流経大柏vs大分鶴崎
Kumazemi Report | 2008-08-03 |
平成20年度全国高校総体準々決勝 |
埼玉スタジアム第2(晴) |
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前日に休息日を挟んで迎えた準々決勝から、埼玉スタジアム第2グラウンドで行われた流経大柏と大分鶴崎の試合をリポートします。この日は日差しこそ弱かったものの非常に蒸し暑く、座っているだけで汗が止まらないコンディションでした。こんな中でプレーできるだけでもすごいことと思います。
会場への到着が少し遅れてしまい、不覚にも大分鶴崎の先制点を見逃してしまいました。どうやら前半4分という早い時間に、7番伊賀上選手の決めたゴールだったようです。いきなり追う形となった流経大柏でしたが、徐々にペースを握っていきます。そして前半26分、右からのCKから、ペナルティエリア中央で待ち構えていた5番野村選手が、右足インサイドで丁寧にシュートし同点としました。これで勢いに乗った流経大柏は、前半終了まで攻勢をかけます。左サイドの7番河本選手の突破などからチャンスを作りますが、大分鶴崎GK挟間選手が好セーブを連発し、ゴールを許しませんでした。
後半に入ると、大分鶴崎はロングパスを通して足の速い選手をDFラインの裏へ走らせる攻撃が多くなりました。大きなサイドチェンジから折り返しのセンタリングを上げ、中の選手がシュート、という場面もありましたが、シュートが枠から逸れてしまいます。一方の流経大柏は、中→外→中のパスを多用して相手DFを崩すパターンが目立つようになりました。後半から入った右サイドの2番中森選手がフリーになりチャンスを演出しますが、こちらもゴールまでつなげることが出来ません。
試合が動いたのは終盤に差しかかった63分でした。中盤右寄りでボールをもらった流経大柏9番久場選手が、ペナルティエリア付近で中に切れ込みながらDF2人をかわし放ったシュートがゴール左に突き刺さりました。
リードを奪った流経大柏は、ボールをキープして無理に攻めない展開へ持ち込みます。追いつきたい大分鶴崎でしたが、なかなかチャンスを作らせてもらえることができず、このまま2-1で流経大柏が準決勝進出を決めました。この試合、どちらかが圧倒的に支配していたわけではありませんでした。その中で逆転勝利を果たしたところに、流経大柏の強さがあるのかな、と感じた一戦でした。
by コータロー
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四谷での事前mtgどおり、行ってくれたんですね。暑い中、お疲れ様です。
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