大成はドリブルでも仕掛けるようになります。

前半は、2対0と早実の優勢で進みましたが、後半早実は、選手を入れ替えたり、選手のポジションを大幅に変更します。左サイドの5番の選手をFWに配置換えしたり、試合終盤では、8番の中盤の選手をバックに入れるなど、早実は、相手や戦況に応じて、複数の選手が複数のポジションをこなせるようなポリバレントなサッカーを目指しているようです。後半9分には、早実のキャプテン世良選手が、5番のコーナーキックを再びヘディングで決めます。25分には、早実5番の選手が、ロングフィードからバックの裏に抜け出て、キーパーとの1対1を冷静に決めます。この4点目により、早実は勝利を確実なものにします。

後半、かなりの選手を入れ替えたこともあり、早実もやや守備の連係が乱れ始め、27分には、大成が混戦から1点をもぎ取り、意地を見せます。

結局、早実が4対1で大成に貫録勝ちをしました。常に守勢に回されながらも、最後まで点を取りに行った大成にも挫けないメンタルの強さを感じました。田口監督の下、大成はこれから良いチームに成長して行くと思います。

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Y様、すばらしいリポートありがとうございます。それにしても見事な戦評です。私も弟子なんかとっていい気になっている場合じゃありません。初心に帰ってがんばります!

次は第2試合の暁星vsかえつ有明です。

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Photo

この試合、結果だけ見れば暁星楽勝のように見えますが、点差ほど暁星にとって楽なゲームではありませんでした。

まず試合への入り方が対照的でした。暁星は先取点を狙って猛攻を仕掛けたのに対して、かえつ有明は結構落ち着いて守備から入ったような感じを受けました。何となくゴール前に攻めあがる暁星でしたが、かえつ守備陣に跳ね返されて点が入る雰囲気はありません。そんな中、左サイドで相手クリアーボールを拾った谷本選手が右足で強烈なミドルシュートを放つと左サイドバーをかすめてネットを揺らし先制点。谷本選手はもともとサイドハーフのプレーヤーでミドルシュートを得意とする選手とのこと、これは”はまった”という得点シーンでした。

これで暁星が乗っていくかと思いましたが、かえつ有明はパスを丁寧に繋いで反撃に出ます。ショートパスと連動した動きでサイドを崩し、精度の高いセンタリングが上がり始めます。もうすっかりおなじみの暁星林監督の大きな指示の声もヒートアップ、きちんと人を捕まえるようにとの指示が出ます。これは流れがかえつ有明にいくのを阻止しようという意図だったと思います。それでも暁星は中盤での支配権を奪え返すことが出来なかったので、風間選手をトップから中盤に下げ、石塚選手を自由に動けるようにします。もちろん中盤を厚くするためです。ワントップになってもFW佐竹選手が空中戦を支配でき、ポストプレーも機能していたので徐々に暁星が決定的な場面を作ることが出来るようになっていき、前半の終了間際にコーナーキックから荒木選手が押し込んで2点目をゲットしました。 

Photo_4 後半に入っても暁星は前半からの良い形を継続することが出来、効果的に3点目(石塚選手)4点目(荒木選手)を入れることで試合を決定付けました。

暁星が勝利しましたが、勝負のポイントは中盤の支配権を暁星が前半で奪い返した点にあったと思います。個別に見ますと石塚選手の驚異的な運動量と、2得点をあげながらも安定したディフェンスを見せた荒木選手の二人ですね。

暁星の次戦準々決勝の相手となる早実はディフェンスラインからでも縦に鋭いフィードを得意としており、いい試合になるのではないでしょうか。暁星も早実もともに残り一ヶ月で再調整をしてコンディションを上げてほしいと思います。

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K様、ていねいなリポートありがとうございました。要所に昨年度の優勝メンバーが配置されている暁星はやはり強いですね。

昨年無欲で旋風巻き起こしたかえつ有明ですが、今年はすばらしいパスサッカーを展開するチームになってました。いよいよ次期は他校に追いつき3年生チームとして各大会に挑みますね。がんばってください。

Kumazeminame

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コメント

決勝は明らかに帝京対成立だろ。

実践対成立の試合を詳しくききたいです!
あの試合は決勝戦といっても過言ではない壮絶な試合だったらしいですし!
感動してないたという人もいたらしいです

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