修徳vs実践学園
Kumazemi Report | 2012-06-24 |
平成24年度高校総体都大会2次トーナメント決勝 |
駒沢第2球技場(曇) |
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駒沢第2球技場。前日にそれぞれの準決勝に勝利しインターハイへの切符を手にした実践学園と修徳が、東京都王者の座をかけて対戦しました。
前半ペースを握ったのは実践学園。前半2分に得たゴール正面約25mのFKを皮切りに、立て続けのセットプレーで修徳ゴールを脅かします。7分には中盤右サイドでのFKから、ペナルティエリア内で16番の選手が頭でつなぎ、6番の選手がヘディングシュートしますが、修徳GKのファインセーブに阻まれました。さらに9分、右CKを長身センターバック3番の選手がヘディング。修徳は再びGKの好守でピンチを切り抜けます。14分には右サイドバック5番の選手が、中盤でボールを奪って一気に攻め上がるシーンもありました。この5番の選手は試合を通して前に後ろに存在感抜群でした。
かなり高い位置からプレスをかけてくる実践学園に押し込まれがちの修徳でしたが、13分に左サイドで10番と8番の選手がワンツーで突破し観客席を沸かせます。15分に右サイド7番の選手のパスから11番の選手がシュート。20分には縦パス一本に右サイド7番の選手が走り込み、ペナルティエリアわずか外で倒されてFKのチャンスを得ます。シュートは実践学園GKに防がれましたが、一連の攻撃はとてもダイナミックなものでした。
ここからハーフタイムまではお互いに1つずつチャンスを迎えます。まずは修徳が31分、10番の選手が相手DFからボールを奪ってゴールへとドリブルします。しかしここは実践学園10番の選手がうまく体を入れて防ぎました。実践学園は39分、7番の選手がミドルシュートでゴール隅を狙いますが、この日当たっている修徳GKが見事なセービングを見せました。
後半8分、実践学園に大チャンスが訪れました。16番の選手がペナルティエリア内左の角度の無い位置からシュート。逆サイドネットへ向かうボールは、修徳GKが左足一本でなんとか弾き出しました。両チーム応援団から大きな声が上がります。
修徳は後半12分までに3人を投入。前半から続く実践学園ペースを変えたいところでしたが、中盤より前でなかなかボールが落ち着かず、自陣でのプレー時間が多くなります。ボールを持つ実践学園も、攻撃の仕上げの局面で詰め切れません。どちらも気持ちが先に走っていってしまっているような膠着状態が続きました。ロスタイムに修徳が2度のチャンスを迎えましたが決められず、試合は延長戦に突入します。
延長戦でも両者共になかなか局面を打開できず、時間がどんどん過ぎて行きました。延長後半9分に、修徳2番の選手が、左サイドからのマイナスのボールをゴールほぼ正面から振り抜きますが、実践学園GKがしっかりとキャッチ。勝負はPK戦で決することとなり、9人目まで争った結果、8-7で修徳が優勝を勝ち取りました。
両チームが参加するインターハイは、長野県は松本市での7月28日の開会式からスタートします。東京都代表として、高みを目指して精一杯のプレーを見せて下さい。TEAM KUMAZEMI一同、心より応援しています!
取材:コータロー
お久しぶりです!お元気ですか?
東京は名門修徳が夏の頂点に立ちました。準優勝の実践学園も粘り強いので本大会での東京代表2校に期待したいと思います。
投稿: mf10<kumazemi | 2012年6月27日 (水) 09:56
ご無沙汰しております。
僕は実践学園に注目していたのですが、惜しくもPKで頂点は逃しましたね。
しかしインターハイでは結果を出しそうな予感がします!!
こちら香川は、四国王者の香川西が決勝け負ける波乱です。。。
投稿: mf10 | 2012年6月26日 (火) 15:40
帝京対修徳はないですか?
投稿: 荒谷 | 2012年6月26日 (火) 08:30