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2006年9月 9日 (土)

一貫指導

今日、朝早く起きて近い将来中高一貫6年制学校に移行する都立高校の説明会に行ってきました。約90分のプログラムでしたがかなりの盛況でした。開始ぎりぎりに到着したら立ち見になってしまいました。

東京ではすでに5校が移行しており、今後平成22年度までにあと7校増える予定だそうです。

この一貫校は、小学校5・6年次の報告書(内申書みたいなものですかね)と適性検査(これが入試です)の総合判定により選抜されます。ユニークなのは各学校が入試に特徴(つまりどういう子に来てほしいか)を思い切り前面に出していることです。

例を挙げると

  • 社会と国語だけで67:33の学校
  • 国語、算数、理科、社会で11:33:11:45の学校
  • 算数と社会だけで89:11の学校
  • 国語、算数、理科、社会で29:14:28:29の学校
  • 算数、理科、社会を36:11:32とし残りの21が作文の学校

というような感じです。

ここでサッカーの話になっちゃうんですが、この方式だとサッカーにおいても6年間一貫指導がシステム上可能になります。

また、私はサッカーは右脳のスポーツだと決めつけていますが、算数の比率が高い学校なんかでサッカーを6年間一貫指導するとクリエイティブなチームもできそうです。ここからちゃんと受験勉強して大学入り、関東大学リーグでガンガンやるんです。

そして「サッカーが大好き」の状態のまま将来は右脳、左脳、語学をフルに活かしてプランナーやコーディネーターとして世界を相手にサッカー関係の仕事するのもいいですね。もちろんJリーグに挑戦もOKです。

都立高校は比較的に地域に密着していますから、地元のジュニアチームからいい指導者のいる中高一貫6年制学校にうまく受け渡しができれば、駒場や三鷹、久留米以外にも強力な都立高校が出現するかもしれません。

暁星、城北、高輪といったすでに一貫指導の私立もあり、サッカー指導に熱心な公立校でも下部組織かそれに限りなく近いクラブと連携して取り組んでいるところもあると思いますが、この中高一貫6年制学校は部活動でも何か新しい形ができるかもしれません。

条件として中学年代、高校年代それぞれのカテゴリーで優秀な指導者を配置しなければなりませんが、都立高校サッカー部で監督なされている先生方には熱心で優れた指導者がたくさんいます。

この中高一貫6年制学校の中からサッカー強化校みたいなカラーを持つ学校を作って、B級、A級ひいてはS級ライセンスを保持している先生はそこに15年くらい異動なしで配置したらどうでしょう。そしてこの教職にチャンレンジする先生は、公式戦の成績に応じてボーナスや退職金がアップダウンするようにしたらどうでしょうか。リスクをとる人に成功報酬がつくのはある意味当たり前ですし。

全日本ユースに東京から公立校が出てきてベスト4にでも残ろうものなら面白いことになりますね。

今日の日記の最後にこの説明会で聞いた言葉を記しておきたいと思います。

「自分で考える力を強化するためには体験が必要である」

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一貫指導を参照しているブログ:

コメント

はじめまして、バルセロナ在住の村松尚登と申します。食用かえる(!?)の中村さんの友人です。

なかなか面白い視点でサッカーをご覧になられていますね。
またちょくちょく覗かせてもらいます!

なるほど、いつも感心して拝読させて頂いております。
中高一貫性には、色々とメリットがありますね。

野球の話になって恐縮ですが、今年の春・夏の甲子園に出場しました、沖縄の離島・八重山商工。
選手と監督は少年野球から10年間の指導の下、離島からの甲子園出場だそうです。

今後、都立出身の全国制覇や世界に通用する選手などは夢でもないですね。

村松様
コメントありがとうございます。かえるの中村様よりよくうかがっており、一度ご挨拶させていただければと思っておりました。たいしたブログではないですが、ここから村松様に何かつなげることができたらすばらしいなと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いします。

S-Nakamori 様
そうですか。八重山商工は中高一貫だったのですね。優秀な指導者から一貫指導を受けられれば、たとえいい選手を集められなかったとしても全国でも戦えるということなんですね。

はじめまして、湘南でフットサルをやってるminottieと申します。
将来サッカーのコーチになることを目指して、今はJ2の某チームで小学生サッカースクールのアシスタントコーチをしています。とてもおもしろい視点だなぁと見させてもらっています。


>公式戦の成績に応じてボーナスや退職金がアップダウンするようにしたらどうでしょうか。リスクをとる人に成功報酬がつくのはある意味当たり前ですし

こういうのって監督・コーチにとってよいモチベーションになると思いますし、線引きがはっきりしていていいと思います。
ただ、勝てばいいというサッカーになってしまわないかという心配もあります・・・

野洲高校のような選手も観客も楽しいサッカーを子供に教えてあげたいと思う反面、やはり勝負事なので勝ち負けにこだわることもおろそかにはできない・・そんな葛藤を感じてしまいます。

上手く文章で表現できませんでしたが、こんなことを思ったので書いてみました。
これからもちょくちょく読ませていただきますので、よろしくお願いいたします。

minottieさん
コメントありがとうございます。小学生の指導をされているのですね。
確かにそうなんです。「勝てばいい」という指導者も出現しそうです。やはりサッカー指導者の世界にも「仕事の成果には仕事で報いる」という仕組みも必要かもしれませんね。

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