日大二vs専大附属
Kumazemi Report | 2006-11-02 |
平成18年度東京都新人選手権5地区1回戦 |
都杉並総合高グラウンド(晴) |
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新人戦から一戦リポートします。これも運ですが、私としましては過去の実績から都大会で戦えると想像できる両校が、地区予選で当たるのは少しもったいないぁと思いました。そしてゲームの方もやっぱり最後までもつれる激しいゲームになりました。
前半は10番の選手のゲームメークでワントップ気味の専大附属がペースを握っていました。1-1で迎えた前半33分、専大附属が右サイドからの攻撃に対して日大二GKがペナルティエリアを飛び出してしまい、直接FKのチャンスを得ます。
このFKに専大附属ゲームメーカー10番の選手が相手DFより先に飛び込んでヘディングシュートを放ちます。日大二DF2番の選手より走りこんだ位置もジャンプしたタイミングも完璧に勝り、ドンピシャのヘディングシュートになります。そして、このボールがポストに当たってはね返ったところを押し込みました。日大二からはオフサイドのアピールがありましたが、そのまま得点が認められ、これで専大附属が2-1と勝ち越します。前半はこのまま専大附属1点リードで終わりました。
後半は一転日大二が猛攻を仕掛けます。後半7分、9分、12分には立て続けに決定的場面を作り出します。しかし、専大附属はGKの神がかったすばらしいプレーでこの場面は防ぎきりました。それにしても専大附属GKの反応はすごかったです。GKとしては小柄な方だと思いますが、至近距離での反応や飛び込む勇気とタイミングは高いレベルの技術を持っているとみました。
その後も専大附属のフォーメーションがやや間延びしたこともあって、日大二は波状攻撃をかけます。後半20分にも中央から惜しい攻撃がありました。この間延びしたのが原因かもしれませんが、後半の専大附属は10番の選手がボールに触れることが前半に比べて少なくなった感じがじました。ちょっと「守ろう」という意識が強くなっちゃったのかもしれません。
対する日大二はやや中央からの強引なこじ開け攻撃が多いものの、完全にリズムを掴んでいました。そして、後半28分専大附属は中央から仕掛けに仕掛けられて同点に追いつかれます。このシュートはどんなすごいGKでも防げなかったと思います。本郷高校時代の加藤好男さん(現JFAナショナルトレセンコーチ)でも無理ですね。
ゲームはこのままタイムアップ。PK戦にもつれこみました。このPK戦も5人全員蹴って決まる流れになり、5-4で日大二が次に進みました。ここで両チームのPK戦を全てお見せします。専攻の専大附属は×○○○○、日大二は全員決めました。日大二の次の相手は都立杉並総合高校です。
kumazemi's favo rite players:専大附属の1番(GK)
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