東工大附属vs都東大和南
Kumazemi Report | 2006-09-11 |
2006年T3リーグ順位決定戦 |
都東大和南高グラウンド(晴) |
![]() |
|
![]() |
TFL-T3リーグの11位・12位の決定戦です。両チームとも残念ながら選手権予選は地区予選決勝で敗退してしまいましたが、リーグ戦では一つでも上の順位を目指そうという熱い戦いになりました。東工大附属には3年生がいたようですが、都東大和南は新チームだったようです。
ゲームは中盤での激しいボールの奪い合いから、東工大附属は11番の選手を起点に攻撃し、東大和南は8番の選手の豊富な運動量から14番の選手の突進でチャンスを作る展開です。
東工大附属は確実に危険を予測してスペースを消していく3番の選手を中心に決定的な場面を作らせません。対する東大和南もバイタルエリアではフリーでプレーさせないよう体を寄せて守ります。前半、東工大附属のいいシュートを東大和南GKがすばらしい横っ飛びで防いだ場面があったのですが、これは迫力あるシーンでした。
しかし、よく守っていた東大和南ですが、前半終了間際に東工大附属に絶交の位置でFKを与えてしまいます。これを東工大附属の11番の選手が直接決めて先制します。この11番の選手はドリブルよし、キックよしで、また緩急つけた動きができるすばらしい選手でした。
後半に入って東大和南はFWの選手を1枚入れ替えてきます。交替して退いた18番の選手は前への意識が高いいい選手でしたが、このゲームでは、自身に供給される際のボールのスピードや方向に対する「予測」の精度が今一歩でした。、監督はここらへんのタイミングのズレを見逃さず判断したのではないかと思います。
そして後半10分くらいだったと思いますが、東工大附属が中央からのスルーパスに10番の選手が抜け出して落ち着いて2点目を決め、2-0で東工大附属が勝利しました。
この日も真夏のようなコンディションにもかかわらず両チームのご父兄も多数応援に来ていました。すばらしいことです。
なお、T3リーグの優勝決定戦ははFC町田ゼルビアユース対東亜学園高校のカードで9月24日(日)に東亜学園小平グラウンドで行なわれます。
kumazemi's favorite players:東工大附属の11番、東大和南の14番
コメント